あらすじ
インプットもアウトプットも「すごい法律家」の読書法!
30代の頃に弁護士の仕事をこなしながら年間400冊以上を読破し、かつ10年間で50冊以上の単著を執筆し、いまは大学教授という超人気の法律家、木山泰嗣氏。
同氏が、弁護士になってから習慣にしている、仕事にも学びにも効く読書法を一挙に紹介します。
例えば、文書の要素を分解し数値化する読み方、共通項を見つけながら複数の本を同時に読む方法、5W1Hを意識する読み方、マーカーや付箋の活用法、事実と意見を分ける読み方、小説を史実とフィクションに分けて読む方法、「外れ」が少ない賢い本の選び方など、読解力はもちろん、記憶力、思考力のすべてを鍛えることができる著者独自の手法が満載です。
「本を書くのも読むのも、好きでたまらない」という木山氏ならではの、読書を楽しむコツ、忙しい人でも読書を習慣化できる秘訣、さらには同氏おススメの書籍紹介も随所に盛り込まれています。
漠然とした読書から一歩先行く「意識的な読み方」を身につけたい読書家はもちろん、これまで読書の習慣がなくても、これから読書を習慣化したい人まで、おすすめの一冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
読書欲を駆り立ててくれる一冊だった。好きな本を自由気ままに読む。深く交わりながら読む。スキマ時間を利用して少しの時間でも読書の習慣をつける。本の世界に浸って現実と違う世界にいる感覚を味わう。読み終わりそうになったら次の本を読み始め併読状態にする。さて、次の本を読み出そう。
Posted by ブクログ
見栄をはるな
自分のタイミングで自分が読みたいものを読めば良い
読書はあくまでも自分ひとりの為になされる
他人は関係ない
速読というよりは経験により認知できる範囲が徐々に拡大されて、より素早く理解できたり飛ばし読みできたりするだけですよん
村上春樹に対しての愛がとても深いです
Posted by ブクログ
最近よく出る筆者がやっている読書法とその考え方、オススメの本の紹介がある本。
付箋やマーカー、ドッグイヤーを使った読書方法、本の選び方などなど……
大抵他の本にも書かれている内容ではあるので態々この本を読まなきゃいけないという感じではない。しかし、読みやすさはあるので他の読書法の本で読みにくいと感じたら手に取ってみるのもありかと思う。
個人的に本の選び方で、自分が尊敬する人・好きな人が勧める本にハズレはないという話は納得した。
Posted by ブクログ
とにかく読書を楽しもう!というメッセージが伝わってきた。実用書はどうしても「学ばなきゃいけない」と思ってしまい、本を開くのに気が重くなることもあるけど、やはり読むことが楽しいと思うのが大事だと感じた。引用された書籍はかつて難しそうだと思ったものもあったが、紹介文を読むと不思議と読みやすそうに見えて読みたくなった。今後も読書がはかどりそう
Posted by ブクログ
ベースとなる記憶力や思考力は人により能力差があると思っているため、著者の考え方は1つの事例として捉える必要があると思うが、随所に参考となることが書かれていた。
自分は本を読むことで冊数をカウントし、読んだ冊数をノルマのように考えている部分がある。この本から、純粋に読者自体を楽しめているか考えさせられた。また、読んだ本を反芻して思い出すことで記憶への定着を図り、思考力を高めることも意識するようにしたい。
Posted by ブクログ
速読不要。好きな本、おもしろいと思える本を自由気ままに読めばよい。読んでて眠たくなる本など途中でやめてしまいなさい、本は読めば読むほど読む力が付く。仕事に関する本はそうもいかないけど。。
Posted by ブクログ
『読書は楽しんで自由にやればいい』
30代になってから読書を始めた遅咲きの著者の、しかし効果的な読書法をまとめた一冊。
読書は、楽しんでやるのが大切。なぜなら、そうでなければ習慣にはしにくいから。
ちなみに著者は「アンチ速読派」とのこと。だから、「速読」を求めてこの本を手に取ってはいけない。前情報として、これは大切な点だと思う。
ボクは、「記憶力」を上げる読み方と「思考力」を上げる読み方というサブタイトルが気になって読んでみた。
要約すると以下。
・基本的に、読書中にメモや感想文はいらない。
・没頭して、とにかく読み進めることが、記憶に残る読み方。
・5W1Hを常に意識しながら読むと記憶に残りやすい。
・小説を読めば雑学が増える。そして、小説で読んだ専門用語は忘れない。ストーリーとつながっているから。
・速読より、多読。多読しているうちに結果的に読書スピードは上がる。
などなど、ほかにも盛り沢山の内容。
著者と同じように、いい歳こいてから読書して学んだろう!(ちなみにボクもそのひとり)なんて人にぜひ読んでみてほしい。