木山泰嗣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「税金は理屈で作られる」というのが本書の至言。で、この話を聞くとネットのミームというか、有名なコピペで、働いたら罰金(所得税)、買ったら罰金(消費税)、持ったら罰金(固定資産税)、 住んだら罰金(住民税)、飲んだら罰金(酒税)、乗ったら罰金(自動車税・ガソリン税)、起業したら罰金(法人税)、死んだら罰金(相続税)、貰ったら罰金(贈与税)・・みたいな秀逸な皮肉を思い出す。
これを本書では、もう少し正式な言い方で、マンションを売って、値上がり益を得たから「所得がある」という理屈(所得税)、マンションという「不動産を取得した」という理屈(不動産取得税)、マンションという不動産の所有権の「登記をした -
Posted by ブクログ
伝わる文章=読み手への心遣いができている
心遣い=読んだ先に相手がどんな行動をするかまで想像する
読んてもらうこと=相手の時間を奪う
1.読み手を想像する
先回りして情報を提供する
固有名詞で記載し、解釈を読み手に委ねない
日時・場所・範囲・期限を意識する
事実+自分の視点で書く
2.簡潔に書く
1文は短すぎるくらいがいい
主述の関係を意識する
もっと合う表現を探す手間を惜しまない
内容に関係ない表現は思い切って削る
信用される文章は簡潔に言い切られている
3.曖昧さを無くす
断定できる事実と推測した意見を分ける
★「確か~だったと思う」は責任回避の文章
含みを持たせず -
Posted by ブクログ
『読書は楽しんで自由にやればいい』
30代になってから読書を始めた遅咲きの著者の、しかし効果的な読書法をまとめた一冊。
読書は、楽しんでやるのが大切。なぜなら、そうでなければ習慣にはしにくいから。
ちなみに著者は「アンチ速読派」とのこと。だから、「速読」を求めてこの本を手に取ってはいけない。前情報として、これは大切な点だと思う。
ボクは、「記憶力」を上げる読み方と「思考力」を上げる読み方というサブタイトルが気になって読んでみた。
要約すると以下。
・基本的に、読書中にメモや感想文はいらない。
・没頭して、とにかく読み進めることが、記憶に残る読み方。
・5W1Hを常に意識しながら読む