木山泰嗣のレビュー一覧
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税法の基礎知識を学ぶために読書。
・武富士事件
・マグナカルタ
・地租改正
・アメリカ独立戦争 代表なくして課税なし
・シャウプ勧告→税制への提言
・重要判決
サラリーマン税金訴訟
ストック・オプション訴訟
・文理解釈が大原則
ホステス源泉徴収事件
・拡張解釈
レーシングカー事件
・青色申告
帳簿保存義務あり
青色申告特別控除
青色事業専従者給与
・その他
タックスミックス
垂直的公平、水平的公平
トリクルダウン→法人税が減税されれば、会社が設備投資などにお金を使うようになり、雇用も促進され、消費も上向くはず、という理論。
目的論的解釈
類推解釈 -
Posted by ブクログ
《弱点を質問攻めにする》
・どのような意見でも、必ず、その立場によって「強い面」と「弱い面」があります。声の大きい人,押しが強い人は「強い面」をたくみに強調して、議論を有利に進めます。
・議論のポイントは「相手の弱点」を攻め続けること。攻め続けるというのは質問し続けるという意味。自分の弱点ではなく、相手の弱点に目を向けて、その弱点をさまざまな角度から質問する。話題の大半が「相手の弱点」になれば、相手の主張が弱く見えてくる。
→自分の議論,会話を考えると、相手の弱い面が見えたとき、いたたまれなくなり話をずらす傾向があると思う。また自分の弱い面が出たときに謝罪に回り、そこに集中していってしま -
Posted by ブクログ
字数は少なかったけど、内容はまぁまぁ面白かった。
・議論で必要なこととして、
まず相手にどう勝ちたいのかを決めることによって、その方法が違ったものになる。
例えば相手の気持ちを害さない様に自分の意見を通して納得させるには、相手の細かい言葉尻などを指摘しない。
まず相手の話をしっかり聞き、そこで相手を褒める。
しかしただ褒めるのではなく「一生懸命調べたこと」とか「熱意がある」ことに対して褒めるであって、こちらに不利になる意見を褒める訳ではない。
相手を屈服させる為の議論であれば、言葉尻などを責めたりするのも有効。
しかし言葉尻ばかり責めていると、自分の意見に自信がないと捉えられることもあるので -
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人と話している際、または議論している際、このままだと相手の言いなりになってしまう、という危機感を感じることがある。そして、それを防ぐために、さまざまな抗弁をすることになる。
その抗弁をパターン化したのがこの本である。
「弁護士だけが知っている」はちょっと言い過ぎで、書いてあることのほとんどは皆が普段実施していることである。
例えば、「相手の入っていることを受け入れる気がないときに、相手の細かいミスを指摘し続けろ。そうすると相手の戦意が落ちてくる。」というような内容が書かれている。これは、(少なくとも私は)知らず知らずに実践していることである。
このように書き物として整理されると、パターン化、体 -
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民法について。第一部で民法の基本について学び第二部で具体例から民法を学ぶという形式。民法とは民間の人同士の争い事に関するルールである。簡単にするならば、ある人がある人に対して「請求できる権利」を持っていると言える場合のルールを定めた法律である。民法は総論、物権、債権、親族、相続の5編からなり、第一編から第三編は財産法残りは家族法である。善意の第三者の存在や特別法の存在など
複雑な部分もあるが、本書を読めば法律を学んだことがない根っからの理系人間でもある程度のことは理解できる。今後賢く生きていくためにも多少なりとも民法について知っておきたいと感じた。 -
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「税金は理屈で作られる」というのが本書の至言。で、この話を聞くとネットのミームというか、有名なコピペで、働いたら罰金(所得税)、買ったら罰金(消費税)、持ったら罰金(固定資産税)、 住んだら罰金(住民税)、飲んだら罰金(酒税)、乗ったら罰金(自動車税・ガソリン税)、起業したら罰金(法人税)、死んだら罰金(相続税)、貰ったら罰金(贈与税)・・みたいな秀逸な皮肉を思い出す。
これを本書では、もう少し正式な言い方で、マンションを売って、値上がり益を得たから「所得がある」という理屈(所得税)、マンションという「不動産を取得した」という理屈(不動産取得税)、マンションという不動産の所有権の「登記をした -
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1章で民法の基本、2章で事例での解説で分かりやすく民法に触れることができた。
契約の解説には愛人契約が使われることが多いようだ。
「契約の客観的有効要件」の社会的妥当性がない場合は有効とならない。
愛人契約は既婚者が配偶者以外の者と継続的に性的関係を持つことを条件に金銭契約を結ぶこととされるが、公序良俗に反し、社会的妥当性がないと解され無効となる。
学びになったポイント
•クリーンハンズの原則
法は汚れた手の人には手を貸さない
•利益衡量
私人同士の取引について、それぞれの行為や利益を天秤にかけ、「だれが1番かわいそうか」(だれに責任があるか)によって結論を出す考え方