安藤俊介のレビュー一覧
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老人がキレる3つの理由の中で、
身体的理由について、なるほどと思った。
たまにスーパーのレジでキレている老人を見かける。それは、老いによりさっさとできないことが増える→レジでお金を出すのに手間取る→スムーズにできない罪悪感→それを誤魔化すために店員さんに文句をつける。
物言えぬ、動かせぬ赤ちゃんが泣き叫ぶのと同じようなものなんだなあと感じたが、さらに読むと、
人は以前できたことができなくなるということに、ひどくストレスを感じる生き物なのだそう。
初めから何もできない赤ちゃんよりも、できていた経験があり、老いによってさまざまなことがスムーズにできなくなった老人のストレスは、計り知れず、それ -
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ネタバレ
アンガーマネジメント入門
価値観の違いが怒りを生む。怒りが発生したら自分のどんな価値観と衝突しているのか考えてみる
価値感を受け入れられないから怒る。多様な価値観がある。自分の価値観が正義ではない。もちろん、普遍的な価値観はある。
怒りは、自ら選択している。
動物にとっては、闘うか逃げるかを選択するための命令が怒り
同じ出来事でも怒る人と怒らない人がいる。自分の価値観と合わない出来事だと認識すると怒る
行動の修正は認識の修正より短期的にできる
アンガーログで認識エラーつまり思い込みで自分の怒りを作っていることを認識。コアビリーフに気づく
なぜ怒るのか?という原因追及でより怒ってしま -
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高齢者が怒りっぽいのは?
1 『身体的な理由』
例 レジで会計をしようとお金を取り出すのに苦労し、手間取っていることに罪悪感を感じ、誤魔化したいために店員に何か文句を言って気を紛らわせようとする
2 『社会的な理由』
例 社会で敬われ、大切にされるはずの存在である自分達が邪険に扱われて良いわけがない…という意識がある
3 『個人的な理由』
例 キーワードは執着、孤独感、自己顕示欲。特に自己顕示欲が強い人にとって、自分の存在が小さくなることは許せない
対処法は?
1 『公共の場でキレる高齢者に対して』
正義感から怒れる人は、「自分は正しい、相手は間違っている」と思い込み「相手を正すことこ -
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アンガーマネジメントの第一人者、安藤俊介さんの著書。同者の別の本と違うのは、タイプ別の怒りのきっかけと、その対処法をまとめていること。歴史上の人物を当てはめているのも興味深いです。
職場でイメージできるシーンが多く描写されていて、思わず本に実名をメモするところでした。危ない。危ない。
一つ、作中にあった、必要に応じて怒っていい、という言葉。これは反対です。怒らないにこしたことはない。叱るも、できれば控えたい。
教育者はおろか、親としても半人前ですが、怒りから生まれるものを肯定してはいけないと思っています。
それを肯定した結果増えているのが、いわゆるヘビークレーマーではないでしょうか。世 -
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ネタバレうーん。怒り=べきが裏切られる×マイナスの感情、状態は確かにそうだろう。ほんの少し変えるだけで幸せになる、というけど、結構な無理ゲーも入ってる気がする。
自分の食に関する言葉をメモする。コアビリーフのうち、罪悪感が高いがまだ何とかなるものを相手にする。できるものをできる範囲で取り組む。あまりきついものは専門家を頼む>そこかい。食べたくなったら散歩する、写真を撮る。>仕事中どうするかだよね。幸せのためにやっていることで不幸になることをやめる。丁寧な食事ができないことで不幸になるなら、幸せのために我慢していることをやめる。しかといいそうになったらもという。生活の速度を落とす、情報を減らす。自分に甘