佐野洋子のレビュー一覧

  • シズコさん(新潮文庫)

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    病院での待ち時間に読んだ。前から読みたかったのに、癌で亡くなった後になってしまった。時代に決定的に揺さぶられてきた家族の歴史。登場人物たちの、個性豊かな生きざまは、リアルに過ぎて。
    たくましいと言っていいほどの母が病院で次第にあくが抜けていくみたいに描かれているところは、死に向かい流れる時間の、ある意味理想の姿のように思えた。その母の、人間から仏に近いような在り様に、佐野さんは、ずっと責めてきた自分が赦されたと感じる。
    4歳から触れることのなかった母の手をさすり、包み込む。
    病院で、検査の結果を待ちながら、周りの視線気になりつつ涙ぐんでしまった。、

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    2019年01月16日
  • 私はそうは思わない

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    質問形式で佐野さんが答える、というエッセイ。ハッキリした佐野さんの個性が全面に出ており、愉快。バッサリと物事を言う姿勢、なかなか良いです。

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    2011年02月11日
  • ふつうがえらい(新潮文庫)

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    恋について、子どもについて、
    説得されてしまった気分。
    でも、これが自分の母でも、恋人の母でも、
    どっちもちょっと嫌だな、とは思った。
    近くにいないので、ステキと言っていられる。

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    2010年06月17日
  • 私はそうは思わない

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    言いたいことや思っていることをはっきり言うことはとても大切なことだと思った。自分の思っていることは
    はっきり言った方がいいと感じました。私もこの人のように生きていけたらいいと思った。
    自分の好きなところは、「私は気分転換などしない気分転換する必要はない程陽気で幸せな人なのではない。」
    というところ。やっぱり自分の意思は貫きとうすことが一番大事だとおもいました。
    これからも貫きとうせるように頑張ります。

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    2009年10月04日
  • 友だちは無駄である

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    体験からそのままでてきた友情論。友だちは何の役にも立たないから無駄だという。
    深い。
    たしかに、友だちを何かの手段に「使って」はいけないのだ。何かに「使う」ようでは友だちとは言えない。

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    2009年10月04日
  • 友だちは無駄である

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    タイトルとはまったく逆の内容。聞き手の谷川俊太郎さんに対して佐野さんがあの口調でばりばりお話をするというスタイル。友だちは年月が大事とおっしゃる。長さには関係ないという結論に至りつつあるわたしには少々共感しかねる部分も。

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    2009年10月04日
  • 神も仏もありませぬ

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    この人の文章は、軽やかでさっぱり(サバサバ?)していて読んでいて気分がいい。生き方、考え方もさっぱりしていそうだ。そして暮らしが楽しそう。そんなエッセイ。わたしなぞは爪のあかを飲ませていただく必要がありそう…。

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    2009年10月04日
  • ふつうがえらい(新潮文庫)

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    短編で構成されている。特に『読書の原点』が好きかな。自分がわかる本とわからない本があってもそれを素晴らしいといい。私は、自分が読んでも良くわからないと、自分の脳みその薄さが嫌になるのだが、この言い切りがすごくいい。人生も、少しずつわかって来た時、やはりわからないという事が分かって、謙虚になれるという、ここに気づけるところがすごい。

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    2009年10月04日
  • 神も仏もありませぬ

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    佐野 洋子さんのユーモア光るエッセイ。ストレートで潔い著者の語りが胸に響きました。歳をとるのってそういうもの?どの年代の人が読んでも勇気づけられる一冊な気がします。

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    2009年10月04日