宝井理人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
「城谷さんを一番めちゃくちゃに出来るのは俺です」
二ヵ月ぶりに再会し、初めて自分の意志で黒瀬の手を取った城谷。
タクシーを拾い二人で帰途につくが、黒瀬は先に降りて、あっさり帰宅してしまう。
とっさにあとを追う城谷だが……?
無愛想なカウンセラーと潔癖症の社長秘書の恋、黒瀬の過去も明かされるセンセーショナルな第5巻!
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他の商業BL作品では類を見ない特典の多さと豪華さに改めてその人気っぷりを実感しつつ、手に取った第5巻。
面白かったし、萌えたけど、二人が「これぞ恋人同士!」って言うような甘い雰囲気になるのはまだ少し時間がかかりそうな予感がしました。
それに、何だか不安要素が増したような…(^^;)
でも、エロは良かったです。絵が綺麗なのでとってもイヤらしく見えます。
特に城谷の*描写が素晴らしい…(笑)宝井先生のトーンの使い方、凄く好きです。
あとはパンパンされてる時の城谷の喘ぎ声が可愛かった…。
みさくらあんまり好きじゃないけど、「やらっ」は萌える…(笑)
そして今回、一番衝撃的だったのが黒瀬の過去。
5巻にしてようやく彼の性癖の原因が明らかになったのですが、なんていうか、思ってた以上に歪み過ぎてて「やっぱり俺は特別だったんだ」のシーンで少しゾッとしました。
近所に済んでいた不潔恐怖症の西垣の存在。
自分のせいで西垣が自殺したかもしれないと知った幼い黒瀬は、自分の軽卒な行動を後悔し、今度こそ自分が西垣みたいな人を救うのだと贖罪のような形でカウンセラーを目指して今に至るらしいのですが…。
正直、これは…って感じですね(^^;)
とりあえず、西垣という男の存在が黒瀬の中で凄く大きいのは良く分かりました。
ここで問題になるのが、黒瀬は城谷を西垣と重ねて見ているのではないかという事。
つまり、「黒瀬って本当に城谷の事が好きなの…?」と、私は読んでいて少し不信に思ったんですね。だって黒瀬は元々、潔癖性の西垣の事が好きだった訳で、城谷に引かれたのも元を正せば黒瀬の中に西垣の存在があったからな訳ですから。
潔癖じゃなくても城谷を好きになったと黒瀬は言いますが、正直、嘘くさいなって思ってしまいました。タイミング的にも(笑)
その口説き文句は誰が見てもラブラブ!って言えるくらい二人の関係が深まってから言ってほしかったな…(´・ω・`)
とにかく今の黒瀬は謎が多過ぎますし、何より城谷を純粋に愛してるのかどうかがイマイチ伝わって来ないので、そこがハッキリ分かるまでは今回のようにモヤモヤが残り続けると思います。関係だけ見たら進展してるけど、二人の心の距離が本当の意味で近付くのはきっとまだ先なんでしょうね。
早くラブラブになって心の底から二人を祝福したいです…!
因みに、今回も「ここで終わりか〜!><」ってところで終わっています(笑)
黒瀬を見つめる女性の正体やいかに…!?6巻が楽しみです♬ -
Posted by ブクログ
ネタバレ「待て」の態勢で待機していた5巻目!
エレベーター密室で二人からの続き。城谷は黒瀬に距離を置かれて、やっと自分の本心に目覚めています。
身体から始まり、治療という抑制された関係だったので恋人同士とは言えないかんじでずっとヤキモキさせられていました。
でも、今回城谷くんがとても自分の気持ちに素直に向き合うようになっていて…!かわいかったです。
そして黒瀬も「かわいい」とか「捨てないで」と思った事正直に打ち明けていてびっくりでした。
後半やっと恋人同士らしくなってきたようでもあるけど、まだまだ安心できない部分もいっぱいあるんですよね…
そんな気持ちになったのは、黒瀬の過去が描かれていたせいで。彼の生い立ちにはやはり人格形成における闇がありましたね…気になります。
エロ的には、やっとというかついにというかw
黒瀬がかなりハードにあれこれ城谷を攻めていました。アレで縛る管理って初めて見ましたwww何もかも受け入れてる城谷がすごくエロかわいくて萌えました!
いつも楽しみにしているキュン萌えな描き下し、言いたいのに恥ずかしくてどうしても言えない城谷くんがかわいかったですww -
購入済み
ライトな推理小説?かな
作者が言うように、宝井理人さんの表紙とストーリーが極matchな感じです。
どこか浮世離れしてるのに興味惹かれるキャラたちが好感が持てました。淡白なんだけど、響いてない訳でもなく実は物凄く葛藤してる感じとかも。晴は昭和40年代の古きよき谷中の風情とmatchしてるイメージで、蒼一郎のゆとり?っぽい抜け感がまたいい感じです。
でも一般的な視点で考えると…
推理小説を求めたとするなら、タッチの軽さに物足りなさを感じるかも知れないし、
恋愛小説を求めているならばそれも、爽やかさによって裏切られてしまうかも。
と、ちょっと思ってしまいました。
とは言え私自身は、変わり種の題材が主人公の過去の鍵となって進む物語が読みやすい文章に後押しされてる印象で、グイグイ引き込まれてしまい…気がつけば3巻一気読みだったわ~。
続きがとっても楽しみです。 -
Posted by ブクログ
シリーズ3作目。今回の対象は仏像で、晴の過去に纏わる贋作が絡んだ事件の話。晴の過去に起きたいろいろな事が明らかになっていきます。今回は、蒼一郎の姉や晴の大学時代の元カノやら登場人物も増えてきて、鑑定や事件というより、人間模様が主になった感じ。真澄さんに加え、刑事の矢田さんまでロマンスに(笑)元カノさんは、晴の暗い過去に一枚噛んでいるようで、まだまだ何かありそう。とはいえ、大きな括りとして一段落ついたような感じなので、次の新たな章の始まりを期待します。
しかし晴の無自覚は罪作りですね~。他人を思いやり優しくするのは晴にとって通常なことで、他意はないから、勘違いを生んでも本人は無自覚。晴さん、暗い過去がなくても、なかなかに曲者です(笑) -
Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
「どうして欲しいですか? 自分で言えたらもっと汚してあげます。城谷さんの中」
黒瀬(くろせ)の指に、言葉に、翻弄される城谷(しろたに)。
そんな彼に黒瀬は告げる。
「城谷を好きになった理由」を……。
ショックで黒瀬の元を飛び出した城谷は、疼く体に自ら手を伸ばしてしまい、ずっと目を背けてきたトラウマを呼び起こされる――…。
無愛想なカウンセラーと潔癖症の社長秘書の恋、城谷の過去も紐解かれる激動の第4巻!
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前回とは雰囲気がガラリと変わって、シリアス強めな仄暗い印象の巻でした。
エロの方もテイストが変わって、前回が甘めなエロだったら、今回はちょっぴり辛めなエロです。玩具の下りがどうなるのかとワクワクしながら本を開いたのですが、まさかお尻パンパンされるとは思ってなかったので黒瀬のS寄りな行動にかなり吃驚しました。
しかもここ…黒瀬がかなり興奮していたようなので、あの全く表情を変えない黒瀬が…!!?とそこでも衝撃を受けました(笑)
そしてここへ来て城谷のトラウマが完全に明らかになった訳ですが…まぁ、ぶっちゃけ「だろうな!」って感じでしたね、うん。
こういうストーリー重視のBL作品には必ず悪い女が出て来るものです。
薄々予想出来ていたとはいえ、やはり胸糞悪いものは悪い!
城谷のお父さん優しそうなのに…どうしてこんな悪女なんかに引っ掛かっちゃったんだろうか…。自分が同じ立場だったらと思うとやっぱりトラウマになると思うんですよね。本当に城谷が可哀想。
あとは黒瀬ですが、エレベーターの下りの彼はちょっと怖かったです。
あの何考えてるかまるで分からない、狂気を孕んでそうな冷たい瞳に本気で「あれ…ちょっとこの子ヤバいかも…」と思いました。
何かどんどん彼の黒さが増していってるような気がするんですよね…。
それでも最後は仲直りというか、元の雰囲気に戻ったので安心しましたが。
確かSの人はMの人を褒めてあげるのも大事なんでしたよね。
そうえば、黒瀬も最後はちゃんと城谷のこと褒めてたなぁ…。
ていうか読み終わってからハッと気が付いたのですが、次で5巻なんですね!
ページ数にしたら相当な筈なのに、まだ進展してるんだかしてないんだか
ハッキリ分からないとはどういう事なんでしょう…!?(笑)
それでもエロは割と順調に進んでる方かと思ったんですが、次で5巻と考えると進みが遅いような気もしなくもないというか…。
次はもう少し二人の心の距離が近付いてくれたら良いな、と思います。
因みに本編が割と暗めだったので、描き下ろしの和やかさは救いでした。
特に黒瀬と野良猫のお話がほのぼのしていて良かったです(笑)