旭炬のレビュー一覧
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ネタバレ今回もマリーローズ文庫にしてはおもしろかったです。
最近よくなったのかなぁ。
記憶喪失で競りにかけられたイーリスを助けてくれたのは、イスカンリア皇国の千人隊長であるヴィクト。
ヴィクトはイーリスに好意を寄せていたけど、そこは主君の妹だから、我慢してました。でも、イーリスの方が我慢できなくて、ヴィクトを誘いまくりで、それに乗っちゃうヴィクトがよい感じです。
身分を捨てて、夫婦として生活してたのに、記憶をなくす原因となったキズを治すため、城に戻ることを決意したヴィクトの姿は切ないです。城に戻って手術したら、綺麗にヴィクトとの甘い関係を忘れてしまいましたけど、ヴィクトの妻のイーリスが自分と分か -
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ネタバレマリーローズ文庫はあまり期待していないときが多いんですけど、読み進むうちにおもしろくなって、一気に読んでしまいました。
最初モダーヴ王国での話が、ひたすらチョコレートとワッフルの話になってて、この国の人って平和ボケっていうか、なんか変な薬でもやってるのか?ってくらいでしたけど、アデリーヌがヴォルプスヴェーデ皇国にやってきてからは、前向きなアデリーヌがなんともかわいらしくて、それにジークヴァルトがひかれていくってのは分かる感じがしました。
ただ、この手の文庫にしては、Hシーンは控えめ。
途中まで全然甘い話にならないし、後半出てきても他作品に比べると半分もないかもしれませんが、この二人がドロド -
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【エロ注意】名前を見ただけで、もしかしてと思ったら、乙女向けゲームのシナリオを書いてるひよさんの作品でした。
ひよさんのシナリオは、バッドエンドも楽しめるっていう感じが好き。元々は声優さん目当てでゲーム買って、そこからハマりました。
あと、柔らかい文体なのに、エロエロで、けど下品な感じはしない砂糖菓子みたいな雰囲気が好きです。
それで本の内容ですが。敗戦が近い国の王子様に、猫として飼われてる女の子のお話です。
倒錯的で、ちょっと狂ってて、お互いに束縛して依存しあってる。
バッドルートよりの話ですが、逆にそれがよかったです。
初ソーニャ文庫だったんですが『執着系乙女官能レーベル』らしい -
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ネタバレ呪いを引き寄せてしまう体質の侯爵令嬢・メルリア。そんな彼女が今回、引き寄せてしまった呪いは何と幽体離脱してしまう呪いで・・・。幽体の姿は周囲の人たちには気づいてもらえず、主治医ならぬ主魔法使いガルシアにもメルリアの姿は見えない。そんな時、呪いの解呪を専門としている「緋白の大魔女」の噂を聞いたメルリアは幽体の姿でその人物を会いにいく。けれど、その「緋白の大魔女」の生まれ変わりと噂される人物は呪いの解除にしか興味を持たない変人で、メルリアは彼に研究対象として拘束されてしまい・・・。
生まれた時から呪いを引き寄せてしまい、結界の張った屋敷から出られず、しかも幽体離脱までしてしまうなんて、なかなか悲 -
購入済み
作者買いです
しかし、どれだけ悔しいからって自分の兄弟や家族を殺したくなるのか
しかも家族ぐるみで
いやぁ、読むだけで滅入る話はなかなか辛い
今回はちょっと嫌な感じが残りました -
ネタバレ 購入済み
王太子オズワルド
フィオナはウォルフォード家の使用人から丁重に扱われました。結婚を決めた翌日、セドリックは登城して王太子オズワルドに結婚を報告すると急な話なので、驚かれはしたものの祝福してくれました。一方、フィオナの結婚報告を受け取った義妹はそれが気に入らないようです。これまでも散々虐待してきましたが、これからもよからぬことをしでかしそうです。それにしてもセドリックの指輪の秘密とは何なのでしょうか?
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ネタバレ 購入済み
セドリック
セドリックはフィオナに婚約条件を告げました。それによると婚約は2年限りで、そのあとは離縁するといったものでした。でも彼女はそのことを事前に告げてくれたセドリックのことを誠実だと言いました。セドリックはこれまでにもこの屋敷にやって来た令嬢たちにも同じことを告げ、令嬢たちは婚約することなく去って行ったのですが、その令嬢たちとは違う反応の彼女に少し戸惑っているようです。早く彼女の良さに気づいて欲しいですね。