感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2013年10月11日
今回もマリーローズ文庫にしてはおもしろかったです。
最近よくなったのかなぁ。
記憶喪失で競りにかけられたイーリスを助けてくれたのは、イスカンリア皇国の千人隊長であるヴィクト。
ヴィクトはイーリスに好意を寄せていたけど、そこは主君の妹だから、我慢してました。でも、イーリスの方が我慢できなくて、ヴィ...続きを読むクトを誘いまくりで、それに乗っちゃうヴィクトがよい感じです。
身分を捨てて、夫婦として生活してたのに、記憶をなくす原因となったキズを治すため、城に戻ることを決意したヴィクトの姿は切ないです。城に戻って手術したら、綺麗にヴィクトとの甘い関係を忘れてしまいましたけど、ヴィクトの妻のイーリスが自分と分かったときとか、二人の抑えきれない思いがよく出てたと思います。
当て馬コーザ王子は、服装の趣味が最悪とか帽子がださいとか、王子様なのにいろいろ言われた上に、最後は殺されちゃって、悪役なんですけど、ちょっと不憫になりました(^^ゞ
何も殺さなくてもって思いましたけど、やっぱ、殺しておかないとまた変な悪巧みとかしちゃうのかな。
二人が結婚したあとの話も最後に書かれてましたし、Hは控えめですけど、こういうのもよいですね。
表紙が素敵で購入しました。
本の挿絵は綺麗です。特にヒーローのイラストは好みでした。
ですがヒロインが私的に好みではありませんでした・・・。
ですので、感情移入が出来ませんでした。うーん(*_*)
大変残念です。
ヒロインは記憶をなくしてる設定なんですが、馬鹿すぎて性格もかわっていてイライラしてしまいます。
助けてくれたのに文句をいい、王女のことも知られたら不味いのにばらし男に助けてもらい……
ヒーロー不憫