榛野なな恵のレビュー一覧

Papa told me 4

榛野なな恵

誰であれ、この1冊の中に少なくともひとつは、慰めの言葉や励ましのメッセージ、
勇気をもらえるセリフが見つかるでしょう。

Papa told me 3

榛野なな恵

女性であるというだけで立ちはだかる壁があることや、その壁の絶望的な大きさについて、
我々（男性）は、まだ本当には理解していないのかもしれない。

Papa told me 2

榛野なな恵

ここではなくとも、どこかには本当に、知世のような少女がいる。
そう信じることで、世界に対する諦めが薄れ、希望が湧いてきます。

Papa told me 1

榛野なな恵

一日の終わりに一話ずつ読んでいます。
それだけで、明日も頑張れるような気がします。
そういう気持ちにさせてくれる作品です。

2020年代の今でも、新鮮さを感じるテーマが込められています。
けれどもそれは「私たち」がようやく「目覚めた」という、ある種のアイロニーなのでしょう。

本当の意味でこの作品が古典となることを、願わずにはいられません。

＃癒やされる

みんなが選んだ“心に響き続ける”『Papa told me』傑作選

榛野なな恵

[chiro]

とても懐かしい！子どもの頃に目にしたかもしれないです。強いインパクトは無いけど読んでいて心がジーンと温かくなるような作品ですね。

＃癒やされる

Papa told me Cocohana ver.10 ～となりの妖精～

榛野なな恵

ここまで長く読んできて、一度も裏切られてない。著者には信頼しかない。

・名付けられていない気持ち
・ミトン
・ずっと続く長い孤独な旅
・ルームシェア
・ピンクッション

Papa told me Cocohana ver.8 ～あの日のローズティー～

榛野なな恵

・二人が戦う相手は圧倒敵に正しくて強大。よって立つのは二人の気持ちだけ
・遠くに行く友人。一度世界は壊れる。

Papa told me Cocohana ver.7 ～王女様の中庭～

榛野なな恵

なんでもないコマに小さな涙が。

・自分の部屋
・君は一人じゃないというメモ
・喫茶店でアルバイトして待つ
・空回りのお父さんを見る
・アイドル、ニコ

Papa told me Cocohana ver.6 ～星へ続く階段～

榛野なな恵

胸の奥底を突かれて、泣きたくなってしまう。辛い状態が自分と二重写しになり、ふと訪れる幸運に涙があふれる。

・昔のあの人が今ここに
・お花見
・実は素敵だったなんて、わたし
・お父さんの役割
・最後のすみか、三角州
・ドアマンとの再会
・夏休みが終わらない場所
・かぐや姫
・最後になったかもしれない手紙
・無口の意味

榛野先生のインタビューもある！

Papa told me Cocohana ver.5 ～いつも旅行中～

榛野なな恵

わたしの人生はわたしのもの。この手の中にある。そのことを噛み締め、心が震えた。

・クズな大人の発言
・ドールハウス
・ヒーローのその後
・親との関係
・主題
・彼の遺したもの
・若くして亡くなっても
・お母さんとの再会はクリスマス
・傷付くことは前に進むこと

Papa told me Cocohana ver.4 ～小さな愛の歌～

榛野なな恵

自分のこころという、この得体の知れないものを手なずける練習帳。

・フラダンス
・カフェの原点
・料理
・ポニー
・亡妻のティーセット
・アイドル
・意地悪な人のかわし方

Papa told me Cocohana ver.3 ～薔薇色の休日～

榛野なな恵

自分の中の大切なものを読みながら再び確認する作業をした。
振り返りもいいなあ。

友だちを人生デビュー、笑顔で
あやまらない
お父さんとの時間、解凍する

Papa told me Cocohana ver.2 ～雲のテラスで～

榛野なな恵

つながり
完全じゃないお母さん
うさみんの正月
友だちの手作り
先生最後の日

心の機微が大切に描かれている。

Papa told me ～窓に灯りのともる頃～

榛野なな恵

ビターさと少し上向く感じ。そうこれがPTMの醍醐味の一つだよ。そして、この巻は神巻です。

・子ども好きな大人が苦手な子ども。子どもが苦手な大人。
・公園の地面に言葉を綴る
・緑の指
・でも　こういうプレッシャーは嬉しいね
・だから君はいなくなったんじゃない　この世界全体が君なんだ
・失敗
・入院

Papa told me ～カフェで道草～

榛野なな恵

儚い輪郭からしっかりした輪郭に画風が変わっている。

ビターさが戻ってきた。ヘヴィーではないけど。

・シチューの作り手。自分で作る視点。
・「僕は写真つうり、悪いんだよ
　　わかっているよね」で泣く。
・薬剤師さんのバレンタイン。

Papa told me 27

榛野なな恵

わたしが見つけた法則。幸せ一定保存の法則について、悩む回があった！自他ともに幸せは困難。しかし、挑戦には値する。

Papa told me 26

榛野なな恵

自分の可能性を信じ、待ってくれる人。
本当の仲間。陸上部。円陣のシーンで泣くしかなかった。裏切り者！とかいう人は居なかった。

Papa told me 23

榛野なな恵

心が折れてしまっても、そのことに心を痛めてくれる人が一人いればやっていける。悲しみの底にいるからこそ、涙の浄化作用も感じられる。

ロボット。

夏休み論。目的なき日々の大切さ。

Papa told me 22

榛野なな恵

お父さんがお母さんに。男を降りた。
外からの攻撃ではなく、内からの崩壊が致命的。いい乳であることに満足していることの発見で子供時代が終わった。
戦争が一人の人生を奪う証拠の告発。

Papa told me 20

榛野なな恵

プライドの正当なとらえ方。
夜と物語の関係。
服装という尊厳。

ここに出てくる素敵な男性は、男を降りた人たち。
滑稽で迷惑なのは、男にこだわっている人たち。
フェミニズムが自己決定権の重要さを説いてくれる。その好例が本書。