榛野なな恵のレビュー一覧
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お母さんを幼いころに亡くし言動が大人びている小学生の女の子の知と、作家をしている彼女の父親の信吉の二人が織りなすハートフルストーリーの第三巻。
海辺のリゾートホテルに泊まりに来た知世と信吉。
しかし台風が接近してきたため外に出られなくなってしまう。
そこで一人で来ていた女性客に声を掛けられ...続きを読む -
小さなころに母親を亡くし、作家をしている父親と都会のマンションの最上階で二人暮らしをしている小学生の女の子のハートフルストーリーの第五巻。
放課後、友達の家に遊びに行く報告を電話で信吉に報告する知世。
そこから友達と各自の家のお父さんの話になる。
ある子はお父さんがうっとうしいと言い、別の...続きを読む -
小さなころに母親を亡くし言動が大人びている小学生の女の子と、作家をしている彼女の父親のハートフルストーリーの第九巻。
デパートに出かけていた二人は閉店間際に店を出る。
夜の街を歩きながら5・7・5で俳句や川柳を言う二人。
歩きながら昼間とは違う道に見える夜の街のいろいろなところに興味をひか...続きを読む -
小さなころに母親を亡くし大人びた言動をする小学生の女の子と、作家をしている彼女の父親のハートフルストーリーの第六巻。
家の近所に新しい公園ができた。
そこは前区長の敷地だったがバラ園の管理を彼自身が行うという条件で区に寄贈したらしい。
的場家には最近ボランティアでお休みしていた家政婦の小川...続きを読む -
小さなころに母親を亡くした大人びた言動の小学生の女の子と、作家をしている彼女の父親とのハートフルストーリーの第七巻。
6年生の乾鷹彦くんは父親が議員の男の子。
秀才でクールビューティーで性格もクールだと噂だ。
初等部だけでなく中等部の人にも人気があるらしい。
ただ知世は彼のことをよく知ら...続きを読む -
幼少期に母親を亡くして大人びた言動をする小学生の女の子と、作家をしている彼女の父親のハートフルストーリーの第八巻。
海辺のホテルに四泊五日の日程で泊まりに来た知世と信吉。
リッチなホテルでのバケーションを満喫する。
新聞を読んでいた信吉は支配人に声を掛けられる。
このホテルはかつて知世の...続きを読む -
小さなころに母親を亡くして大人びた思考をしている小学生の女の子と、作家をしている彼女の父親のハートフルなお話の第二巻。
友達の幸子ちゃんから招待状をもらってピアノの発表会に来た知世。
次の日その彼女から誘われて家に招かれた。
とても豪華な家に住んできらびやかな調度品に囲まれて暮らしてい...続きを読む -
小さいころに母親を亡くし作家の父親と二人暮らしをしている女の子のハイソでオシャレなハートフルストーリーの第四巻。
叔母の百合子とバーゲンに行き大量の服を買ってきた知世は家の中で彼女とファッションショーをする。
父親にも買ってきたが当の本人はあまり興味がなさそう。
そこから話は明日来る信吉の...続きを読む -
ある父子家庭の女の子とそのお父さんの生活をオシャレに描いたハートフルストーリーの第一巻。
主人公の的場知世(まとばちせ)は大人びた性格が特徴の小学生の女の子。
父親の的場信吉(まとばしんきち)が作家ということもあって本や編集者に触れる機会が多く年齢の割に語彙が多い。
知世は小さい頃に母親を...続きを読む -
母親を小さいころに亡くし大人びた考え方を持つ小学生の女の子と、作家の仕事をしている彼女の父親の日々を描いたハートフルストーリーの第三巻。
ある宝石店で接客をしている女性はあるイケメンの接客を担当することになった。
彼は小学生の娘に贈る誕生祝に頭を悩ませていたのだった。
そんな彼に自分がデザ...続きを読む -
絵柄が大分変わっていて驚きました。絵から伝わってきた温もりや魔法のような手触りが失われたように思えたのですが、読み進めていくと、この作品の核は変わらずにちゃんとあるんだと実感できて嬉しくなりました。
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今回はファンタジー&センチメンタルな印象の作品が多かったです。
ヤングユーコミックスの頃は、もっと切実で胸が痛くなるようなお話も多かったのですが、ココハナのシリーズではマイルド化しましたよね。(読者の年齢層?ページ数も少ないので、その都合もあるのかな?)
その点、少し物足りない気もしますが、お父さ...続きを読むPosted by ブクログ -
旧版から、通しで3回読みました
3回とも印象が変わる
1回目 戦う知世ちゃんすごい、こうなりたい!
2回目 そこまで世間の人を愚鈍だと見下さなくても…
3回目 ただただ羨ましい!あと部屋がかわいいPosted by ブクログ -
なんだか、ほとんどサザエさんと化してる(笑)
その方が、長く楽しめて嬉しいのだけど、強くんの気持ちがいつか伝わるといいね、とは思う(笑)Posted by ブクログ -
父子家庭の一人娘知世ちゃんとパパのお話。とてもおませな小学生、1人で長い髪を結えちゃうしっかり者さん。作家のパパがだあいすき。パパと知世ちゃんのかもし出す柔らかな時間がとても素敵。ダッフルコートと手袋がとてもシックなパパも素敵。Posted by ブクログ
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家族との関係で傷つき、それを乗り越えていこうとするエピソードの多い一冊。
痛みを克服するには、自らの勇気といくばくかの時間を味方に。いつか、みんなが優しくなれる日を夢見て。Posted by ブクログ -
ほおずき市の話など、信吉さんの数少ないはずだがそれだけに思い入れが強いに違いない思い出話のかけらが切ない。
さかあがりのエピソードも好きだな。なんでも出来るちせちゃんがこういう気持ちを理解することを表現する作者サン、やはりすごいです。Posted by ブクログ -
信吉さんの、もしかしたらジャーナリストとして世界中を駈け巡っていたかもしれない別の人生をふと想像させるところが切ない。いろんな人が出てくるけど、まさおちゃんはいいな。あ、みんなそう思ったから、彼もその後に準レギュラーになっていくのか。Posted by ブクログ
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魔法使いのお姉さんのさすらい方や大事なものだけ記載されたきれいな地図を心にもっているところとかは、すごく共感。旅人として生きることを選択した人間の孤独と魂の平穏。
春を憂うエピソードも、自分の過去にも思い当たる節が。Posted by ブクログ -
ちょっと疲れてきた? と思わせる。人が増えてきたけど、一編ずつの力が薄まってきた感じ。でも、最後の、ちせちゃんがワンピースに一目惚れするエピソードは好きだな。この年代特有の、好きなものへのこだわりがなんだか懐かしい。Posted by ブクログ