紺野登のレビュー一覧

  • ビジネスのためのデザイン思考

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    挿絵が良かった。
    デザインという単語を「形状を(目的に沿うように)決めること」という意味でとらえてしまうので、最後までデザインという単語が出てくるたびに違和感を持って読んだ。
    ただ、ビジネス・商売をデザインというものの見方で切るとこうなるよという話なのかなと。
    そう言う観点では、どのような商売にも、誰のために何をするのかという目的があって、それに合うように商売のやり方(製品やサービス)を決めるのだとも言えるだろう。
    またしばらく間を置いて読んでみたい。

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    2011年10月27日
  • 知識創造の方法論―ナレッジワーカーの作法

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    知識の方法論についての本。知識経営についての指南本。
    相互継続的な学習 検証につながり、発見・体得につながる。

    ドラッカー指摘の知識労働の生産性向上の条件
    ・タスク定義(仕事の目的は何かを主体的に考える)
    ・自律性(働く者自身が生産性向上の責任を負う。自らをマネジメントする)
    ・継続的イノベーション(継続してイノベーションを行う)
    ・継続的学習とコーチング(自ら継続して学び、人に教える)
    ・量より質(生産性は量よりも質の問題である)
    ・自己選択(知識労働者は組織にとってのコストでなく、資本財であることを理解)

    日本人は無思想で技術がある。日本は暗黙知を駆使してテクノロジーを取り入れる反面概

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    2011年08月15日
  • 知識創造の方法論―ナレッジワーカーの作法

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    面白かった.
    学生の頃は斜めから見ていたSECIモデル。
    もう一度読んでみると、たしかに納得。
    前半の哲学の解説もとても勉強になっておもしろかった。

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    2011年08月09日
  • 知識経営のすすめ ――ナレッジマネジメントとその時代

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    ネタバレ

     本書はナレッジ・マネジメントの導入書である(といってよいと思う)。ナレッジ・マネジメントは、この本の著者の1人である野中郁次郎が提唱した企業マネジメントの方法論であるが、この本では、ナレッジ・マネジメントの胆となる概念である「知識」と、組織の成員が集まって知識を創出する「場」の重要性を説いている。

     私自身が本書を読んで重要だと感じた点は、以下の3点である。

     (1) 「知識」と「情報」は、曖昧な形ではあるが、ある程度は区別することができる概念である(著者はあまりこのことを重要視していないようではあるが)。「知識」は「個人や組織(集団)が認識・行動するための、道理にかなった秩序(体系・手

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    2011年04月26日
  • ビジネスのためのデザイン思考

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    世界を変えるデザイン展も紹介いただいている!コトづくりのデザイン、実践的方法論、改めてまとまったものを読んで整理された感触。

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    2011年01月22日
  • 知識経営のすすめ ――ナレッジマネジメントとその時代

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    [ 内容 ]
    日本企業は、二度の石油ショック、ニクソン・ショック、円高などを克服し、強い競争力をつくりあげてきた。
    日本企業に比較優位をもたらしたのは、年功制度・終身雇用という労働形態だけでなく、組織的知識創造をコアとする労働スタイルにあった。
    それは個別的な直感=暗黙知を形式知化して組織全体のものにし、製品やサービス・業務システムに具体化するという組織の運動能力のことである。
    トヨタやホンダ、花王、富士通、富士ゼロックスなど優良企業のケース・スタディをもとに、知識創造と知識資産活用の能力を軸として、大転換を迫られている日本的経営の未来を探る。

    [ 目次 ]
    第1章 情報から知識へ
    第2章 

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    2014年10月27日
  • 失敗の殿堂―経営における「輝かしい失敗」の研究

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    失敗にもパターンがあり、それを示すことで失敗のプロセスを学べる。失敗は起こるべくして起こり、それを受け入れる物理的場所と、心理的安全のある環境が必要である。

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    2022年10月31日
  • 知識経営のすすめ ――ナレッジマネジメントとその時代

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    SECIモデルを勉強する第一歩として手に取り、読みましたが、やや冗長です。
    平易な文章で書かれているため、読みやすいのです。
    ただ、頭にはあまり残らないというか、心躍る感じがなかったです。
    中小企業事例を探したいと思いました。

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    2022年07月07日
  • 失敗の殿堂―経営における「輝かしい失敗」の研究

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    何度も何度も失敗してもいいんだよという本が出るあたり、永遠の課題なんだろうね。。。ワイやらかしたスマンと素直にいうようにするところから始めましょう。

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    2022年01月23日
  • イノベーターになる 人と組織を「革新者」にする方法

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    イノベーション人材に求められる3つの能力は、デザイン思考力、ビジネスモデル構築力、リーンスタートアップ推進力の3つである。

    平ビジネスにおいて自己強化型のループの例としては、顧客が購入する、顧客満足度が上がる、リピート購入をする、顧客の情報が集まる、品揃えが充実する、と言うループを繰り返す例が挙げられる。

    オープンイノベーションの6つの類型には、伝統的垂直統合モデル、自社の知財を他社が活用する例、他者の知財を自社で活用する、他者の知財を自社のビジネスモデルに取り込む、自社の時代を他者に与え自社のビジネスモデルを強化する、他社の知財と連携してエコシステムを形成する、が挙げられる。

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    2021年12月26日
  • 構想力の方法論

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    構想力がこれからの時代に求められる
    計画を立てるだけではなく実践すべし


    知行合一
    知は行の始なり、行は知の成るなり
    行動を伴わない知識は未完成である

    構想力の哲学の系譜なども解説してくれているので内容がとても重い

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    2020年06月08日
  • 構想力の方法論

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    「目的工学」について調べるため通読。かなり広範囲な領域を扱っている。やや難解な箇所はあるが、欧米の直輸入ではない独自の視点があるように感じた。

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    2020年03月12日
  • 構想力の方法論

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    2020.03.02 紺野先生のこれまでのまとめ的な内容でもある。さらに哲学や歴史など、知識の豊富さがよくわかる。私たちは構想しなければならない。

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    2020年03月02日
  • イノベーターになる 人と組織を「革新者」にする方法

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    価値提供=構想×実行
    共感→問題提起→創造→プロトタイプ(たたきだい)→実証
    リーンスタートアップは、すばやく、安上がりに、賢く失敗する!

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    2019年06月04日
  • イノベーターになる 人と組織を「革新者」にする方法

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    新事業を進めるにあたり、参考になることが多々出てきた。この本に出てくるようなことを当たり前にできる会社にしていきたい

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    2019年03月31日
  • 構想力の方法論

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    「ユーザーとプロダクト」という直線的な視点ではなく、「社会とその中に存在する私たち」という立体的な視点で考えないと未来に続く事業は生まれないんだな、というのが教訓。
    ビッグピクチャーにリアリティはあるか、主観はあるか、というのも大事。
    ビッグピクチャーを描くためにはビッグクエスチョンがいいトレーニングになる。

    アートの必要性の話が半分。やってナンボという話が半分。
    後半は流し読み。

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    2019年01月29日
  • 知識経営のすすめ ――ナレッジマネジメントとその時代

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    やはりデカルト的思考からの脱却がなされない限り、個の自己超越、組織の形式知のブラッシュアップは困難である...。

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    2018年12月25日
  • イノベーターになる 人と組織を「革新者」にする方法

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    主に大企業で如何にしてもイノベーションを起こすかを論じた本。様々なところで言われて来た知見をまとめた本になっており、一見して勘所がつかみやすい。一方で真新しい理論はない。
    入門編として読むにはいいだろう。

    ・大企業とスタートアップの違いは、既存事業があるかどうか。スタートアップは大企業のミニチュアではない。
    ・ISO TC279 でイノベーション経営の国際的なガイドラインを準備中。イノベーションは偶然の産物でもなけれぼ、一握りの異端児が行うものではない、という考え

    ◯イノベーションを起こすための羅針盤になる「イノベーション コンパス」
    1. 経営者のコミットメント。口だけでは?行動は変わっ

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    2018年11月04日
  • 知識創造の方法論―ナレッジワーカーの作法

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    著者は野中郁次郎氏と紺野登氏。紺野氏は博報堂を経て、多摩大学教授。
    2003年初版出版、2016年第9刷出版という歴史ある感じの本。野中郁次郎ブランドと、「ナレッジワーカーの作法」という働き方改革的なテーマに誘われて手に取る。

    感想。僕には読むハードル高い。哲学から入り、大枠の話から最後に個社事例。古い本だからかもしれないが、暗黙知から形式知へ、という話は今やもっと平易な本もあるだろうし。僕如きでは消化しきれず。
    問題の分解→並び替えや組み換え→コンセプト化という事が精一杯。

    備忘録。
    ・個人的価値観と科学がせめぎ合うのが経営学。哲学に始まって、多様な学問分野が実践において総合的に立ち回れ

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    2017年09月25日
  • 知識経営のすすめ ――ナレッジマネジメントとその時代

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    知識を第五の経営資源と位置づけ、知識を中核に据えた組織経営を提起している、のだが、本の分量に比してかなり大きなフレームワークであるため、一冊だけで概要をとらえるのはかなり難しい。ものごとの整理で個別に参考になることも多く、読むべき本であることは間違いないが、関連書籍も何冊か押さえるべき。

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    2016年11月27日