高田明和のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ◎読む目的
HSPと発達障害について理解するため
発達障害グレーゾーンの理解も深めるため
◎学び
・発達障害とは脳機能不全、脳の偏りのこと。人それぞれ脳の発達に凸凹はあるけど、その凸凹の差が大きいのが特徴。
・HSPや発達障害の人は社会的な同調圧力からずれてしまうことが原因と生きづらさやストレスを抱えている
・HSPと発達障害には似た症状がある
・対人関係が苦手な人が対人関係メインの仕事につくとトラブルが多くなる
→自分もディレクターしていた時はそうだった。思ったことが相手に伝わらないことがあったし、連絡調整がしんどい
→好きなことや興味あることにのめり込む強みが自分にはある
→確かに一部こだわりがあるところがあるかも、自分なりのやり方でやってみたくなる
・発達障害は遺伝の部分なので、変えることは難しく、活かす方向にシフトしていく。
1人1人同じ発達障害でも個性や得意不得意が違うし、今いる環境で変わる。
だからこそ、誰かに当てはめて自分を決めるのでなく、自分の傾向を知っていくことが大事。
色んな要素が絡み合っているので、全く同じ人はいない。
完璧に正常な人間はいないし、不得意があるからこそ人間ぽさがある。ダメと思わないこと。
・自分にとっての自分の傾向を分析し、周りに伝えること。また気づいたことをフィードバックしてもらって自己理解する。
・他人にあまり関心がないことで、周りと比較しないといった強みもある→影響されにくい
◎アクション
・自分の傾向を分析し、自分の特性に合った環境の仕事を選ぶ
→自分なら苦なくできる仕事は何か?他の人より得意なこと
・得意、不得意、苦手な環境、ストレス源をシートでまとめて自分なりの取説を作る -
Posted by ブクログ
孤独感という心理的な現象に対して、科学的な対処法を知り、高齢者が新たな形で世に貢献して、さらには自分なりの幸福感を得るにはどうしたらよいかを述べてあります。65歳過ぎて70歳代あたりの定年退職者に、お勧めの一冊です。
孤独感はどこからくるのかについての説明は参考になりました。意外にも腸内細菌とも関連があるのですね。
孤独にならないために社会と関われとか、働けとか、趣味に励めとかいった皮相の対処法ではなく、著者の率直な人柄が窺える良い内容です。
家族、友人、子供たちとも、いつかは別れが来る。そのたびに、自分が孤立したとは思わないことだと、著者は述べています。自分が変わってきたのなら、相手も変わっている、昔と同じ関係は期待しないこと、これは当然ですね。子供との関係についても、なるほどと自分が思い当たることもありました。参考になりました。
ただ、一人では判断に迷う問題が生じたときに、身近に家族なり友人なりがいないと、いくら気楽で一人で決められるといっても、相談もできないのでは判断に迷うときもあるでしょう。今はネットで検索すれば大概のことは分かりますけど。
暇があれば昔を思い出して嫌なことをあれこれと思い出してしまうので、暇があれば家事をして、生野菜を食べる、それでも暇があれば、一人でできる楽しみを見つける。これからはそうしようと思いました。
-
Posted by ブクログ
タイトルどおり、気持ちが軽くすっきりとする内容です。とくに高齢の方にはお薦めしたいと思います。
うつにならないために、著者自身が試行錯誤して探し出した方法の総まとめともいえます。
具体的には、第3章「過去のことは思い出さない」において、心が曇る過去は思い出さなくていい、この言葉には大いに救われました。
第7章「自分を責めない」において、親鸞の考え方を紹介していますが、罪や障りが多いほど功徳も多くなる、という考え方は大変参考になりました。善行を積むことによって未来の因縁が変わる、まさしくそのとおりだと思いました。
第10章の食べ物(腸内細菌)とうつとの関係については新しい知見で、食材には気をつけねばならないと思いました。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ腸内細菌と脳の働きには相関作用がある。腸内細菌がセロトニンやドーパミンといったホルモンを作りだす。だから腸内細菌を整えれば、脳の働きもよくなる。逆もまた然り。
発達障害児やHSPの人は腸内環境が良く無い傾向がある。だから、健常の人の腸内細菌入れれば改善する可能性がある。
サプリメントと天然の栄養では、腸内での働きが違うと言われている。だから、天然のものをきちんと食べて、栄養を摂取する必要がある。
また腸内環境を整えるためには発酵食品がとても大事である。
所感
「脳腸相関(腸脳?)」や「腸は第二の脳」という言葉があるぐらい、脳と腸の関係は重要視されている。臓器において初めに作られるのは腸であり、生きていく上で非常に重要な器官なだろう。
「相手の気持ちがわからない」「発達障害」といった問題は、どうしても脳や考え方の問題だと思っていた。だが、実際にはそれだけでなく、体の特に腸内環境も大きく関係していると初めて知った。
スマホ脳やストレス脳では、運動が脳に大きく影響を与えると書いてあったが、脳のことだから脳に影響があると考えるのではなく、体のあらゆる部位が脳に影響を与えると考えるのが自然なのだろう。(または脳や考え方があらゆる影響を与える)
医食同源という言葉があるように、健康に生きていく上では食というのは非常に大きな要素を占める。それを忘れてはいけないのだろう。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ
・フォント、文字の大きさが読みやすい
・物理的に家や自室にこもることだけを意味する場合は「閉じこもり」
・心の傷を広げないよう、いったん他人の介入を意識的に断ち切り、自らこもることを意味する場合は「ひきこもり」や「ソロ活」と表記
・その両方を含んだ意味の場合は、そのまま「ひきこもり」
・欲望は社会生活があってこそ生まれる
・自分でもよく把握できない嫌な空気や見えないいじめの影響を受けやすいタイプとして、周囲の影響を受けやすい敏感気質=HSPである可能性が考えられる
・多くの人がいつも何かに追われ、急かされ、苛立ってるのが今の時代
・「過ぎる」か「過ぎない」に正解などない。
・人は動けば動くほど、心も体も楽になっていく
・自分を守るもう一人の自分も心のなかに持つこと。そして、そっちの自分と仲良くなる -
Posted by ブクログ
私もコロナ禍によって、自身にHSP気質があると強く認識し、辛く苦しい時間も味わった。
でも、引きこもり=孤独ではないし、引きこもりだからって誰かの役に立たない訳ではない。
人生の休養期間として、引きこもることをもっとフランクに考えていいのかもしれない。
普通に仕事をし続けるだけが正解でもないし、結婚をすることが正解でもない。
引きこもることで見つかる自分の新たな強みや個性、そして新たなコミュニティや人との繋がりも生まれることもある。
それぞれのスピードは違えど、引きこもりは自分がもう1度自分らしさを手に入れて、スタートラインに立てる有意義な機会なのかもしれないと本書を読んで感じた。 -
Posted by ブクログ
「繊細さん」という単語は最近よく目にするけれど「HSP」という言葉を目にしたのは初めてで「まさにこれは自分のことだ」と強く思った。太宰治を読んで自分のことだと感じる読者の話を聞いたことがあって、私は太宰治作品に対してそう感じたことがなかったのでよく分からなかったのだけれど、こういう感覚なのかということを実感できた。特に職場での人間関係において、勢いの強い人いに押されて、うまく振る舞えない自分を責めてしまい苦しくなるような場面が何度かあったれど、それは周りを尊重しすぎて自分の方を変えなくちゃいけないと思ったからだったということが分かった。「チョー敏感」=「目の細かい網」という説明はとてもよく理解できる。また、相手の気持ちを感じやすいのはミラーニューロンの働きのせいだという説明も納得。ストレスを感じたときに抗ストレス物質が出るらしく、そういうときの匂いをうちの奥さんに指摘されたこともあったが、そういう理由だったのか。
-
Posted by ブクログ
相手のちょっとした反応が気になる。
楽しく会話して帰ってきたはずなのに後で「あの時はああ言ってしまったけど、あの言い方は相手を不快にしたのではないか」といちいち気になって気持ちが沈む。
外出が続くと疲れる(体力的につらいわけではない)。
仕事を頼まれると断れず、処理能力を超える仕事を抱えてしまう。
自分のこんなところが嫌いでした。子ども2人が発達障害ということもあり、「ひょっとして自分も発達障害だったのでは?」と気になっていましたが、この本を読んで、どちらかというとHSPの特徴に当てはまるのかも・・・と思いました。
そしてたぶん、極端にミスに弱く、思い切ったプレーができない長男と発達検査ですでに過敏ちゃんの指摘を受けている末娘もHSPと確信。
こんな私らHSP親子にとって特にこの本の第4章はとてもありがたく参考にできます。なのでこれから3人分の「敏感リスト」作ってみよう。
他人に振り回されないためのキーワードがいくつかあったので備忘録的に記録しておきます。
・感情の「見える化」
・自分のトリセツ
・他人の気持ちの辞書
・マイナス要因を遮断
・自分を守る魔法の言葉
・本音モード
・反論モード
・上書き、更新!
若い時は気にしすぎて人生損してきたな~って改めて思います。もう損はしたくないので、人生楽に生きられるよう、心の持ち方を少しずつ矯正していこうと思います。できれば子どもたちと一緒に。 -
Posted by ブクログ
高田明和著「一日10分の座禅入門」角川ONEテーマ21(2008)
*座禅中の心構えとして禅では「不思善、不思悪」ということを強く勧めます。「よいことも、わるいことも考えない」ということ。
*瞑想をしているときには目は何も見ていません。ちょうど目と畳の中間あたりに焦点があり、見ていないで考えているのです。座禅中に妄想に気がついたら、すぐに目で畳をみるようにしなくてはいけません。
*禅では呼吸が重要です。とにかくゆっくり呼吸をします。また呼吸はゆっくりで吸息は早くということです。
*禅では数息観が大事です。つぎに随息観。これは息をするときに数を数えたりせず、無念の中でただ呼吸を無念の中でするのです。
*禅では念をつがないということを大切にします。これが心をいやす上で非常に大事です。
*何もほしがらんというのが座禅です。永遠というのをいまぎりに修行するのが仏教修行の要領。今、今、今が一緒の今の連続です。
*「困った事はおこらない」これは私を救い、私を暗黙のうつ状態から引き上げてくれた言葉です。
*次は「すべてよくなる」という言葉です。困った事はおこらないという言葉と似ています。
*最後は「心を傷つける事を思い出さず」です。過去の出来事で自分が恥ずかしいほどの失敗をした場合、あるいはもう少しで大事件になるようなことをしてしまったのに偶然大丈夫だったなどという場合を思い出しその事で自分をせめ、部下を卑下するなどという経験をした人がこのことを思い出すと必ずうつ病をひきおこすとしてその考えがはじまるとそれにとらわれる事を止めたと言っています。
*事実多くの研究結果は、多忙ではストレスにならないとしています。多忙よりも将来の見通しが経たない、対策が見いだせないという事がストレスになるという事が分かってきました。
*よいこともわるいこともすべて考えない、思い出さないようにするのが仏教の修行です。
*仏教では、3ちうの法があるとされています。1つは諸行無常です。すべてのことは一瞬といえども同じではなく常に変わっているという法則。次は諸法無我です。すべてのことは因縁によって決まります。自分というものを仮の存在にすぎないのだとするのです。3つ目は、涅槃寂静で、その中で永遠なるものは、私たちの心で、これは宇宙のはじめから宇宙が終わるまで続く不生不滅のものだというのです。