あらすじ
コロナ禍で世の中全体が、広い意味での「ひきこもり」になっている。
一方でHSPは、人間関係に過敏なゆえ、元々「ひきこもり的性質」を持つ。本書は広義・狭義両方の「ひきこもり」を、HSPと比較しながら脳科学的に説明。
さらに、アフターコロナでも継続されるであろう「ひきこもりの時代」をにらみ、それは必ずしも悪いことではなく、むしろメリットがあると「ひきこもりとHSPの時代」を広い視野で前向きに捉える。
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Posted by ブクログ
非常にわかりやすい言葉遣いですいすい読み進められました。
メンタルクリニックで典型的なHSP気質と言われてから、なんだか自分がだめな人間な気がするような楽になったような中途半端な気持ちでいました。
ですがこの本を読んで救われました。自主的にひきこもりながら過ごしていきたいと思います。
Posted by ブクログ
文章がわかりやすいし、
中身もとても良かったです。
引きこもりではなくてもHSPの気質があるなと思っている方にはぜひ読んで欲しいです。
生きにくい世の中で生きやすくなるきっかけをくれる本だと思います。
Posted by ブクログ
・フォント、文字の大きさが読みやすい
・物理的に家や自室にこもることだけを意味する場合は「閉じこもり」
・心の傷を広げないよう、いったん他人の介入を意識的に断ち切り、自らこもることを意味する場合は「ひきこもり」や「ソロ活」と表記
・その両方を含んだ意味の場合は、そのまま「ひきこもり」
・欲望は社会生活があってこそ生まれる
・自分でもよく把握できない嫌な空気や見えないいじめの影響を受けやすいタイプとして、周囲の影響を受けやすい敏感気質=HSPである可能性が考えられる
・多くの人がいつも何かに追われ、急かされ、苛立ってるのが今の時代
・「過ぎる」か「過ぎない」に正解などない。
・人は動けば動くほど、心も体も楽になっていく
・自分を守るもう一人の自分も心のなかに持つこと。そして、そっちの自分と仲良くなる
Posted by ブクログ
HSP
ハイリーセンシティブパーソン
敏感すぎる人たち
新しいことを学べて、ネガティブなものをポジティブに変換しうる考え方を知る。
おードリタンや村上春樹作品など至る所に炭鉱のカナリアは存在する。
Posted by ブクログ
私もコロナ禍によって、自身にHSP気質があると強く認識し、辛く苦しい時間も味わった。
でも、引きこもり=孤独ではないし、引きこもりだからって誰かの役に立たない訳ではない。
人生の休養期間として、引きこもることをもっとフランクに考えていいのかもしれない。
普通に仕事をし続けるだけが正解でもないし、結婚をすることが正解でもない。
引きこもることで見つかる自分の新たな強みや個性、そして新たなコミュニティや人との繋がりも生まれることもある。
それぞれのスピードは違えど、引きこもりは自分がもう1度自分らしさを手に入れて、スタートラインに立てる有意義な機会なのかもしれないと本書を読んで感じた。
Posted by ブクログ
HSPの人の日常生活の送り方をわかりやすく書いている。専門用語はほとんどなく、相手に寄りそうに書かれていて悩みの真っ最中という人にもオススメ。
HSPの例として、オードリータン氏を紹介するのはいいとしても、吉本隆明、村上春樹はちょっと古いのではないかな。村上春樹は、HSPだったのかもしれないが主人公の性物語みたいな内容がHSP気質の人には厳しくないだろうか。
本人の近況紹介で、マンションの同じ階に娘家族が住んでいるとあり、孫娘二人とも医学部通っているとの記載はただの自慢としか思えず、人の生きる価値は地位、学力、成し遂げたことにはよらないとの本の内容とは外れてしまっていて残念だった。
Posted by ブクログ
【感想】
私自身、HSPの半引きこもり状態
社会不安障害です。
子供が生まれたとき親は
「生まれてきてくれてありがとう」
「この子が生きているだけで生きていい」
と思うものなんだと知りました。
父からは私が病気になって
そう思ってくれてるんだろうな、
と行動で察することができましたが、
母からは何も伝わってきません。
子供の頃から
家庭も安心できる場所じゃなかったし
長年の生きづらさはこれが
原因なのかな?と思いました。
HSPにとって引きこもる時間は
自分の価値を作る時間でもある。
自己肯定感は今やってることが
「気持ちいい、楽しい、生きてることが奇跡」と感じる感覚。