高山しのぶのレビュー一覧

どこか得体の知れない主人公だった龍守。その理由が分かった時は衝撃でした。改めて最初から読むとプロローグの意味も分かり、凄く切なくなりました。
また、最後は高山先生の前作、「あまつき」のキャラがいっぱい出て来てびっくりしました。嬉しい！魅力的なキャラ達のエピソードが語られないまま駆け足で終わってしま...続きを読むったのは残念でしたが、それでも予定されていたエンディングに着地出来たんだなと思える最後でとても良かったです。
「あまつき」が好きな方に、特にオススメです(^^)

今回も何もわからないままアドバス→解決をした
タクミ。彼の行動はついに魔王まで引き寄せて
しまいます。魔王と王国の過去を知る彼が取った
行動とは…。
ようやくタクミの誤解がとけるラストと
なりましたが、フェリクスとガゼルが何かを
企んでいます。お話のラストが楽しみです！

短編だと物足りないくらいいい作品が詰まっていました。ストーリーもよく、キャラクターたちが可愛らしかったので大満足です。
続編が出たら買いたいです。

自己評価と他人からの評価の違いがここまで顕著に出るとは…互いに思い込みで話を進めている弊害でしょうか。でも、そんな中話が噛み合い、進んでいくのはとても面白いです！続刊も楽しみです！

まだ始まったばかりなのですが、ずっと「枯死病」の話で行くのかな？ それとも他の鬼・怪とかの話に展開するのか？

あの新聞記者（彼だけちょっと濃い！）花の種食べたみたいだけど、花咲かないの？
あと診療所の珠子さん、かわいい！いい味出してます。

タイトルも「花燭」の意味は分かりましたが、「...続きを読む白」ってどういう意味を持たせているんだろう。

今回は、白梅の子供の頃の話しというか、帝都に出てくるまでの生い立ちでした。

それにしても白梅、忌み子として村で見られてたけど、子供頃から意地悪されてもやり返すって、強い子だったんだね。でもそれは、父の教えと弟がいるからだった。

十郎太様の苦しみに、やっと気づいた白梅だけど、何か事件が起き...続きを読むたのか？嫌な予感。

夫となる鬼「沈様」に出会うまでのお話しでした。

白梅が働いていた屋敷が「枯死病」の始まりなのかな？ 何で次期当主の一世は鬼（のなり損ない？）になったんだろう？

鬼の沈様はたまたま通りがかっただけ？
白梅の家族がどうなるのか、気になる。

話の本質は重いものかも知れませんが、登場人物がいきいきしていて、話のテンポも良く、ギャグ的な場面もあって面白いです。

白梅、体に花が生えるなんて不思議。そしてその花が人を助けるなんて。
意外にあっさりと新しい事件に協力することにした白梅、「私強いので」って言ってたけど本当に強い。

もう冒頭で、前話の姉さん怪しいって分かっちゃいますね。結局本当の狙いは白梅で、赤ちゃん達はおとりだったって事？

それにしても、倒さなきゃいけないと分かっていても、赤ちゃんだと精神的に結構キツイ。

最後の「始祖」って何？ 続き読みたい！

冒頭のシーンがシリアスだったので、真面目な話かと思ったら、割とコミカルに描かれていました。

主人公？の新聞記者、乗り気じゃなかった謎の連続不審死事件につながる少女を見つけて、この事件に急に興味を持ち出した。真実は何なのか？

待望の第2巻。毎月新刊が出てくれれば良いのに、と思うほど大好きなシリーズ。

まさか彼女が彼を忘れているとは、と驚かされたのだけど、もし推測通りの理由なら、胸を締めつけられるしかなくて。
でも、また彼女が彼に惹かれていくのは間違いないので、その過程が再度見られるのは、決して悪くないよね。
そして夏草...続きを読むの目覚めでは、三月と一緒に泣いたです。

金星特急シリーズに限らないのだけど、嬉野さんの博識ぶりと旅経験の豊富さにはいつも驚かされる。
雑学好きな自分には、そこも読みどころの一つだよ。
なので、アルちゃんのウザ語りは大好きです（笑）

あー、早く続きが読みたい。

シリーズ第3弾。
ついに全てが明らかに。
タクミの秘密と思いも寄らない事実。
以外にも、魔王はいい人だったし、もうリッツハイムの危機は無くなったけど、タクミは2人のどっちを選ぶの？
まさか、このまま…

すっごく楽しみにしていた続編。
嬉野さんならハズレがあるはずはないとはわかっていたけど、期待をはるかに上回る面白さで悶絶した。
後書きで書かれていたように、続編と聞いたら、あの続きで桜が大きくなって学生に、と思うじゃないですか。
それがまあ、スケールが数百倍。

あの人やあの人が、ああなってこうなっ...続きを読むて、涙が溢れた描写も何か所も。
平凡な言葉だけど、こんなに果てのない愛を桜に注げる人達が、実は他から愛を与えられてなかったりするわけで。
自分の中にほとんど持っていなかったものを、どうやって生み出して引き出して、彼女に注ぐことができるのか。
その強さにまた涙が出る。

ああもう、続きが待ち遠しくてたまらない。
雑誌が電子書籍でも出してくれたらいいのになあ（涙）