高山しのぶのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
異世界から来た凛都が「なぜ凛都がこの世界に来たのか」これが明らかになった3巻です
それはもうブチギレ案件でした
3章から始まる本編は半分ほどで、あとはサブキャラの皆さんの番外編が続きます
疲労困憊の宰相アルフレッドさん、クールな吸血鬼アインとアインが拾ったシリル、借金返済に励みながら成長中の翼人アーマド、1巻の最初からリンに優しかった下働きのクレン、そして凛都に懐いた可愛いベック
弱肉強食の鬼と獣人たちの世界で、親や群れからも切り捨てられて居場所が見つからない弱者の心許無さや諦めと、差し伸べられる手とその覚悟が「弱くても頑張れば居場所は作れる」という嬉しい雰囲気で気分良く読み終わりました
そしてそんな男たちの中で、渡り人として一人逞しく食を追求する旅をしている女の子・茉莉花が良い味出してました
358ページ 3時間10分 -
Posted by ブクログ
ネタバレ凛都を巡って王宮との騒動が落ち着いてロイと穏やかに過ごしていたのにまたもや凛都がとんでもない事態に陥るのにはもう可哀想で。
ロイや周りの人達に大切にされているのにその隙を狙われてしまうとか。
凛都を間違った理由で召喚し利用しようとした元王の狂気じみた行動と発言には腹立たしくて仕方なかったらです。
もう駄目だと諦めかけ自らロイとの繋がりを絶とうとした凛都には切なくて涙が止まりませんでした。
ロイが現れて凛都を救いホッとしたのもつかの間、元王に殺されそうになったってハラハラでしたがまさかの実の息子に殺されるとは驚きでした。
これはロイが狂ってしまった父を殺した事と繋がりのようなものを感じて胸が痛かったです。
とにかく元から弱いのに毎回怪我をしてしまう凛都に元気になって欲しいとロイを始め皆があれこれと世話を焼くが微笑ましかったです。
凛都20歳の宴、楽しく幸せに涙する凛都に心から幸せを願いました。
ロイの凛都への愛の深さが凄くて最高でした。
番外編があり、それぞれのキャラの物語、凄く良かったです。
特典ペーパーではロイのヤキモチに翻弄される凛都、大変だけど幸せで(笑) -
Posted by ブクログ
ロイに溺愛され屋敷の鬼人たちからも可愛がられ平穏な日々を送っている凛都の前に翼人のアーマドが登場、虚弱と思われ周囲から過保護に守られている凛都に、忘れかけていた元奴隷の人間の扱いを思い出させる
アーマドへの苦手意識と自分の存在意義に悩む凛都
さらに凛都以来7年ぶりの渡り人が現れて凛都はトラウマの王城へ向かう事に、という波乱含みの2巻です
12歳の凛都を信頼させて突き放した王太子イーサンは特大のしっぺ返しを食らいますが、ロイを信じる凛都の変化に今の幸せが感じられて(そんな場合じゃないのに)ほっこりしました
悪意の無いお子ちゃまアーマドと、王宮の苦労人宰相アルフレッドが、3巻でどうなるのかも楽しみです
1.2巻共に表紙の雰囲気が内容に合っているのも読み終わって眺めるのに良かったです
314ページ、2時間40分 -
購入済み
続きが出て嬉しいです。ロイ様とリンの繋がりが相変わらず深くて、本編は短いけれど満足です。たくさんの番外編でそれぞれのキャラのバックグラウンドが見えて、より楽しめました。
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Posted by ブクログ
12歳で異世界に落ちたリン
渡り人は本来丁重に扱われるはずが、何の知識も技術も魔力も持たない小学生はすぐに役立たずのレッテルを貼られ、6年の間に奴隷として何度も売買されこの世界に絶望している
新たに主となった鬼人のロイはリンをとても大切にしてくれて、リンもこれまでと比べたら天国のようだと思ってはいても、結局はこれまで同様に従属の首輪を付けて拒否する自由も無い性奴隷に落ちたのだと思う心の有り様の違いが哀れです
人間に無知で常識が違うものの、懸命にリンを包み込むようなロイの優しさに、色々ありつつも笑顔でハッピーエンドかと思いきや、奴隷として過ごしたリンの心の傷が深くて最後までハラハラさせられました
リンが食べ物で笑顔になると分かって皆んなが餌付けしようとするのも、懐かしい味にいちいち反応するリンの郷愁の強さが切なくてちょこちょこ泣かされる作品でした