原武史のレビュー一覧
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2013.2.5〜3.18
やっと読みおわった。新聞の書評をみて読もうと思ったのだが、書評の何に惹かれて読もうと思ったのだろうか...。でも、教育のあり方や扇動のされ方とかは興味深かった。Posted by ブクログ -
タイトルと装丁に魅かれたのと「文科系トークラジオLife」で紹介されていたのを微かに記憶しており、読んでみた。
読んでみて、タイトルから想像したほどの大仰な集団が組織されたわけではないし、その集団が社会に強烈な影響を与えたというような物語があったわけでもなかったので、少し拍子抜けした。ただ当時の全...続きを読むPosted by ブクログ -
小学生という、無垢の子たちだからこそ、全体主義に組織化され、自分という主語ではなく、みんなという主語を持った時起こる出来事。
それは歳など関係なく、ある意味の恐怖を抱かずにいられない。
そして、それを正しい事だと組織化しようとする大人。
その矛盾に気づく幼少時代の筆者。
小学校の中心的な児童にとっ...続きを読むPosted by ブクログ -
第一回、第二回に関しては、目的地の話がほとんど出てこず、ただ鉄道話。この辺は最終回にまとめというか、反省会というかで語られている。Posted by ブクログ
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関川夏央、原武史、酒井順子による鉄道にまつわる鼎談とそれぞれの鉄道旅のエッセイを収録。
3人で列車に乗りながら、その場で思っていることを勝手に話し合う。
知識豊富な原武史と、知識はさほどないけど鉄道に乗るのは好きな関川夏央と酒井順子。バランスが取れてないようで、取れているのか。
随所に表れる鉄道を文...続きを読むPosted by ブクログ -
途中まで、非常に薄気味悪く、こんなに革新勢力が初等教育に食い込んでいたことに驚いたが、自分の小学校時代も非常に近いことをしたりさせられたりしたことが思い起こされた。
その時も違和感は感じていたものの、自分の意識のうちのわずかしか学校に向いていなかったからか、この筆者ほどの違和感を覚えることはなかっ...続きを読むPosted by ブクログ -
どこが?を説明するのは難しいですがオモシロかったです。三人それぞれ鉄道の本を書いていますが、主に原センセイが主催する鉄道旅です。鉄道好きのいろいろがいる中で原センセイの駅そば好きは良い趣味ですね。観光もせずに改札も出ずに北陸の駅そばだけ食べてました。強いていえばたくさん写真が挿入されているのですが、...続きを読むPosted by ブクログ
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本屋で関川さんの著書を見ると、鉄道関連ばかりが目につくので、アレ、ホントにテツだったのか、と認識を改めたところ。テツでも文学、歴史系かな。
酒井さんは漫画「鉄子の旅」にもゲストで登場してたので、鉄道好きは知っていた。
けど、旅を先導した明治学院の原教授については、よく知らない。その筋では有名な人なの...続きを読むPosted by ブクログ -
東京郊外のマンモス団地における小学校での「自由で民主的な教育」という名の徹底した全体主義を振り返るドキュメンタリー。過剰な班競争や決定事項ごとに行われる児童の演説など、あまりに薄気味悪くて戦慄を覚えた。その反面自分の小学校生活に置き換えると「あれ、もしかして大して変わらない?」と、程度の差こそあれ今...続きを読むPosted by ブクログ