原武史のレビュー一覧
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鉄道に関する著作をもつ三人が、鼎談をしながらの鉄道旅紀行。スケジュールの都合なのかもしれないけれど、もっとこの連載、続けてほしい。原さんの「駅そば」に関する考察、八高線の分岐など、実に楽しく読みました。Posted by ブクログ
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東久留米、滝山団地の小学校における「集団づくり」実践の経過の話。決して客観的な分析ではないが、その事がかえってこの作品の意味を際立たせていると思う。ある実践をくぐり抜けた経験を、客観を僭称しない「声」というかたちでいかに拾い上げることができるか。教育的観点からも少なくない含蓄があるが、それ以上に作者...続きを読むPosted by ブクログ
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面白い。
おじさん二人と酒井さんが列車でテーマに沿って旅をする企画が
本になりました。
この通りに旅行してみたいと思ってしまいました。
酒井さんがいつも旅行で使っているリュックも欲しい・・・。Posted by ブクログ -
世界の造物主である「オオクニヌシ」を祀る〈出雲〉と世界を統治する「アマテラス」を祀る〈伊勢〉。オオクニヌシはアマテラスの要請に応じて権力を移譲した。出雲が時の権力に対抗し弾圧されたのは、なにも「古事記」や「日本書紀」に描かれた古代においてばかりではなかった。日本近代における「国家神道」「国体」の確立...続きを読むPosted by ブクログ
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著者とはまったく同い年。同じ時代に区市は違えど都内の小学校に通っていた。ここまでの教育活動が試みられていたとは本当に驚いた。確かに、今の学校現場に比べるとかなり違うと思う。私の場合、君が代も日の丸も覚えていないが、卒業式の呼びかけはあった。証書授与は壇上ではなく、自席で受け取った記憶がある。学芸会の...続きを読むPosted by ブクログ
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明治維新後の国家神道形成期における伊勢派と出雲派の主導権争いと後者の敗北の過程を負った意欲的な論考。文庫版で追補された、埼玉と出雲系の氷川神社との関わりについて考察する第2部も興味深い。Posted by ブクログ
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普段なら手に取らないテーマだが、三浦しをんちゃんが好きなので読んでみた。やはりわからないことが多々あったが知らない世界を垣間見れて良かった。Posted by ブクログ
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2人のキャラは、面白かったけど、もう少し深く掘り下げて欲しかった。前に読んだ[松本清張で読む昭和史]の内容とよく似た部分もあった。Posted by ブクログ
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鉄道、皇室について数々の著作を持つ著者。原さんの著作はみなそうだが、「どうしてこんなところに注目したのだろう」という驚きが本書にもたくさん詰まっている。それは文献や史跡等に当たりつつも、実際に現場を歩いて(本書では鉄道に乗って)、自分の目で見、自分の頭で考えているからこそなのだろう。
取り上げ...続きを読むPosted by ブクログ -
日本にとって政治とは何か、このサブタイトルに従って大学の講義形式で政治と天皇家の政事(まつりごと)を比べその本質を綴っていく。その観点は「時間と政治」においては現代社会で当たり前となっている西洋の太陽暦によって時間に支配される国になったこと、政治と宗教の関連性など身近にあるものが如何にして制度化され...続きを読むPosted by ブクログ
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<目次>
第1章 小田急江ノ島線とカトリック
第2章 二つの「常磐~「ときわ」と「じょうばん」の近現代
第3章 軍隊の消えた街~旭川の光と影
第4章 古代・中世・近代の交錯するJR阪和線
第5章 日蓮と「房総三浦環状線」
第6章 「裏」の山陽をゆく
第7章 神功皇后と継体天皇と北陸本線...続きを読むPosted by ブクログ