尾田栄一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
魚人島の歴史がかたられる63巻。
しらほしの母のオトヒメも、タイヨウ海賊団のタイガーも、仲間を国を思っていたのに、結局二人の足並みが、ベクトルがそろわなかったことが、別の歪みを生んでしまったんだなぁと切なく思った。
タイガーは、確かに、自分のそばの仲間だけを見てるという視野の狭さがあったかもしれない。オトヒメは、オトヒメで住人の不幸な境遇を嘆く心はあった。が、それだけでは、何も動かないのだ。
うん、いわば、二人はソフトであったのだろう。
が、ハード面が充実しないと、ソフトがあってもそれは生きてこない。
にしても、「憎むな」「責めるな」という教えは、時に残酷だと思うんだけど -
Posted by ブクログ
再会をはたし、魚人島を目指す麦わらたち。
ま、簡単にたどりつけないし、たどりついても、そこは根深い問題を抱えてるところだった。
うむ。
<深海の冒険>ってやつを描いてみたかったんですかね。「海底5万マイル」とか、「白鯨」とか、海洋冒険物語ってちょっと前まで、一大ジャンルだったもんねぇ。
ま、たまたま麦わらたちがいってる時に、トラブルが多々起こったのかもしれないけど、あれじゃ、他の船は絶対いけないと思うんだけど。
ちょっと、やりすぎた感じがいたしますよ。
もっとも、これで2年の間に成長した麦わらの面々っていうのが、よーーーっくわかりはしたけどね。
で、やってきた魚人島は…。