華藤えれなのレビュー一覧

  • 愛のマタドール

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    ネタバレ

    タイトルはちとアレだけど、ドラマティックなカバー絵に惹かれて、久々に華藤さんの作品を手に取りました。華藤さんの作品はストーリーどうこう以前に、外国の美しい情景描写が秀逸だと思う。
    街並み、人いきれ、何もかも目の前に浮かび上がってくるような、匂い立つような、時には幻想的ですらある。
    死に魅入られた男×生きる喜びを拒む男
    BL界では特にめずらしいことではないけど、いきなり体始まりな展開はあまり好きじゃない。
    だけど、このふたりの場合、それぞれにちゃんとそうする理由があって、ちっとも不自然ではなかった。
    自分の家族と恩人、死なせてしまった人間への贖罪の毎日を送っている颯也。
    生きる喜びなんて感じては

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    2013年01月12日
  • シナプスの柩 (上) 【イラスト付き】

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    CDから入ったせいか文字にすると少し物足りなさが残る。
    記憶が戻った後の後日談が読めるのは嬉しかったな〜。
    これは音で聴いて欲しい作品の一つ。

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    2012年10月22日
  • ミッシングコード

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    ネタバレ

    ロンドンが舞台の作品です。
    昼間は日系二世の大学教授秘書、夜は美術品専門の窃盗犯と、東南美術品市場の操作のため、潜入捜査中のスコットランドヤードの刑事を中心にストーリーが展開していきます。

    最後は、ハッピーエンドですが、この作者の作品の中では、あんまり好みじゃなかったです。

    タイトルの作品のほか、Coming Home
    という短編も収録されています。

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    2012年10月14日
  • スレイヴァーズ グレイス

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    ジリーズ完結。通じないことで安心して愛をささやいていた柊一の姿が切なすぎましたが、落ち着くとこに落ち着き(分かっていたけど)ほっとしました。企業買収もなかなかに面白かったです。

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    2011年10月17日
  • スレイヴァーズ ヌード

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    ネタバレ

     うーん……微妙……。
     このシリーズとってもすきなんだけど……。
     これは三本立てで、話の中に出てきた謎は一つも解決せず……。
     早く次をっ!! っていう気分になる。
     ようやく一歩進んだけど、進んだところで止まってしまった感じ。
     本当はもう一歩進んで欲しいんだけど……ちゃんと次も買ってるから、まぁ、いいや。次、読もう。

     早く、柊一は冴木の本当の気持ちに気付いてあげるといいよ。

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    2011年10月14日
  • うたかたの愛は、海の彼方へ

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    軍の指示にしたがってかつて兄のように慕っていた従者を見殺しにした美貌のべネツイア貴族のレオーネ。戦死した筈のアンドレアが何故か敵国の使者となりレオーネの前に姿を現す。
    数々と起こる不運な出来事に、美貌の軍人レオーネはその身体をアンドレアに差し出さなければならなくなり。
    「ずっと夢みていた。おまえに最高の屈辱を与える日を」
    そういってアンドレアはレオーネを蹂躙する。
    二人の壮絶な過去に切っても切れない血の重さを感じました。
    高階先生のべネツイアンブルーの表紙の二人が印象的です☆

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    2011年08月11日
  • サウダージ

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    マフィアのアンダーボス×日本人の刑事

    <物語のプロローグ>
    舞台はアルゼンチン。神奈川県警生活安全部麻薬取締課に勤務する刑事が有給休暇をとって行方不明の兄を探しにアルゼンチンへ。以前そこで働いていたと思われるバーにはアルゼンチンタンゴの物憂い調べをバックに一人の男が立っていた。。。

    話のそこかしこに流れるあるアルゼンチンタンゴが効果絶大です。これを読む為だけにアストロ・ピアソラ(バンドネオン奏者・作曲家。いわゆるアルゼンチンタンゴ界の巨匠)のアルバムを買ってしまった。

    <姉妹本:アマンテ マフィアのボス×養子>

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    2010年02月11日
  • 異端の刻印

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    異端の刻印(幻冬舎コミックス 小説リンクスvol.3 掲載作品を改稿)
    異端の刻印Ⅱ(書き下ろし)

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    2010年02月06日
  • 上海夜啼鳥

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    日本人成金建築家(相馬)×ロシア人男娼(小鈴)
    昭和初期の上海が舞台。

    <あらすじ>
    震災後の復興景気で財を成した建築家の相馬は、上海にある共同租界に建設予定の建物の設計を依頼され、単身上海へやってくる。
    そこで一晩の戯れに小鈴と名づけられた声の出ないロシア人男娼を買う。
    翌日、相馬は小鈴を身請けし上海の自宅の使用人として雇うと申し出る。
    大金を払ってまで自分を身請けするという相馬を不審に思う小鈴。
    しかも、自分に対する相馬の扱いはおよそ使用人というものではなく…

    **********************************

    男娼モノは数あれど、これは結構変わった設定かも?
    男娼

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    2009年10月04日
  • スレイヴァーズ キス

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    甘ちゃんな柊一も好きになれないし、冴木も何を考えているのかさっぱり……という記憶が。これも完結したので再読したいです。

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    2009年10月04日
  • イノセント ブラッド

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    泣けると聞いて一番はじめに読んだのですが、イマイチきませんでした。かなり前なので、もう一度読めばまた違った感じ方ができるかも。

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    2009年10月04日
  • 虜囚 プリズナー

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    星3.5。
    麻薬取締局(DEA)捜査官・鷹崎 航太(タカサキ コウタ)×コロンビアマフィアの情夫・成瀬 琉加(ナルセ ルカ・偽名:小塚 幸緒)。
    高校時代に恋人同士だった二人の再会。家族を守るために受けが無理矢理愛人関係を結ばされていた(マフィア側の身体的な問題で、挿入は無し)マフィアが、なんと実の兄だった(受けも最後の最後に事実を知ったという設定)という隠し玉あり。
    愛があれば血縁も許容範囲な私だが、今回の話では、ちょっと生理的な気持ち悪さを感じてしまった。愛がないどころか、母親との因縁で実弟を憎んでの所業だったから、そう感じるのも当然なのか?しかもこの兄(セニョール染井と言います・笑)、弟

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    2009年10月04日
  • 罪深き吐息さえも愛おしく

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    ひどい奴だなぁ…と攻を見て思うんですが、全く同情できないんですが、「気持ちの変化を自覚できないまま、最初に決めた通りに行動した」ってこともよく分かるので、「ホント、ばかだねぇ」と呟いてみたくなりました。(社会的には弱い立場にみえる「受」の方が何だかんだと包容力があって強いなぁ、と)
    つまずいたり、遠回りしてみたりするのも、客観的に見れば人生の面白さかもしれません。きっと、いくらでもやり直しはきくんですね。

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    2009年10月04日
  • ミッシングコード

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    何と言いますか〜キャラが良い!絵が良い!
    コミックスよりも小説にしたほうが
    ストーリーは生きるかも?と思ってしまいましたが・・

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    2009年10月04日
  • スレイヴァーズ ヌード

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    あらすじ:使用人の冴木鷹成に会社を奪われ、奴隷になることを強いられた社長令息の倉橋柊一。母親譲りの艶麗な美貌を持つ彼は、冴木のたくましい体躯や優秀な頭脳に自尊心を傷つけられ、打ち解けることができなかった。屈辱的な日々を過ごす柊一だったが、幾多の危機を冴木に救われ、歩み寄ろうとする。しかし、冴木について何も知らないことに気づき、柊一は冴木を意識し始めるのだった―。

    スレイヴァー第3弾。

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    2009年10月04日
  • スレイヴァーズ ラヴァ

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    あらすじ:冴木に隷属する屈辱の日々を送る柊一。しかし、冴木が柊一を命がけで守った事件がきっかけで二人の関係は変わり始める。スレイヴァーズシリーズ第2弾。新装版。(ill:雪舟薫)
    類い稀な美貌と高潔な心をもつ倉橋柊一は、使用人だった冴木に父の会社を奪われ、奴隷になることを強いられた。肉欲的凌虐に心は傷つき、冴木に憎しみを抱く柊一だったが、彼が時折見せる優しさに戸惑う。そしてある事件を機に冴木に歩み寄ろうと決意した柊一は、冴木の仕事に対する情熱と辣腕ぶりに信頼を高めていった。しかし、偶然見てしまった出来事に、その信頼も打ち砕かれ―!?休日の二人を描いた、書き下ろしショートストーリーも収録。

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    2009年10月04日
  • シナプスの柩 (下) 【イラスト付き】

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    【原作】華藤えれな【イラスト】佐々木久美子【キャスト】桐嶋水斗:野島健児/樋口洋一郎:小西克幸/海堂:千葉一伸 ほか【発売】2007年12月25日(CyberPhase) 

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    2009年10月04日
  • シナプスの柩 (上) 【イラスト付き】

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    【原作】華藤えれな【イラスト】佐々木久美子【キャスト】桐嶋水斗:野島健児/樋口洋一郎:小西克幸/海堂:千葉一伸 ほか【発売】2007年7月25日(CyberPhase) 

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    2009年10月04日
  • スレイヴァーズ ラヴァ

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    もと社長ご令息の受けは、社長であった父親が会社を譲ったことで、優秀でオトコマエな部下の奴隷となってしまう。

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    2009年10月04日
  • 花の檻

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    比べるのがそもそもの間違いだとは思うけれども…どうも赤江瀑先生の作品を思い出さずにはいられなく…。そうするとど〜しても薄っぺらさを否めない。それに受は本当に受身で苛々するし…。佐々木久美子先生による表紙と口絵は美しかったので、あえて★3つ。特に口絵が素敵です。

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    2009年10月04日