豊島与志雄のレビュー一覧
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古典文学のコミカライズ
原作や映像等見たことがなく、今回初見でした
貧困からくる家庭内の圧にはじまった不法行為から
立て続いたトラブルに対して
寛容な言葉をかけられたことで更生を志す主人公の物語
変わるきっかけを得られるというのは
とても幸運だと思う反面、
善行がことごとく報われない結果に終わる...続きを読むPosted by ブクログ -
ファンティーヌは、パリのカルチェラタンでトロミエスたち金持ちの放蕩息子に出会い、ファンティーヌはトロミエスと恋に落ちた。
だが長年の放蕩から国元に呼び戻されたトロミエスたちは、ファンティーヌたちが置いて国元に帰った。
ファンティーヌは、妊娠していた。
女工のファンティーヌは、娘のコゼットを宿屋の主人...続きを読むPosted by ブクログ -
マリウスは、美しい少女に一目惚れする。
また、下宿先のゴルボー屋敷の隣人が金持ちの慈善をせびる悪党テナルディエで、テナルディエの娘エポニーヌと友人になる。
だが慈善家が、ジャン・ヴァルジャンであることを知り、ヴァルジャンの財産を狙ってパリの悪党集団パトロン・ミネットとヴァルジャンを罠に掛けようとする...続きを読むPosted by ブクログ -
ジャン・ヴァルジャンは、コゼットをテナルディエ夫妻から救い出す。
ジャン・ヴァルジャンは、コゼットと本当の親子のように暮らす。
しかしジャベールは、執拗にジャン・ヴァルジャンを追う。
マリウスは、生き別れの父の生き様を知り、金持ちの叔父の援助を断って、共和制復活を企むアンジョルラスたちABCの友と交...続きを読むPosted by ブクログ -
売春婦にまで堕ちたファンティーヌを救おうとするジャン・ヴァルジャンと法の番人としてファンティーヌを捕らえようとするジャベール。
だが病に倒れるファンティーヌ。
そんな時に、ジャン・ヴァルジャンに似たシャン・マティーユが捕らえられたと知るジャン・ヴァルジャン。
第3巻。
自分に似たシャン・マティーユ...続きを読むPosted by ブクログ -
ジャン・ヴァルジャンは、戦場からマリウスを救い出す。
役割を終えたヴァルジャンは、マリウスに自分の素性を打ち明け、コゼットの前から姿を消すと言う。
「レ・ミゼラブル」完結編。
ジャベールが、なぜああいう行動を取ったか、映画より分かりやすい。
マリウスが、一度はヴァルジャンをコゼットから引き離す理由...続きを読むPosted by ブクログ -
いよいよ革命が、始まる。
イギリスへの逃亡することを考えるジャン・ヴァルジャンは、マリウスを救う為、革命に身を投じる。
ガブローシュ、エポニーヌたちが、散っていく。
壮絶な革命の一夜を描く第7巻。
ガブローシュ、エポニーヌ、学生たちの死に様が眩しい。
アンジョーラとグランデールの関係と死に様のブロ...続きを読むPosted by ブクログ -
ファヴロールの貧しい枝切り人ジャン・ヴァルジャンは、親代わりの姉と6人の息子を養う為に頑張っていた。だが枝切り人の仕事は、冬にはなく他の仕事もなく、飢えに苦しむ家族の為に、ヴァルジャンはパンを盗み、刑務所で重労働を課せられ、貴族や聖職者だけが富む不条理に怒りを募らせ、脱獄を繰り返す。
やっと仮釈放を...続きを読むPosted by ブクログ -
レ・ミゼラブルの題名は知っているけど読んだことはない、読んでみたいけど難しそう、と思っている方に、まずはこの漫画版をおすすめしたいです!
絵が本当に素晴らしく、もちろん内容も面白く、あっという間に最終巻まで読んでしまいました。感動するシーンがたくさんありますが、やっぱりジャン・バルジャンの人生を変...続きを読む -
あ、そうかこれで終わりかぁと、なんだか呆気なかったような、随分長く読んでいたような。序盤のペースからすると中盤以降は少々駆け足?という気もしており、特に最終巻のジャベルとバルジャンの心理についてはもう少し描けるものがあったのではと思う。とはいえ諸々の名シーンを見事な筆致で描き切った秀作であるのは間違...続きを読むPosted by ブクログ
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絵柄は今風だけど、原作に割と忠実に作られている感がある。映画『レ・ミゼラブル』のサントラ盤を聴きながら読みました。(^^ゞPosted by ブクログ