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Posted by ブクログ
おもしろかった〜
一応ラストはハッピーエンドっぽくてよかった
後編はコゼットとマリユスの恋愛と
テナルディエとその家族のもろもろ
マリユスはふつうにいい子だと思う
テナルディエが悪すぎてびっくり
エポニールがかわいそう
弟がまた(名前がわからない)かわいそう
貧乏ってつらい‥
この時代のパリ(にかぎらない?)の囚人に対する差別がすごい
最終的にはそれを乗り越えて誤解もとけてマリユスの尊敬を得たけど、
上巻ではシスターの信頼は揺らがなかったけど
囚人だった、ってことがそこまで受け入れられない社会だったら
懲役を終えて出てきた人はどうすればいいの?
っておもった
ジャンバルジャンも、ちらとでも「そこまでされるいわれはない」って思わなかったのかなぁ
反省しつつ、開き直るというか
そこまで悪い?と疑問に思わなかったのかな‥?
コゼットと距離を置いていくところも
なんかよくわからなかったなぁ
コゼットは新婚さんで忙しいし以前愛していたとはいっても
心が少し離れてたってのはどういうことかな〜
まぁそこまで考えてなかったのかな
うーん
でも読めてよかった!
おもしろかった
ジャンバルジャンかっこいい
Posted by ブクログ
下巻の始まりはガヴローシュから。
そしてたっぷりとマリユスのこと。
マリユスとテナルディエ、ガヴローシュ、エポニーヌとの繋がりにびっくり。
映画でのエポニーヌはマリユスに付きまとってるようであまり良いイメージがなかったけれど、小説のエポニーヌは、映画よりも少し距離を保っていて、どこかさっぱりとしている。それでもマリユスへの想いは確かで、切なかった。
映画でのマリユスの印象は、コゼットに恋する青年というイメージが強かったが、小説で生い立ちや人間らしさ(グズなところも)知られて面白かった。
映画では、出会って、目があっただけで恋をしてしまったようだったが、小説ではかなりもどかしい。
以下マリユスの印象に残ったセリフ。
『マリユスにとって、ひとつの香りであって、ひとりの女性ではなかった。マリユスはコゼットを呼吸していた。』p173
『もし、別れるようなことがあれば、わたしはきっと、気がへんになります。死にます、病気になります、川に身を投げます。どうしても結婚しなければなりません。』p181
実態のない香りに例えてロマンチックだな〜、愛だな〜、と感じていた矢先、突然のメンヘラ大爆発!!やっぱり恋なんだな〜。人間くさいマリユス。面白い。
終盤はヴァルジャンの語り長め。
マリユスに打ち明けるシーン
『むかし、わたしは生きるために、一きれのパンを盗みました。そしていま、私は、生きるためにひとつの名まえを盗みたくはありません。』p292
ここ、グッときた。
マリユスとコゼットが結婚してから、コゼットがいなくなった家にヴァルジャンは一人暮らしを続け、自らコゼットから距離をとっていくシーンは読んでいて苦しかった。
最後はテナルディエとの会話でマリユスは全てを悟り、ヴァルジャンのもとへコゼットと駆けつける。
自分の父(ポンメルシー大佐)の最後には間に合わなかったため、今回は間に合って良かった。ほっとした。
だけど死に際のヴァルジャンの語りの長さに笑ってしまった。その凄まじい生命力は流石である。
そういえばヴァルジャンってこれまで、逃げるか、黙るか、耐えることで生き延びてきた。
だけど、最後に自分の人生を語り、納得し、認められようとする姿は、人間らしくて好き。
何度も観た映画だが、ついに岩波少年文庫で原作に挑戦したことで、作品のへの理解と解像度が上がって、とても良い読書体験だった。
いつか角川版、新潮版、岩波文庫版にも挑戦してみたい。
p369〜 鹿島茂さんの解説を読んで
『レ・ミゼラブル』は、(中略)貧困ゆえに社会の荒波に翻弄される人々をえがいています。
個人の意志を越えたところで、人々の運命を決めてしまう「貧困」こそが、あらゆる社会悪の根源だと訴えているのです。p373〜374
わたしも本当にそう思った。
今の日本は、貧しいと感じている。
物質的な豊かさだけでなく、人々の心までも。
その貧しさは、さまざまな社会問題の根にあるのかもしれない。
ユーゴーの時代には、実際にパンを一切れ盗んだために身を滅ぼした民衆がたくさんいたのです。なぜなら、労働者は1時間働いても、バゲット二本を買うこともできないほど貧しかったからです。p371
現代の日本だったら1時間働けばバゲット四本は買えるかもしれない。しかし、それは軽めのランチやコンビニでお弁当とお茶が買える程度で決して裕福とはいえない。
150年以上も前の物語なのに、古く感じられなかった。
思わず日本の未来について案じてしまった。
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