豊島与志雄のレビュー一覧
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長い長い物語
フランス革命後のフランスを背景にした物語。映画化された記憶も新しい作品です。
主人公のジャン・バルジャンは一切れのパンを盗んだために19年もの間投獄されていました。世の中のすべての人間を憎んでいた彼は、ひとりの司教に出会い、新たな人生を歩み始めます。
この本はとても長い長い物語です。第一巻の半分以降ではじめて、主人公が登場します。作者のユゴーが自らの思想について述べている部分もかなり分量が多く、時代背景についての知識が必要であることや、キリスト教の「神の愛」が物語の中核でありキリスト教についての知識が無い人にはまったくわからないところがあることから、読み通すことは難しいです。
しかし、映画だけでは伝わりきらない登場人物の魅力、当時の雰囲気を感じるには、原作が一番です。この本は、数ある翻訳のなかでも、最も格調が高いものだと思います。まだ読んでない方、この訳を読んでない方、ぜひぜひ読んでください。 -
Posted by ブクログ
主人公ジャン・ヴァルジャンはひとつのパンを盗んだために19年牢に入るが、世間は一度罪を犯した彼を受け入れない
辛く長い懲役暮らしと、世間の風あたりの強さに屈折してしまい、優しくもてなしてくれた司教の銀の食器を盗んでしまう
だが司教は銀の食器だけでなく、銀の燭台さえもジャン・ヴァルジャンに与え「正直な人間になるために使う」ように言う
司教の慈悲深さに胸を打たれるが、その意味を考える苦しみの中、出会った少年に情け容赦ない仕打ちをしてしまう⋯
司教だけでなく少年に対しても不誠実な行為をして悔いてるから、のちにすべての人に対して慈悲の気持ちと、誠実さをもって接しているんだと思った
どんどん展開していくので引き込まれる
有名な物語だけど知らずにきてしまって長らく気にかかっていた
岩波少年文庫(中学生以上)とは言えど、かなり読み応えがあり、でも読みやすく挿絵もあるのでイメージしやすいが、中学生対象としたものだから途中はしょられてる感じが否めない
大人用のはもっと長いお話し
あとジャン・ヴァルジャンは脱獄し過ぎ
大人しく服役してたほうが懲役が延びるなんてことないでしょうに⋯