山田英夫のレビュー一覧
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◎要約
⚪︎競争するメリット・デメリット
《メリット》
・企業の能力向上
・市場の成長
・組織の活性化
・ニーズの多様化への対応
・価格の低下
《デメリット》
・顧客志向から競争志向に
・必要以上の価格の下落
・組織の疲弊
⚪︎競争しない3つの戦略
①ニッチ戦略
リーダー企業に同質化されないように、技術を常に磨きつつ、かつ参入しないように市場規模をコントロールしながら成長する。
②不協和戦略
リーダーの強みを弱みに転化させる要因を探し出し、先手を打って仕掛けていく。
③協調戦略
相手企業のバリューチェーンの中に入り込んだり、自社のバリューチェーンの機能や製品を取り組むなど、他社に積極的に働きかけていく。 -
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両利きの経営にも通ずるテーマのタイトルだったので、読んでみました。
企業はどうやってうまく本業を転換できるのか?あるいは、どうやったらうまくいかないのか?
中々興味深いテーマに著者はチャレンジされています。
と、思っていたら、著者のビジネススクールの社会人学生の研究(卒論?)をまとめたようなもののようです。
研究(卒論?)といっても、著者のチェックが入っていますので、
とても読みやすく学びになります。
本自体は事例も豊富で分かりやすいのですが、
自分の感想としては「やはり両利きの経営」を実行・実践していくのは、
並大抵のことではないな…ということです。
まず、(本業転換が)うまくいった企業とそうでない企業の違いを分析しているのですが、
確かにうまくいった企業は早め早めに次の事業のタネを育てているのですが、
タネがしっかり実になるかどうかは、
成功確率を上げるためのコツのようなものはあるものの、
やはり最後は結果論というか運も関係していくようによめました。
この辺りが経営の難しく、面白いところですよね。
この辺は自分にはもう少し深堀り・探求が必要と認識しました。
まずは、「両利きの経営」を読まないと。。 -
Posted by ブクログ
ネタバレわたしが勤める会社はリーダー企業ではなく、これから新しい事業にも手を出そうとしている。
そんな境遇にあって、もっと戦略を考えなければならないな、と強く考えさせられた一冊。
特に覚えておきたいと思ったのは以下。
・リーダー企業がチャレンジャーに対して簡単に出来る対抗策は、同質化。差別化を無効化する。→同質化しづらいものをつくるべき。
・ニッチ市場も、規模が大きくなれば大手が参入してきてしまう。
・利益率は低めに見せる。大手は固定費が高いので利益率が低いものは手を出せない。
・大手の強みを弱みにしてしまうものをつくる(不協和戦戦略)
・大手のバリューチェーンに入り込むやり方もある(協調戦略)
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Posted by ブクログ
皮肉やユーモアで既存の語を再定義する、という『悪魔の辞典』というのが有名らしいが、それの「ビジネス版」。慶応でMBAを取って、大企業のコンサルティングをやって、今は早稲田の「ビジネススクール」の教授、という著者が会社やその周辺で使われる1018語について定義したもの。「ストレス・チェック」は「どこかの誰かが、確実に大儲けするために、日本企業に義務化されたもの」(p.45)とか、「参考になりました」は「途中で読むのを止めました。」(p.291)など。
「実は本書によって、読者の皆様の『会社人間度』も測ることができます。自己チェックしてみて下さい。」(p.291)として、この本に収録されている語の何パーセントを理解できて笑えたか、を自己チェックする、というのがあるが、その中では「用語の3割以下しか理解できず、かつ笑えなかった方」におれは入る。「恐らく、ビジネス経験がない方だと思います。一度働いてみて下さい。人事・組織の用語は、比較的すぐに分かってくると思います。」(同)ということだ。笑えたものもあったけど、用語が、特に会計とか、マネジメントとか、M&Aの章は、本当1ページに数語分かればいい方、って感じで、いかにおれが世間知らずであるか、というのも分かった。(そしてもうこの歳でこれらの知識を補って企業戦士になる、というのは無理、というかそういう気が全くしなくなった。「お勉強」としてやるなら高校なら「商業」という科目があるけど、商業科の高校生はこんな難しいこと勉強するのか、という感じもした。)「リーセンシー」(p.126)とかもはや英単語としても聞いたことなかった。de factoの反対はde jureというのもp.251の「でジュール・スタンダード」で初めて知った。
と、あまりに知らないものが多すぎるし、ちゃんとした意味が分からないとせっかくの著者の鋭いかつ頭の回転の速い、ウィットに富んだ定義も全然分からなくて、なんかコンプレックスが生まれてしまう本。著者渾身(?)の親父ギャグもスルーしたいくらいのコンプレックス。いっそのこと普通の定義とこの定義を並べて提示して欲しい、とも思ったり。(でも読む量が2倍になったらビジネスが分からないおれには読み切れないかもしれない)
この本と関係があるのかどうかは分からないけど、「公務員版」の悪魔の辞典、というのもあるそうで、そっちの方がまだ分かるかもしれない。(おれだったら『教育版 悪魔の辞典』とか作れるかも。ただそれを作るためには仕事を辞めないと…。)(19/11/17) -
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2017年の成功している企業の秘訣を抽出したビジネス書。一番大事なのは、創意工夫を繰り返し、成功まで粘ることだな。成功したものが、正解。そうでなければ、正解になるまでやるのみ。そうして残ったものが、この本に乗ったような、成功者なのである。
「しない勇気」とか「サンクコストの発掘」とか、イイ感じのビジネス要素が学べてよかった。
とはいえ、成功ってのはみんな同じことをやればうまくいくものじゃない。成功はただの結果である。うまくいったから成功というレッテルが貼られただけであり、猿まねでは失敗だけで終わる。そういうことはいつまでも忘れずに、こういう本を読んでいきたい。
さて、この本で穴ぶべきことは、サンクコストをみつけて、それの解消を粘り強く取り組んだら、成功に持って行ける可能性が高いという確率論がわかる。日本人お得意のカイゼンでサンクコストの活用を大いに見つけていきたいものだ。 -
Posted by ブクログ
本日の本のタイトルは
「競争しない競争戦略 」です。
「競争しない状態を作る戦略をとることで利益率は高められる」
という趣旨です。
本日ご紹介する本は、
「競争しない」 ための
具体的な戦略を紹介した1冊。
ポイントは
「リーダー企業との関係」
競争しないためには、業界のリーダー企業と
棲み分けるか共生することが必要。
棲み分けるためには、リーダー企業が同じことができないことが条件。
共生では、より強い企業と協力して他の企業から攻撃されない状況を作ることが必要。
「ニッチ戦略 」
ニッチ戦略は一定数の顧客が存在するが
大手が手を出すメリットがない市場を狙うこと。
市場規模を大きくしすぎると、
リーダー企業の参入を招き、ニッチ戦略が成り立たなくなります。
ニッチ戦略は、売上高よりも利益率を重視する戦略と言えます。
「協調戦略」
協調戦略 は、他社のバリユーチエーンの一部の機能に特化して、
競争しない状態をつくる戦略 。
例えば、航空機エンジンでは世界の半分以上が
GEのエンジンを搭載しています。
GEは航空機のコアな部品であるエンジンに特化することで
競争を避けています。
また、オフィスグリコは
一般企業の仕事場にお菓子を置くサービスですが
グリコのお菓子だけではなく、他社のお菓子も
加えることで相乗効果を上げています。
いろいろな競争しない戦略があります。
競争で疲弊しないためにも
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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自然界には多種多様な生物が暮らしている。そこには、「棲み分け」および「共生」がある。
「競争しないこと」が企業の利益率に良い影響を与える
「ニッチ=小さい売上」ではない。一定数の顧客が存在するが大手に支配されていない市場のこと
差別化はリーダーと戦う戦略であり、ニッチはリーダーとは戦わない戦略である。
ニッチ戦略は、「止まつてしまうといつかは浸食される」宿命にあり、常に技術や資源を磨いていく必要がある
競合企業のバリューチエーンの機能の一部を代替する
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◆目次◆
第1章競争しない競争戦略
第2章ニッチ戦略
第3章不協和戦略
第4章協調戦略
終章薄利の奪い合いからの脱却
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