作品一覧

  • 本業転換‐‐既存事業に縛られた会社に未来はあるか
    値引きあり
    3.8
    1巻825円 (税込)
    あらゆる業種・業界に、“本業喪失”の可能性がある時代。 企業は、どのような経営戦略を考える必要があるのだろうか。   *  *  * 欧米であれば、IBMのように大胆な事業売却やM&Aで事業構造を変えた例は少なくない。 しかし日本では、そうした事業の組み換えは容易ではない。 そんな日本にも「本業を変えることで、生き残った企業」がある。 たとえば、写真フィルムが事実上消滅した富士フイルムは、「いつ」「何」をどう決断したのか。 紡績を担っていた日清紡が、なぜブレーキやエレクトロニクスの会社に転身できたのか。 本書では、難しいとされる本業転換を行ってきた企業と、 同じ業種に位置しながら、転換がうまくできずに倒産・解体されてしまった企業の 戦略の違いを探ることによって、本業転換を成功させるポイントを探っていく。 本文で取り上げる主な企業は、 1 富士フイルムホールディングス vs. イーストマン・コダック 2 ブラザー工業 vs. シルバー精工 3 日清紡ホールディングス vs. カネボウ 4 JVCケンウッド vs. 山水電気 の4ペア。 実際の企業事例をベースに、「本業」というキーワードを通して、 これからの企業のあり方・あるべき姿をも問い直す一冊。
  • 本業転換‐‐既存事業に縛られた会社に未来はあるか

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    非常に読みやすく、データもわかりやすく。だからこそ、安穏とした平和ボケの感覚での保証は信じていけなくて。
    今、自分達がいる立ち位置はドコなのか。この見えない世界、広大な世界の中での僕たちの羅針盤は、自分たちが見極めていくしかない――そんなことを読後に思ったのです。

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    2020年03月13日
  • 本業転換‐‐既存事業に縛られた会社に未来はあるか

    Posted by ブクログ

    ▼衰退した事業に学ぶ
    ■本業転換が必要ない時にこそ、その準備を進めるべき
    ■必要になる観点は、what(自社のコアを応用できる事業)とwhen(成熟期までの間に)

    ◉健康や介護、教育においても余力があるうちに次の1手を

    詳細

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    2020年01月01日
  • 本業転換‐‐既存事業に縛られた会社に未来はあるか

    Posted by ブクログ

    丸善
    オンプレミス
    残存利益
    何が成否を分けるか?
    1評価尺度→本業を最も表す尺度、業界で違う
    2体内時計→時間感覚

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    2019年12月05日
  • 本業転換‐‐既存事業に縛られた会社に未来はあるか

    Posted by ブクログ

    会社の本業だけでビジネスを継続していくことが難しい現在、いかにして多角化によって、会社の存続・成長を図っていくか?
    実際の成功例・失敗例を出しながら、存続・成長させていくポイントを説明する内容。
    この手の成功例の本はややもすれば、結果論と読み手に思わせてしまいがちではある。
    但し、成功例と失敗例を比較し、そのポイントを論じている点で、大変納得感のある内容と感じた。

    同じ事業が未来永劫、成長し続けることは決してないというスタート地点に立つことの難しさはあるのかもしれないが、
    その気持ちになれさえすれば、その来るべき成長鈍化のタイミングに向けてやるべきことは多くあること。
    どのような形であれ、そ

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    2021年05月01日
  • 本業転換‐‐既存事業に縛られた会社に未来はあるか

    Posted by ブクログ

    長靴メーカーだったノキアが携帯電話メーカーになり、今では通信インフラの企業。化粧品のDHCの前身が、大学翻訳センターと言う翻訳会社だったり、豪華な付録で有名な女性誌の宝島社の前身が、地方公共団体向けコンサルティング会社であったり、有名なスポーツ選手を広告に使った寝具のエアウィーヴがプラスチック射出成型機メーカーだったことを知る人は少ない。会社は、変化しながら生き延びている。

    上場企業は株主からの期待に応えるためにも、売上が横ばいではなく持続的成長を果たさなくてはならない。しかし事業にライフサイクルがあり、いつか成熟期から衰退期を迎える。そのため企業が永続していくためには事業構造を変えていく必

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    2023年04月07日

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