手嶋友希のレビュー一覧

  • 本業転換‐‐既存事業に縛られた会社に未来はあるか

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    非常に読みやすく、データもわかりやすく。だからこそ、安穏とした平和ボケの感覚での保証は信じていけなくて。
    今、自分達がいる立ち位置はドコなのか。この見えない世界、広大な世界の中での僕たちの羅針盤は、自分たちが見極めていくしかない――そんなことを読後に思ったのです。

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    2020年03月13日
  • 本業転換‐‐既存事業に縛られた会社に未来はあるか

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    ▼衰退した事業に学ぶ
    ■本業転換が必要ない時にこそ、その準備を進めるべき
    ■必要になる観点は、what(自社のコアを応用できる事業)とwhen(成熟期までの間に)

    ◉健康や介護、教育においても余力があるうちに次の1手を

    詳細

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    2020年01月01日
  • 本業転換‐‐既存事業に縛られた会社に未来はあるか

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    丸善
    オンプレミス
    残存利益
    何が成否を分けるか?
    1評価尺度→本業を最も表す尺度、業界で違う
    2体内時計→時間感覚

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    2019年12月05日
  • 本業転換‐‐既存事業に縛られた会社に未来はあるか

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    富士フイルム:フィルムからX線、医療機器、チェキ、ゼロックス、化粧品
    ブラザー:ミシンからタイプライター、通信カラオケ
    失敗した事業の再構成
    日清紡:繊維から自動車用ブレーキ、日本無線買収によるエレクトロニクス分野で成功

    本業転換のポイント①どの事業分野を選ぶか ②いつ始めるか ③本業と異なる尺度と時間
    →本業や技術と近い分野で、本業が稼げるうちに、本業と同じ規模で判断せず、時間を掛けて

    その他成功例:体重計のタニタ、点滴の大塚製薬
    その他の失敗例:電力会社の通信業界、トヨタ・パナソニック・新日鉄の住宅産業

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    2025年10月17日
  • 本業転換‐‐既存事業に縛られた会社に未来はあるか

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    会社の本業だけでビジネスを継続していくことが難しい現在、いかにして多角化によって、会社の存続・成長を図っていくか?
    実際の成功例・失敗例を出しながら、存続・成長させていくポイントを説明する内容。
    この手の成功例の本はややもすれば、結果論と読み手に思わせてしまいがちではある。
    但し、成功例と失敗例を比較し、そのポイントを論じている点で、大変納得感のある内容と感じた。

    同じ事業が未来永劫、成長し続けることは決してないというスタート地点に立つことの難しさはあるのかもしれないが、
    その気持ちになれさえすれば、その来るべき成長鈍化のタイミングに向けてやるべきことは多くあること。
    どのような形であれ、そ

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    2021年05月01日
  • 本業転換‐‐既存事業に縛られた会社に未来はあるか

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    長靴メーカーだったノキアが携帯電話メーカーになり、今では通信インフラの企業。化粧品のDHCの前身が、大学翻訳センターと言う翻訳会社だったり、豪華な付録で有名な女性誌の宝島社の前身が、地方公共団体向けコンサルティング会社であったり、有名なスポーツ選手を広告に使った寝具のエアウィーヴがプラスチック射出成型機メーカーだったことを知る人は少ない。会社は、変化しながら生き延びている。

    上場企業は株主からの期待に応えるためにも、売上が横ばいではなく持続的成長を果たさなくてはならない。しかし事業にライフサイクルがあり、いつか成熟期から衰退期を迎える。そのため企業が永続していくためには事業構造を変えていく必

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    2023年04月07日
  • 本業転換‐‐既存事業に縛られた会社に未来はあるか

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    富士フィルムのフィルム事業からの転換など、
    本業転換の事例がわかりやすかった。
    ただ、経緯が具体的すぎたので、もっと抽象化した説明に分量が欲しかった。
    大事なのは、領域の選択とタイミング。
    メーカーは技術力を応用できるので多角化しやすいのかなぁと思った。本業と似ている領域か、領域は離れているが根底の技術が似ている領域。
    あとは、新規事業を本業規模にするのには時間がかかる(20年とか)というのも心に残った。
    技術の蓄積が大事。

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    2021年09月25日
  • 本業転換‐‐既存事業に縛られた会社に未来はあるか

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    よくまとまっていて凝縮された内容だった。
    取り上げられた会社の歴史が読み物としても面白かった。
    新しい事業を始めるタイミングと、どんな事業を始めるかが大事。
    あと、新規事業は時間がかかり、いきなり本業と同じ規模を目指すとうまくいかない。
    というような結論だった。
    他の事業に転用できる技術を持っていたり、M&Aを仕掛ける資金力がある大企業についての研究だったので、中小企業の参考にはあまりならないかもしれない。

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    2021年05月11日
  • 本業転換‐‐既存事業に縛られた会社に未来はあるか

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    両利きの経営にも通ずるテーマのタイトルだったので、読んでみました。

    企業はどうやってうまく本業を転換できるのか?あるいは、どうやったらうまくいかないのか?
    中々興味深いテーマに著者はチャレンジされています。
    と、思っていたら、著者のビジネススクールの社会人学生の研究(卒論?)をまとめたようなもののようです。
    研究(卒論?)といっても、著者のチェックが入っていますので、
    とても読みやすく学びになります。

    本自体は事例も豊富で分かりやすいのですが、
    自分の感想としては「やはり両利きの経営」を実行・実践していくのは、
    並大抵のことではないな…ということです。
    まず、(本業転換が)うまくいった企業

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    2020年10月09日
  • 本業転換‐‐既存事業に縛られた会社に未来はあるか

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    同じことが何度も繰り返し書かれていたり、ページ数に見合った情報量は残念ながら感じられなかったが、有益だったまとめは「本業と体内時間や評価単位(トンとグラムとか)が異なる新規事業は、経営陣の判断が鈍って命取りになる」という結論。直感的にそう思っていたが。

    日本無線と新日本無線の経営権の変遷については実は初めてまとめて読んだ。日清紡、面白い会社だな…。

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    2019年08月18日