手嶋友希のレビュー一覧
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非常に読みやすく、データもわかりやすく。だからこそ、安穏とした平和ボケの感覚での保証は信じていけなくて。
今、自分達がいる立ち位置はドコなのか。この見えない世界、広大な世界の中での僕たちの羅針盤は、自分たちが見極めていくしかない――そんなことを読後に思ったのです。Posted by ブクログ -
▼衰退した事業に学ぶ
■本業転換が必要ない時にこそ、その準備を進めるべき
■必要になる観点は、what(自社のコアを応用できる事業)とwhen(成熟期までの間に)
◉健康や介護、教育においても余力があるうちに次の1手を
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丸善
オンプレミス
残存利益
何が成否を分けるか?
1評価尺度→本業を最も表す尺度、業界で違う
2体内時計→時間感覚Posted by ブクログ -
会社の本業だけでビジネスを継続していくことが難しい現在、いかにして多角化によって、会社の存続・成長を図っていくか?
実際の成功例・失敗例を出しながら、存続・成長させていくポイントを説明する内容。
この手の成功例の本はややもすれば、結果論と読み手に思わせてしまいがちではある。
但し、成功例と失敗例を比...続きを読むPosted by ブクログ -
長靴メーカーだったノキアが携帯電話メーカーになり、今では通信インフラの企業。化粧品のDHCの前身が、大学翻訳センターと言う翻訳会社だったり、豪華な付録で有名な女性誌の宝島社の前身が、地方公共団体向けコンサルティング会社であったり、有名なスポーツ選手を広告に使った寝具のエアウィーヴがプラスチック射出成...続きを読むPosted by ブクログ
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富士フィルムのフィルム事業からの転換など、
本業転換の事例がわかりやすかった。
ただ、経緯が具体的すぎたので、もっと抽象化した説明に分量が欲しかった。
大事なのは、領域の選択とタイミング。
メーカーは技術力を応用できるので多角化しやすいのかなぁと思った。本業と似ている領域か、領域は離れているが根底の...続きを読むPosted by ブクログ -
よくまとまっていて凝縮された内容だった。
取り上げられた会社の歴史が読み物としても面白かった。
新しい事業を始めるタイミングと、どんな事業を始めるかが大事。
あと、新規事業は時間がかかり、いきなり本業と同じ規模を目指すとうまくいかない。
というような結論だった。
他の事業に転用できる技術を持っていた...続きを読むPosted by ブクログ -
両利きの経営にも通ずるテーマのタイトルだったので、読んでみました。
企業はどうやってうまく本業を転換できるのか?あるいは、どうやったらうまくいかないのか?
中々興味深いテーマに著者はチャレンジされています。
と、思っていたら、著者のビジネススクールの社会人学生の研究(卒論?)をまとめたようなものの...続きを読むPosted by ブクログ -
同じことが何度も繰り返し書かれていたり、ページ数に見合った情報量は残念ながら感じられなかったが、有益だったまとめは「本業と体内時間や評価単位(トンとグラムとか)が異なる新規事業は、経営陣の判断が鈍って命取りになる」という結論。直感的にそう思っていたが。
日本無線と新日本無線の経営権の変遷については...続きを読むPosted by ブクログ