【感想・ネタバレ】ビジネス版 悪魔の辞典のレビュー

あらすじ

日本型組織の実態、仕事の本質について、ブラックな笑いとともに教えてくれる一冊。昇格試験等の対策に使用するのは危険です。ご注意ください。全編、ほぼ書き下ろし! けっして、社内では開かないでください。普通の教科書には書いてない、本書だけが教えてくれるビジネスの真実。

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Posted by ブクログ

ネット上で、『退職する上司から「これを俺の遺言だと思って読み込め。ビジネスに必要な事が全部書いてある」と渡された本』ということで話題になっていたので買ってみました。

面白いです。ブラックジョークとオヤジギャグの混在したビジネス用語辞典で、いろいろな分野、業界の言葉を網羅しています。辞典のため、巻末には50音順の索引が丁寧についています。
項目によっては、会社のコンプライアンス研修で使えるかもと思ってしまいました。

ただ、なかなか全てを理解することができなかったので、数年後にまた読んでみたいと思います。面白いと感じなかった言葉は自分が理解していないものとして、正しい意味を学ぶことから始めたいです。

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2016年11月16日

Posted by ブクログ

 皮肉やユーモアで既存の語を再定義する、という『悪魔の辞典』というのが有名らしいが、それの「ビジネス版」。慶応でMBAを取って、大企業のコンサルティングをやって、今は早稲田の「ビジネススクール」の教授、という著者が会社やその周辺で使われる1018語について定義したもの。「ストレス・チェック」は「どこかの誰かが、確実に大儲けするために、日本企業に義務化されたもの」(p.45)とか、「参考になりました」は「途中で読むのを止めました。」(p.291)など。
 「実は本書によって、読者の皆様の『会社人間度』も測ることができます。自己チェックしてみて下さい。」(p.291)として、この本に収録されている語の何パーセントを理解できて笑えたか、を自己チェックする、というのがあるが、その中では「用語の3割以下しか理解できず、かつ笑えなかった方」におれは入る。「恐らく、ビジネス経験がない方だと思います。一度働いてみて下さい。人事・組織の用語は、比較的すぐに分かってくると思います。」(同)ということだ。笑えたものもあったけど、用語が、特に会計とか、マネジメントとか、M&Aの章は、本当1ページに数語分かればいい方、って感じで、いかにおれが世間知らずであるか、というのも分かった。(そしてもうこの歳でこれらの知識を補って企業戦士になる、というのは無理、というかそういう気が全くしなくなった。「お勉強」としてやるなら高校なら「商業」という科目があるけど、商業科の高校生はこんな難しいこと勉強するのか、という感じもした。)「リーセンシー」(p.126)とかもはや英単語としても聞いたことなかった。de factoの反対はde jureというのもp.251の「でジュール・スタンダード」で初めて知った。
 と、あまりに知らないものが多すぎるし、ちゃんとした意味が分からないとせっかくの著者の鋭いかつ頭の回転の速い、ウィットに富んだ定義も全然分からなくて、なんかコンプレックスが生まれてしまう本。著者渾身(?)の親父ギャグもスルーしたいくらいのコンプレックス。いっそのこと普通の定義とこの定義を並べて提示して欲しい、とも思ったり。(でも読む量が2倍になったらビジネスが分からないおれには読み切れないかもしれない)
 この本と関係があるのかどうかは分からないけど、「公務員版」の悪魔の辞典、というのもあるそうで、そっちの方がまだ分かるかもしれない。(おれだったら『教育版 悪魔の辞典』とか作れるかも。ただそれを作るためには仕事を辞めないと…。)(19/11/17)

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2019年11月17日

Posted by ブクログ

有名な著作『悪魔の辞典』のパロディです。ビジネスの場で頻出する用語を皮肉たっぷりにシニカルな笑いとともに説明する辞典です。なるほど!と膝を打ちたくなるのもあれば、よくわからないものもありました。【プライベート・クラウド】を「定期借地権付き住宅。」とあったのには妙に納得してしまいました。

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2017年06月12日

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