槇村さとるのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
*-*☆ 永遠の バイブル本&ビタミン剤 のなかの一冊 ☆*-*
槇村さとる先生の作品で初めて読んだのがこの漫画です。
大好きすぎてもう何回読んでいるかわからないくらい!
食べることの大切さ、人との繋がりの大切さ、を教えてくれた
大事な一冊。
全16巻だけあって、この16冊のなかに
希望から失望…、そして再起!
百の愛を恵む女性…百恵ちゃん( 主人公 ) の全てが詰まっています。
料理をとおしての人との繋がり。
自分のなかで芽生えた大切な大切な夢。
自分を知るということ。
この漫画でいろんなことに気づかされ。
たくさんのことを教えられました。
特に大好きなのが 『 失望〜再起シリーズ 』 の9巻!
凹むたびにひっぱりだしては、読んでいます。
きっと、これからもずーっとお世話になる 宝物の一冊☆
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* -
Posted by ブクログ
ブスい服は捨てて、好きな服だけ着てください!
というメッセージ! これのために読んでもいい。
そうなんだよね。
私は、親がファッション関係の仕事してたもので、長らく彼女の押しの強ーい好みで買われた服や小物を使っていた時期が長かった。
似合うものももちろんあったけど、それは薄く違和感があったり、着脱がしにくかったり。
で…昨年、もう着ない服を売ったり捨てたり。
病気治療の中で年齢も進み、痩せたり太ったりもするから。
気がついたのは。
母は、無意識に「自分に似合う」色を選んで私に贈っていたこと。デザインもそうで……。
彼女、イエベ秋。
私、ブルベ夏。
彼女が嫌いと言ってた色、実は私には似合う色。
なんのことはない。
彼女が苦手な色だから、私に
「似合わないよ」
と言ってて。もらったお洋服だから気兼ねで捨てられなかったり。自分に似合うものを選ぶと「それ?」って言われていただけ。
今の自分をちゃんと見て、ほんとに着心地がいいものを選ぶ。
重くない。固くない。痛くないが大事。
ゴムウエストにだって、罪悪感持たなくていい。
サイズ表記が細いより、細く見えるサイズ着るべき。
など……年令に関係なく、スタイルに自信ない、私みたいな人なら、心構えとして持っておきたいことが書かれている。
知ってることで、大層にいうことないわとレビューなさっている方は、たぶんおしゃれ上級者。
知ってることでも他の人から言葉にして教わると意識が変わることはあるから、私はこれから歳を重ねるのが怖くなくなった。
だって、自分の感覚を信じて買った今のクロゼット、似合うものしか置いてないもん。
私のように、20代から似合うブランド変わってない人だと、ちゃんと今の体型で似合うかのチェックだけはしないとダメだけど……これからもそれを着るには、どこをチェックしたらいいのか、っていうポイントは見えた。
そういう本。
50代だって60代だって。
いくつだって。
嘆くよりも、今の私にはどれが可愛い?
って考えられるババアに、私はなりたい。
レースもリボンも。死ぬまで好きだろう。
サックスブルーも、ミントグリーンとブラウンの組み合わせも好きだろう。
それをやめるんじゃなく、どう似合わせるか。
歳とってみるのも、楽しいかも知れない。
頭使いそうだもの。 -
Posted by ブクログ
ババア上等!シリーズの2冊目。
てっきり1冊目だと思って読んだのだが、間違ってた。
23年に出た「ババア最高!」の槇村さとる先生のイラスト入り表紙に惹かれ、面白そうだなと思っていて。シリーズらしいと解ったので、じゃあ遡って読もうかなと手にした。
「ババア上等!最高!」
なかなかスカッとそんな事、言えないものだ。
気持ちいいな、カッコいいな、と思って覚えていたものを、なんで筆者のお二方よりも年下の私がガツガツ読んで、3時間で読み終えたのか。
ちょっと刺さることを言われ、繊細なお年頃でもないのに調子を崩した。
相手にも悪気はなかった。それはいい。
夜中に目覚める。
悲しくもないのに涙が落ちる。
自分なんか何も出来ない、もうダメと前触れなく思う。
果ては、原稿を書けない。本が読めない。
だけならまだしも、信号が赤なのに、気づかずバスにはねられそうになった。
変である。
往診に来てくださる看護師さんに、思い余って相談した。チームで来てくださってるので、皆さん真摯に相談に乗ってくださったのだが。
その中のお一人が。
「更年期みたいよね。あははははっ! 女じゃなくなってきて、男になるって言うしね。涙くらいなら可愛くていいんじゃない? だーいじょうぶよ!」
勿論、相手は励ますつもりで言っておられる。
だが。
珍しく、本気でムカッときた。
更年期みたいと言われたことが腹立つんじゃない。
そんなもん、早い人なら30代後半から悩み始めるし、50代から悩みだす人もいるんだから。
女性なら全員通る、人生の時期の不調ってだけで、いずれ私だって経験するだろう。
問題は、
「そこはかとなくバカにされたな、だけど文句言えない励ましの形にされてるな」
と感じ取ってしまったからである。
もちろん、一緒になってガハハハ、と相手の倍の勢いで笑い飛ばし、「ほんとよねー!」 と一蹴した。
(結局は、婦人科でなく別のクリニックを、内科の主治医から紹介された。マジで加療が必要だったってだけのことだ)
しかし。
ナメんなよ。
である。
さて、じゃあなんで、「アラカンサバイバル」にまでぶっ飛んだのか。
「私のやってることには、何もかも意味がない」
「今から何したって、間に合わない」
「いや、そんな事言ってる間に行動しろや。ヒトよりも時間ないんだから!」
この、
「なんか変な思い込み、認知の歪みは、確かにアラカンサバイバルに近い悩みかもな」
と、どこかで冷静に思っていたからだ。
じゃあ、実際に先を歩いた方々は、どうそれをぶっ飛ばしてるのかな?
だって、「上等!」って言ってるくらいだもん。
『なんでもかんでも、がんばればなんとかなるというのは、間違っていると思うんです。
(中略)
逆に、60歳になってはじめたことが、もしかしたらものすごく得意なことで、60歳でプロになることだって、あるかもしれません。あるいは、素人のトップとか。
ただ、若いときには時間があるから、得意じゃなかったと後でわかってもいいけれど、私たちにはもうそんなに時間がない。私たちは限界が決まっているから、そのなかで濃くやるにはどうしたらいいかと逆算して考えるといいと思います。』
うん。
……私、焦ってるんだ。
『できることだけやる勇気
うまくできないことを無理になんとかしようとする必要は、もうありません。できることだけ、やればいいんです。できないことは、ほかの手立てを考えるか、放置するか、思いきってやめてしまいましょう。やめる選択もありなんです。
(中略)
もう無理する必要はありません。
自分がよければそれでよし。』
うん。
頑張らないわけじゃない。
挑戦しないわけでもない。
だけど、何でも傷ばっかり増やして、それを平気だったと思い込むのはよそう。
痛いものは痛い。苦しいものは苦しい。
その苦しさに常駐しない方に歩く。
行動するために痛みを回避するのは、アラカンだろうがそうじゃなかろうが、立派なサバイバルだ。
思い詰めた命題が、アラカンのお姉様たちと、意外と近かった。
「あの女、ムッと来たけど意外と鋭かったんか?」
敵ながら、ちょっと許せた。
笑えた。
そして。
アタシ、上等。
そう、思った。
この本の著者、地曳いく子さんは、スタイリストさんだが、55歳からの服の選び方のポイントを、こう挙げておられる。
1 軽さ
2 やわらかさ
3 肌触りのよさ
4 伸縮性
なのだって。
読んでふと気がつく。
セルフラブしなさい。
自分を甘やかすんじゃなく、頑張れるために優しくしなさいね、ってことじゃないのかな、と。
それを身体感覚と心の感覚に落とし込んで、ババア上等! ってかっ飛ばす明るさが大事なのかも、って。
今、私には。
周りに怒るより、悲しむより。
ちゃんとセルフケア&セルフラブして。
休んで。
元気でいられる、って信じるのが大事で。
それはこの先、アラカンよりもっと上の年齢になっても、数字に関係なく。
評価にも、薄っすらとばかにされちゃう、悔しい経験にも
(これからだって、もっともっと増えていくんだろうから)
振り回されないことが大事なのかな、そんなふうに思った。
アタシ、上等。
早朝に目覚めた、目尻の涙は。
指で弾いて落とせばいい。
それだけだ。 -
Posted by ブクログ
11巻では、ヴェネチア国際コンクールを目前に控え、鯛子と共に パリで修行中のキム の物語が大きな焦点になります。鯛子と一緒にレッスンをしていたキムですが、 パートナーの突然の故障 によりコンクール出場が危ぶまれる事態に。
そこから焦りを感じたキムは、嫉妬心から 思いがけない危険な行動 に出てしまい…という緊迫した展開になります。
ダンサー同士のプライドが激しくぶつかり合い、コンクール前の心理戦・人間関係がドラマティックに描かれる巻です。
……
鯛子の前向きさ・純粋さがキムの不安や感情の揺れと対比されることで登場人物一人ひとりの心情に感情移入しちゃいます。
恋愛や友情、ライバル心などさまざまな感情が混じったストーリーに胸が熱くなりました。