あらすじ
お魚屋さんの1人娘・桜庭鯛子は幼い頃からバレエを始め、将来を嘱望されていたが、14歳の時に母に先立たれてバレエへの情熱を失う。情熱はないけど、踊ることが好きな鯛子は、父と兄と商店街の幼なじみ達に支えられて…。大人気ダンサーズ・ストーリー第1巻!!
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オススメです
巨匠と呼ばれている槇村先生の作品だけあって短い巻数ながら面白さを掴んでいて私も先生のようになりたいです。
Posted by ブクログ
槇村先生は可能性の限界値を定めない強い女性が主人公であることが多く、この作品の鯛ちゃんもドンドン才能が開花していくので、これが快感である。「いい人ぶっても意味ないから!」これは頂点を極めるプリマに必要な要素。NO!と言える意志の強さと場をまとめる力が求められるプリマは自由と責任が伴う地位。これは漫画家という高倍率の職業を獲得した槇村先生の哲学でもあるんだろうなと思う。
Posted by ブクログ
バレエ漫画にしては親しみの持てる庶民的な登場人物が多くて、物語に一気に引き込まれました。
現在、8巻まで刊行済。主人公の鯛子がどのようにして成長していくかが、とても楽しみです。
Posted by ブクログ
新しい牧村さとるのバレエものです^^
オトナになってから、プリマを目指すんだけど、私は、真剣にもう一度クラシックを目指すと決めてからの方がすきだな。
とりあえず、これはこれで完結?
ヴェネチア国再編がスタート
全9冊+1冊〜 (1)
Posted by ブクログ
9巻まで刊行。
母の死によって、バレエへの情熱が失われてしまった鯛子。
トップダンサー三上との出会いで彼女は変わり始めるが。
えらいいいところで、連載休止した作品。早く再開しないかな。
主人公が色々な人々に出会い、傷つきながら夢をつかもうとする話です。
Posted by ブクログ
*-*☆ 自分の夢を再確認させてくれた大切な一冊… ☆*-*
大好きなバレエ。
大好きだからこそ、夢を抱き、そして臆病にもなる。
昔の失敗の恐怖を持ち続けながらも
大好きなバレエからは離れられない。
そんな主人公の葛藤、希望、失望、再起が描かれています。
どんなふうにバレエ人生を歩んでゆくのか。
続きが気になる気になる一冊なのです☆
( …只今まだ読み途中! )
夢を持ち続けるためには強くなければいけないんだ…。
大好きだからこそ、自分の夢だからこそ、
臆病にもなり、逃げ出したくもなるけれど。
それが自分の夢だから。
この漫画の主人公みたいに、
そのことに気づいたのなら行動に移す。 動き出す。
そんな人になりたいと思わせてくれた 大切な一冊です…☆
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Posted by ブクログ
男性のタイツが嫌という話がバレエ漫画にはよく出てくるが、いまいちよくわからない。
そういう衣装なのだからそういうものだと思うのだが
そんなにおかしく見えるものなのだろうか。
街にいる時はバレリーナ、稽古場にいる時は普通の女のフリ
というどっちつかずな感じの表現はちょっとわかる。
お母さん、バレエをやっていたことを内緒にしていたのに
娘がやりたいと言い出したらそれは嬉しかろう。
お父さんも駄目だと言う割には
なんだかんだで協力してくれて良いご両親だ。
お母さんがなくなって意気消沈するのはわかるが、
だからこそお母さんの為にも踊ろうという気持ちには
やはりならないものなのだろうか。
わざわざ嫌味を言うことは褒められたものではないが、
傍から見たら実力はあるのにやる気がなくて、
でも本番が近づいたら本気を出して自分に役が回ってこないとなったら
何故最初から本気でやらないのかと腹が立つのは当たり前だと思う。
やっぱりお父ちゃんのキャラクター、でしょうか。しみじみするシーンがあるのです。
バレエものとこういう下町の人情物が一緒になるとは(実際はありだろうに)今まで思った事なかった感じ。
Posted by ブクログ
バレエ作品。母親の死をきっかけにバレエに本気になれずにいた主人公が、徐々に母の死、自分、そしてバレエに向かい合っていく過程を描いた作品。槇村さんの作品は、キャラクターのまっすぐさ、陽性さに引かれる。本当に魅力的で、あたたかな人間が多いのです。筆者自身の人間性ってやっぱり作品に表れますよね〜。母の死というテーマは作中に何度、乗り越えた?と思っても、再び頭をもたげてくる問題で、すごくリアルに感じました。根の深い精神的な問題ってそうそうなくならない。何度も何度も繰り返して、ようやく受け入れられるものだよね。