あらすじ
母の死以来、ダンスを逃げ場としていた事に気付くと同時に、自分にとってダンスとは何かを思い出した鯛子。経験を積むためフリーダンサーとして採用された札幌のバレエ団へ向かう。そこには鯛子の運命を変える出来事が!? 大人気ダンサーズ・ストーリー第4巻!!
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Posted by ブクログ
鯛子のお兄さん、とても良いお兄さんだ。
お母さんを亡くしたことは辛いが、
家族や友人にとても恵まれていると思う。
師弟関係でも友人関係でもないのに、
初対面でいきなりアドバイスするのはバレエではありなのだろうか。
先生以外が教えるというの、普通は駄目だと思うのだが。
剣術を習っていた時も弟子同士で教えたりアドバイスしたりはするなと初めに釘を刺された。
鯛子が変なのかと思ったが、描き方を見ると
素直に聞けない方が悪い様子だ。
細かいことだが、派遣と契約を作者さんが混同していそうだ。
値段の交渉ではなく稽古場で寝るというのも
鯛子らしいと思ったが、寝袋のひとつも持ってきていないとは思わなかった。
自分の戦場である稽古場で他の人もいるのに、
お弁当を持ってこられるのが本当にきつい。
よく断れた。偉いと思う。
罪悪感もあるし、勿体無いしせっかくだしなんて
母親や周りが言ってくることもある中、
鯛子たちは完全に無視を決め込んでいるところが安心した。
鯛子をでくのぼうとは思わないが、
習いたいと思ってスクールを探すのでは無く
良い先生を探すところが突飛だし、
コネで連絡先が分かるのは恵まれているとは思う。