槇村さとるのレビュー一覧
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ネタバレひとりぼっち。
ママと自分は違う人間。
ノーミスで滑る事を目指すだけでは不十分。
その上を目指す。
なんて厳しい世界なのだろう。
せめて汚い雑音を聞かせないであげて欲しい。
史上最高得点。実力で黙らせる。なんて恰好良いのだろう。
しかし、ママが作ってくれたフリフリの衣裳で
うまく滑れて喜んでいた無邪気な雪を見て来たお母さんが
今とのギャップに戸惑うのもよく分かる。
世界を目指す雪ちゃんが狡い、羨ましい
でなく、選べないとおじいちゃんに言われて考え込むよっちゃんも偉い。
集中出来なくて失敗したら悔しくて仕方ないだろう。
くさくさしててもいい、と言ってくれるお母さん、素敵だ。
不条理にどつか -
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ネタバレニールが即興で音楽を合わせてくれるところがとても良い。
無効にしてもう一度滑らせるのなら集中している。本人にも聞こえるようにきちんと止めてあげて欲しかった。
音楽を止めた犯人もやや意外だった。
先生はなぜいじめがあると思ったのに、雪ちゃんを教員室に呼ぶのか。授業はそのまま続けるのだな。
よっちゃんのおじいちゃんは、この漫画の中に出てくる大人の中で数少ないまともな人だ。
雪ちゃんをいじめる子供たちのいやらしいところは、ダイヤと雪ちゃんの友情や練習に対する真剣な取り組み方も雪ちゃんが男の気を引いているとして
貶めているところだ。
憶測だ、劣等感でつながるのはおかしい、格好悪いとは、よっちゃんもよ -
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ネタバレダイヤが大関の悪行を雪の為に黙っておくのが大人過ぎた。
折角レギュラーに選ばれていたのに。
友達と疑いもなく言われて喜んでいるむっちゃんもキュンとする。
ダイヤが会ったことがない『ああいう大人』がむっちゃんにとっては身近だ。
「同じ歳で私より上手な人見たことない」は恰好良い。
才能のある人の責任を雪はきちんと分かっている。
子供のままでいることに意味は無い。
とても重たい言葉だ。
「大人になる。私は嘘をつく。でも約束も守る」
「できない人に気を遣わなくていいから楽しい」。
研人の「お前が信じているほど、あっちは子供のこと考えてないから」も、『大人』な言葉だ。
音楽が止まったらスケートは普通 -
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ネタバレ雪が可愛くてとても真っ直ぐ。
雪ちゃんがやりたくてスケートをしていて、
ご両親がそれにとても協力的なのが素晴らしい。
これくらい献身的に親がしてくれないと
本人に実力があっても世界に出るのは難しいのだろう。
よくフィクションでこういった場面を見るが
自分の実力で負けて気まずくなるまでは分かるが
陰口を言ったり嫌ったりというのは本当にあるのだろうか。
人間が出来ていなさ過ぎると思うが
まだ子供の年齢にそれを言うのは酷か。
悔しい、と思い自分が努力する方に向く雪ちゃんが本当に偉い。
札幌から東京に転校してきて慣れない環境で、
転校先の方が勉強が進んでいるのはなかなかしんどいだろうに。
「上手に -
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合宿など
現代の主人公も少し挿入話で入ってきて、ショートプログラムまでかなり良かったようです。
小学生でもアスリートとして競争するんでしょうが、やはり指導者とのソリが合わなかったり、は実際にもありそうです。
ダイヤ君も怪我したりと、ちょっと忙しいです。
選手選抜用の合宿、最終的には果たしてどんな顛末になるんでしょうか。 -
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フィギュアスケート選手とか
フィギュアスケートを題材にしたマンガ作品も少なからずありますねー。アイスホッケーの練習をしているダイヤ君、雪さんとはどう絡んでいくんでしょうか。
日本の選手が国際舞台で活躍するようになったのって指導者層にも力を入れて然るべき能力のある方々を招聘したのも大きいのでしょうね。 -
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初読ゆえ
日本語版Wikipediaの解説記事も参照しました。クラシックバレエを題材にしたマンガ作品、他のも読みましたが、やはり鍛錬が非常に厳しく、モノになる人は本当に一握りで、正直そこはあまり好きになれないところです。踊るのってもっと、ヒトの根源的な欲望で、万人にあるようなものでしょうからね。
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早く次の刊を読みたい!!
読み終えた瞬間に毎度思うこと「早く続きを読みたい!」。
雪の成長を読み続けてきて、早くも18刊ですが、本刊でも辛いことを乗り越えながら成長し、選手としても女性としても素敵さが増し増し。
昔の暗い出来事に改めて直面し、次刊でどのようにストーリーが展開し、雪がどう受け止めて行くのか…早く読みたいです。
ちなみにコーチのレイコさんと榊さんには疑問?!
次の五輪目指してのチームメンバーとしては無責任な行動だと、私は感じました。 -
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ダンサーを目指すチームの青春群像という感じです。
手が届かない一流レベルへの憧れ情熱と葛藤。
付き添いで行った子が才を見出されて、の今となっては繰り返されてきたパターンでしょうがやはりその展開は魅力。
作家さんの初期の頃でしょうけどダンスシーンはやはりかっこいい。