一条真也のレビュー一覧
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8人の聖人の思想や生涯がわかりやすく概説されている。そしてそれら聖人たちの関係性もよくわかる。特に聖徳太子が他の聖人たちと性質上違っているという話が面白かった。欧米の一神教の世界では、排他的な考えから他の宗教を弾圧したり、宗教戦争を起こしたりしている。日本人である私からすると、「何のための宗教か?」...続きを読むPosted by ブクログ
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数ある宗教の中でも、
仏教は日本人にとっては
とても身近であり違和感なく社会にも
溶け込んでいます。
にもかかわらず私は今まで仏教の教え自体を
勉強することはなかったのです。
実は先祖・家族から生活の中で習慣化された行動が
教えそのものであったわけでした。
つまりブッダを知らずして日本仏教に
染...続きを読むPosted by ブクログ -
ブッダ、孔子、ソクラテス、イエスの「四大聖人」と、
著者はムハマンド、老子、モーセ、聖徳太子を加え「八大聖人」としています。
国や時代が違えど、そこには何らかの関わりや共通点が書かれており面白い。
今までも私は教科書などで聖人たちの名前はよく耳にしていましたが、
彼らの教えを深く知ることはなかった...続きを読むPosted by ブクログ -
難解なイメージのある哲学という学問ですが、
「つぶやき」の対話形式で
かなり分かりやすく展開されています。
正直、哲学については全く知らない私みなたい人でも、
全然理解しながら読めました。
つぶやき形式でページが始まり、
140字に要点を集約することでポイントが抽出され、
おそらくは敬遠したくな...続きを読むPosted by ブクログ -
いま『論語』が注目されています。
現在の先の見えない時代背景と過去の多くの歴史上のリーダーたちに、
人間学の指標として読まれてきたことも一因としてあるようです。
しかし、なんとなく孔子や論語と聞くと難しそうなイメージがあるだけに、
どこか敬遠されてきたところもあるかもしれません。
タイトルどおり...続きを読むPosted by ブクログ -
葬儀に立ち会うスタッフの立場から書かれた実話集です。
つらく悲しい別れもありますが、
家族や友人、スタッフとの葬儀を通して、
その人の人生が人間ドラマとして完結しています。
読むと涙が出ます。
きっと人には例外なく「死」という最期があるから、
命を尊重し、他人に優しくしようとするのでしょう。
多...続きを読むPosted by ブクログ -
毎日、多くの人がなんらかの形で亡くなっておりますが、
身近な大事な人が亡くなると、とたんに辛い悲しみにくれてしまいます。
15通の手紙形式で「死」に対する癒しの言葉が書かれています。
読んでいくと、「死」を悲しみや不幸とする心の持ち方が変わります。
あと、引用されているブッダの言葉が心に染みまし...続きを読むPosted by ブクログ -
身近なお葬儀を経験したことが無いのですが、旅立つ方、見送る方、送る方の想いをほんの少しでも取り入れることができたらお葬儀ってこんなに感動するんだなと本当に思いました。この『最期のセレモニー』や映画『おくりびと』からかなりの感動をいただきました。大変な仕事と思いますが、お葬式に携わる方ってすごいの一言...続きを読むPosted by ブクログ
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メモリアルスタッフ、つまりお葬式の最前線で働く人たちが実際に経験したことをまとめた実話集です。
全190ページの本に48の話しが記されており、通常であれば数時間もあれば読破できる内容量ですが、本書はそうはいきませんでした。1話1話が事実だけに非常に重く、本当に心に染み入り、1話毎に休憩をとらずにはい...続きを読むPosted by ブクログ -
あまり本を読まない私が読破してしまうくらい素晴らしい内容でした。ひとつひとつの葬儀が感動的で涙が止まりませんでした。これが葬儀の現実なんだと痛感しました。同時に葬儀の担当者の質の高さを感じました。なぜなら葬儀という状況下で喪家の気持ちを何らかの形で察し、それを一気に形にし、さりげなく演出することによ...続きを読むPosted by ブクログ
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本書には非常に沢山の“最期のセレモニー”が詰まっています。
自分にも家族がおり、自分のお葬式のことなど、まだ先…と、考えたことなかったですが、私がもし死んでしまったとき、どれくらいの人が送ってくれるのか、どのように送ってくれるのか…。少し不安になってしまいました。本書のエピソードのように時には明るく...続きを読むPosted by ブクログ -
「天国」と「地獄」の考え方も、宗教によっていろいろ考えがあるんだなあと。
はっはー(゜Д゜)!の連続。
「処女の妻が与えられる、男性にとっての天国 ジャンナ」
とかはちょっと驚いた。Posted by ブクログ -
[ 内容 ]
ブッダ、孔子、老子、ソクラテス、モーセ、イエス、ムハンマド、聖徳太子-あらゆる宗教や思想の基盤を築き、多大な影響を与え続ける八大聖人。
生まれた時代も地域も違い、異なる文化を背負いながらも、彼らの教えは「人類を幸福にしたい」という点で根源を同じくする。
「モーセ五書」と『論語』の類似、...続きを読むPosted by ブクログ -
とても面白かった!
著者は、怪しそうだが(笑)この本はとてもよく書かれていて
すごい知識量だなと思いました。
世界の平和のために、この八大聖人について勉強することは
必要だと、私も著者に賛同いたします。Posted by ブクログ -
人類の教師と呼ばれた8人の聖人(ブッタ、孔子、老子、ソクラテス、モーセ、イエス、ムハンマド、聖徳太子)を分かりやすく紹介。そしてすべての聖人に精通した著者にしかできない、それぞれの聖人の類似点や聖人に隠された驚きの大発見など、とにかく今まで読んだことのないジャンルのすごい本です!この本は世界の偉大な...続きを読むPosted by ブクログ
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医師と葬儀屋の対談ということで、当初は興味を持って読んだが、終盤は一条氏の独演会みたいになり、残念。。。Posted by ブクログ
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基本からマニアックまで押さえている一冊。聖人なのか魔人なのかは後の歴史で決まってしまうように思えた。Posted by ブクログ
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世界的歴史人物を"聖人"と"魔神"で表現する。実に斬新な考え方の一冊である。この人とこのとが聖人で、このと人この人は魔神…なるほどね。えっ!?このほとが!!!はしがきより
一人の人間の心のなかには、善なる部分と悪成る部分の両方があるだろう。単純に割り切れるものではないかもしれない。でも、「善人」とか...続きを読むPosted by ブクログ -
それぞれ、の国において神様は違います。そして、人々に教えをといたり自ら神になったりしたひともいます。この本は、その人たちの学んでいたことや聖人たちの教えを説明してくれる本です。第一部と第二部に分かれていて、一部は人類の教師たちのミステリーと題して聖人たちにはライバルがいたり、心学の説明などがあります...続きを読むPosted by ブクログ