あらすじ
世界史に偉大な足跡を遺した「聖人」と、強烈なインパクトを与えた「魔人」。現代にまで影響を及ぼす彼らは、いったいどんな人物だったのだろうか?本書は、古代から近現代まで実在し、世界に名を轟かせた「聖人」と「魔人」113人について、その横顔とエピソードを紹介したものである。【偉大なる聖人たち】●人類の3分の1を魅了する、史上最高のカリスマ――イエス・キリスト●色即是空を悟った、仏教の開祖――ゴータマ・ブッダ●数多くの逸話を残す、日本古代史のキーパーソン――聖徳太子【恐るべき魔人たち】人類滅亡を予言したとされる最高の預言者――ノストラダムス●ドラキュラ伯爵のモデルになった君主――ヴラド・チェッペシ●大オカルト帝国だったナチス・ドイツ――アドルフ・ヒトラーなど、人間が持つ「光」と「闇」をそれぞれ強烈に発し、伝説と化した人物たちの知られざる素顔を一挙公開!
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Posted by ブクログ
世界的歴史人物を"聖人"と"魔神"で表現する。実に斬新な考え方の一冊である。この人とこのとが聖人で、このと人この人は魔神…なるほどね。えっ!?このほとが!!!はしがきより
一人の人間の心のなかには、善なる部分と悪成る部分の両方があるだろう。単純に割り切れるものではないかもしれない。でも、「善人」とか「悪人」とか
聞けば、たいていの人は同じようなイメージの人間を想像する。
それでは、「聖人」や「魔神」とは、そのまま「スーパー善人」であり、「スーパー悪人」ナノだろうか。いや、ちょっと違うようだ。
から始まっていて、「聖人」「悪人」は善・悪、良い・悪い、とはちょっと違うのであって、あるい一種の後世のの人間によって
決められたもの、あるいは表現されたもののっ結果である。そしてそれが同書に書いてあるのは、一種の区分であるような書き方(表現)となっている。