【感想・ネタバレ】世界をつくった八大聖人 人類の教師たちのメッセージのレビュー

あらすじ

ブッダ、孔子、老子、ソクラテス、モーセ、イエス、ムハンマド、聖徳太子――あらゆる宗教や思想の基盤を築き、多大な影響を与え続ける八大聖人。生まれた時代も地域も違い、異なる文化を背負いながらも、彼らの教えは「人類を幸福にしたい」という点で根源を同じくする。「モーセ五書」と『論語』の類似、ブッダとイエスの共通点、宗教編集者としての聖徳太子……。八人の生涯や人物像、それぞれの相関関係を、先達の文献も踏まえながら考察する。混迷をきわめる現代だからこそ、私たちが学ぶべきことは少なくない。彼らが伝えたメッセージとは何か。優しい口調でわかりやすく述べる。

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

8人の聖人の思想や生涯がわかりやすく概説されている。そしてそれら聖人たちの関係性もよくわかる。特に聖徳太子が他の聖人たちと性質上違っているという話が面白かった。欧米の一神教の世界では、排他的な考えから他の宗教を弾圧したり、宗教戦争を起こしたりしている。日本人である私からすると、「何のための宗教か?」という疑問を感じずにはいられない。一方、日本では神仏習合がなされており、また、イスラム教など他の宗教に対しても欧米のような違和感を日本人は感じていないはずだ。。その、和をもって貴しとなす精神が聖徳太子の17条の憲法に集約されているという指摘はなるほどな、と感心した。教養として1回読んでおくのはアリです。

0
2016年06月17日

Posted by ブクログ

ブッダ、孔子、ソクラテス、イエスの「四大聖人」と、
著者はムハマンド、老子、モーセ、聖徳太子を加え「八大聖人」としています。
国や時代が違えど、そこには何らかの関わりや共通点が書かれており面白い。

今までも私は教科書などで聖人たちの名前はよく耳にしていましたが、
彼らの教えを深く知ることはなかったと思う。
特に聖人8人のプロフィールの章では生誕や教えまで説明があり、
古くから世界で聖人や人類の教師と呼ばれるのに、
誰もが納得するほどの理由がそこには書いてあります。
それは現代だからこそ、学ぶべき教えだと感じました。

0
2013年01月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
ブッダ、孔子、老子、ソクラテス、モーセ、イエス、ムハンマド、聖徳太子-あらゆる宗教や思想の基盤を築き、多大な影響を与え続ける八大聖人。
生まれた時代も地域も違い、異なる文化を背負いながらも、彼らの教えは「人類を幸福にしたい」という点で根源を同じくする。
「モーセ五書」と『論語』の類似、ブッダとイエスの共通点、宗教編集者としての聖徳太子…。
八人の生涯や人物像、それぞれの相関関係を、先達の文献も踏まえながら考察する。
混迷をきわめる現代だからこそ知っておきたい偉人伝。

[ 目次 ]
第1部 人類の教師たちのミステリー(人類を導いた八人 聖人のライバルたち 人類の教師の誕生 すべては心学から始まった)
第2部 人類の教師たちのプロフィール(ブッダ 孔子 老子 ソクラテス モーセ イエス ムハマンド 聖徳太子)
第3部 人類の教師たちのメッセージ(人類の教師とは何者か 龍と聖人の暗号 人類の品格を考える)

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

0
2011年04月21日

Posted by ブクログ

とても面白かった!
著者は、怪しそうだが(笑)この本はとてもよく書かれていて
すごい知識量だなと思いました。

世界の平和のために、この八大聖人について勉強することは
必要だと、私も著者に賛同いたします。

0
2009年10月14日

Posted by ブクログ

人類の教師と呼ばれた8人の聖人(ブッタ、孔子、老子、ソクラテス、モーセ、イエス、ムハンマド、聖徳太子)を分かりやすく紹介。そしてすべての聖人に精通した著者にしかできない、それぞれの聖人の類似点や聖人に隠された驚きの大発見など、とにかく今まで読んだことのないジャンルのすごい本です!この本は世界の偉大なる八大聖人の暗号を解き、人類にとって幸せになるための最も大切な事を教えてくれます。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

それぞれ、の国において神様は違います。そして、人々に教えをといたり自ら神になったりしたひともいます。この本は、その人たちの学んでいたことや聖人たちの教えを説明してくれる本です。第一部と第二部に分かれていて、一部は人類の教師たちのミステリーと題して聖人たちにはライバルがいたり、心学の説明などがあります。
二部ではブッタや孔子、イエスたちのプロフィールが紹介されています。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本書での8大聖人とは、ブッダ、孔子、老子、ソクラテス、モーセ、イエス、ムハンマド、聖徳太子を指す。とはいえ、この8人以外の歴史に埋もれた賢人たち(有名どころでは、ジャイナ教祖のマハーヴィーラ、諸子百家の墨家や孫氏や孟子、ギリシャの七賢人のタレスなど)は数しれない。彼らが選ばれたのは、本人もしくは弟子たち(プラトンやパウロ)が文章として残したから。
一方、4大聖人という言葉もある。ブッダ、孔子、ソクラテス、イエス(ムハンマドは入らないのが意外)が一般的に認知されているらしい。
時代的にはモーセは紀元前1300年頃、ブッダ、孔子、老子、ソクラテスが紀元前6世紀、イエスから紀元が始まり、6世紀にはムハンマドと聖徳太子が登場した。
そして本書のエッセンスは、本来人々を救う宗教が、その後の宗教戦争や宗教迫害という紛争の火種となっている現実と、であればなおさらもし宗教自体が無ければ、21世紀まで人類が存続していたか疑わしいという考察です。

以下は私の備忘録。
・『宗教とは人間がよく生きるためにつくりだしたもの。宗教によって人が争うなど本末転倒だ。』五木寛之
・ブッダの説く四諦とは、苦諦(常なるものに執着し苦しむ)、集諦(すべて不変の実体はなく、ものとして集合している)、滅諦(欲望を捨てる)、道諦(方法の真理)
・八正道とは、正見(正しい見方)、正思(正しい思惟)、正語(正しい言葉)、正業(正しい行為)、正命(正しい生活)、正精道(正しい努力)、正念(正しい思念)、正定(正しい観想)
・《空》と《無》は別物。無は有に対立する概念だが、空は有無を超越した概念で、空の論理こそ仏教の最重要論理
・礼によって君主を目指す孔子の政治的思想は受け入れられず14年間諸国を放浪し、結局69歳で魯に舞い戻り74歳で没した
・老子の思想の根幹は、《あらゆる作為を捨てて、ものの自然に帰れ》
・ソクラテスの説く《無知の知》《善く生きる》《哲学とは心を解放する点において死の予行演習》
・イエスの「山上の垂訓」はモーセの「十戎」のリニューアル版
・キリスト教は、イエスの死と復活、昇天、聖霊降臨の直後から教会の組織をとり、2世紀以降、制度的に完成させてきた
・原罪とは不信仰、たとえ道徳的法律的に正しい人間であっても神を信じない者は罪人とされた。この原罪を赦されるには、人間の代わりにその罪を背負ったキリストの贖罪を信じることでしか解放されない
・イスラムの一夫多妻制は、本来は孤児と未亡人を救う制度だった
・聖徳太子は、神儒仏習合思想の創始者(いいとこ取り)
・《本地垂迹説》とは、仏が本体で民衆を教化し救済する仮の姿となったのが神である
・ソクラテス問題とは、ソクラテス本人が著作物を残さなかったので、弟子たちの語るソクラテスの実像が本当だったのか?という問題。仏典におけるブッダも論語における孔子も新約聖書におけるイエスも同じ
・イエスとブッダの共通点【思いやりを重んじた論理的な教え】【30歳前後での霊的体験】【イエスはユダヤ教、ブッダはバラモン教という既存宗教の改革者】【両者ともに神と同格の崇高な存在となった】
・イエスは、人々を癒し知恵の教師であると同時に当時の特権階級を猛烈に批判、このことが迫害に繋がり、布教活動が3〜4年で終了

0
2026年10月13日

Posted by ブクログ

キリスト、釈迦といった聖人たちも現在の存在になるまで道のりが険しかったことが分かります。
聖徳太子宗教の総合的存在という説は面白い。

0
2012年09月14日

Posted by ブクログ

ブッダ、孔子、ソクラテス、イエスの四大聖人に、モーセ、ムハマンド、老子、聖徳太子を加えた八大聖人について書かれたものです。もちろん、この1冊でそれぞれの思想と背景が理解できるなどとは思っておりませんでしたが、日本人の柔軟性や許容範囲の広さ、寛容さ、大らかさが何に起因しているのか解ったような気がします。この中になぜ聖徳太子が?と思われた方は、読んでからのお楽しみです。ここで取り上げられている聖人以外にも、人類の教師と呼ぶに相応しい賢者は歴史上数多くいます。けれど、世界に争いごとの絶えたためしはありません。人間とは哀しいものですネ。

0
2011年01月22日

Posted by ブクログ

ブッダ、孔子、老子、ソクラテス、モーセ、イエス、ムハンマド、聖徳太子についての知識がほとんど無かったので、改めて彼らのことを学ぶことができたのは良かった。
また、八人の聖人とは別に「心学」のくだりは興味深かった。

0
2009年10月04日

「学術・語学」ランキング