清水茜のレビュー一覧
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花粉症
・スギは花粉を風に乗せ、遠距離に飛散させる。花粉症のピークは2~3月。
・アレルギー:免疫反応が、特定の原因物質(抗原。アレルゲン)に対して過剰に起こること。
スギ花粉症を引き起こすアレルゲンは、スギ花粉の中に含まれるCryj1、Cryj2というたんぱく質成分。
・IgE抗体:アレルゲンに対抗すべく、ヘルパーT細胞の命令により、B細胞が作り出す抗体。
・マスト細胞(肥満細胞):過剰に作られたIgE抗体の刺激に反応して、
ヒスタミンやロイコトリエンなどの化学物質を分泌する。
・ヒスタミン:異物や組織の損傷を認識したマスト細胞などから分泌される化学物質。
血管内皮細胞の間隔を広げ、白 -
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皮膚の環境その4
・毛包炎:カミソリなどで毛穴が傷つく→傷口から細菌が侵入→炎症→膿瘍できる(にきびに似てる)
・単純ヘルペスウイルス感染→治まった後の再活性化→唇に水膨れ→皮膚科へ
・ヘルペスウイルスを体内から完全に消すことはできないが、症状を抑えることはできる。
・一度ヘルペスウイルスに感染すると、抵抗力が弱まったときや、日焼けなどがきっかけで再発する。
・他の人に移さないようにタオルなどは共有しないこと。
・シャンプーをボトルに詰め換える際、ボトルにわずかでも皮膚から垂れた水分が残っていると、
そこに紛れて緑膿菌が侵入する→緑膿菌は、栄養分が少ない環境でも増殖する
・シャンプーを水増しし -
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皮膚の環境その3
・緑膿菌:皮膚や腸にいる常在菌。湿った環境を好む。緑の色素を出す。
弱酸性のバランスが崩れた、湿度の高い環境で繁殖しやすい。
爪で緑膿菌が繁殖すると、緑膿菌は緑色の色素を出すため、爪が緑色になる。
だから爪はいつも清潔にすることが大事。
・唇は皮膚が薄いし、皮脂腺がないため、皮脂の膜が作れないし、水分が蒸発して荒れやすい。
・リップクリームの使い方:①日光が当たらない涼しい場所で保管する、
②変なにおいがしたら使わない、③開封したら半年を目安に使いきる。
・手の隅々まできれいにして悪玉菌の侵入を防ぐべし。アルコール消毒はやりすぎると善玉菌も死ぬので注意。
・疣(いぼ):皮膚から -
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皮膚の環境その2
・ビタミンA:皮脂、粘膜などの上皮細胞の健康を保つ。ニンジン、豚レバー、モロヘイヤなど。
・ビタミンC:体の免疫力を高めて、病気の予防に効果あり。ピーマン、イチゴ、ブロッコリーなど。
・ビタミンE:ビタミンCと協力して、細胞膜の老化を防止。アーモンド、カボチャなど。
・ニキビができないようにするには、丁寧な洗顔と保湿、整腸。
・化粧を落としきれてない脂や、汚れの多い肌は、黄色ブドウ球菌にとって好都合。
・目をこする→悪玉菌がマイボーム腺(上下のまぶたに数十個ある、油分を出す腺)に→ものもらい(炎症)
・チリダニ:ダニの仲間。布団やカーペットに多く生息。高温多湿を好む。垢とふけを -
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皮膚の環境その1
・皮膚の細菌にも、善玉菌と悪玉菌がいる。
・善玉菌:表皮ブドウ球菌。汗や皮脂を分解して、肌に良い物質を生み出す。運動や保湿で増える。
・悪玉菌:黄色ブドウ球菌。傷口などから滲み出た体液を餌に増殖する。肌の炎症を引き起こす。
傷口に入ると炎症が広がってしまう。
・消毒液では、善玉菌も悪玉菌も殺してしまう。
・日和見菌:マラセチア。カビ(真菌)の一種。皮脂を食べて脂肪酸を出す。
数が増えすぎなければ、善玉菌として働く。脂肪酸が多すぎると酸化して、臭いや肌荒れの原因になる。
・腸内の環境は頭皮にも影響を与える。腸内で悪玉菌が優勢だと、皮脂が多く出る。
・抗真菌成分のシャンプー:皮膚炎 -
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口腔ケア
・虫歯:口腔内のミュータンス菌(悪玉菌)が、歯の表面に付着して、歯を溶かす。
虫歯菌は糖分を材料に、ネバネバとした物質を作り、歯にくっつく。
ネバネバした物質は、48時間経つと、歯ブラシで落とせない歯石になる。
歯の内側にある神経の近くまで虫歯が進行すると、痛みを感じるようになる。
・歯周病菌:悪玉菌。口の中にいつもいる常在菌の一種。歯を支えている骨を溶かす。
血液からいろいろな栄養を摂る。歯と歯肉の溝を掘りまくって、歯がグラグラになる。
歯周病菌が血管から全身に侵入すると、体全体に悪影響を及ぼす。
食後の歯磨き、デンタルフロスや歯間ブラシでの掃除が一番の歯周病予防。
・舌 -
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腸内環境その3
・活性酸素:量が増えすぎると、細胞を傷つけ、老化や病気の原因になる。
・メラノイジン:味噌に含まれる抗酸化物質。
・ジピコリン酸:納豆菌が生み出す抗菌成分。
・ブレーベ菌(善玉菌):赤ちゃんの腸内で健康を維持するために働く菌。
赤ちゃんの頃は90%が善玉菌。母乳以外を食べるようになると、食べ物と一緒に様々な菌が腸にやってくる。
そして、だんだんブレーベ菌が減っていく。離乳すると、腸内フローラ(腸内細菌叢)の構成は大きく変化し、
ブレーベ菌などの善玉菌はそっと減ってゆく。
・60代以降、善玉菌が減ってしまう→動脈硬化などのリスクが上がる→
だからこそ生活習慣を整えて、健康管理に気 -
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腸内環境その2
・ブルーチーズ:青カビ(毒性なし。酵素を作る。体にとても良い)を使用して作られる、独特の香りがあるチーズ。
固い便を軟らかくする=便秘の解消に役立つ。
・腸管出血性大腸菌(O-157など):激しい腹痛や下痢など食中毒を引き起こす、病原性大腸菌の一種。
感染力が強く、100匹ほどでも病気を起こす(サルモネラだと10万匹)。毒素を産生する。
生の肉は、しっかり火を通して、安全に食べること。
・酪酸菌:善玉菌。腸内で発芽、増殖して、腸を整える菌。傷ついた腸粘膜を修復する。
ぬか漬けなどに含まれる。ピンチの時、芽胞を作り、多くのピンチを耐え抜く。
乳酸菌は、酪酸菌と共生することによって、 -
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腸内環境その1
・腸内の細菌は、善玉菌、悪玉菌、日和見菌がいる。
理想バランスは善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%といったところ。腸の中には100兆もの菌が住んでいる。
・善玉菌:乳酸菌やビフィズス菌など。野菜や果物など、オリゴ糖や水溶性食物繊維を含む食物を摂ることで増える。
・悪玉菌:ウェルシュ菌など。動物性蛋白質を摂ることで増える。食べた肉から腐敗ガスを作る。ガスはおならになる。
悪玉菌が増えると下痢になりやすい。
・日和見菌:バクテロイデス菌など。腸内の善玉菌か悪玉菌のどちらか、優勢な方の味方をする。
日和見菌がどちらに加勢するかは、日頃の食事にかかっている。
・善玉菌の出す酢酸や -
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学校でも使われる
自分はもう学生ではないので未体験だが、すでに学校に授業で使われたと報告もある超優良教材。
漫画で楽しく、アニメで気楽に楽しめる人体の新しい教科書。
漫画なので少しづつ誇張表現などもあるけれど、大半の情報は実際の免疫機能などを参考に設定されており、とても勉強になる。
しかもわかりやすい。小難しい内容も名前も簡単に覚えられる。
YouTubeには本物の医者が実際にアニメを視聴してリアクションをとるという動画もあり、それを見る限りでは本当に細かくよく作られており、要所要所の描写まで細かい。
この作品を楽しんだ後に教科書を読めばするすると頭に入ってくること間違いなし。 -
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血(のようなもの?)が
白血球が敵を倒すたび血のようなものが大量に描かれる部分だけ、戦闘を盛り上げるためには必要なんだろうけど、より広い年齢層の人に見てもらうためにはいらないように思えていたけれど、今回はそれがなくてかつ、キャラクター全員がデフォルメされていて、個人的にシリーズで一番良い作品!
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全年齢向け教科書
誰が読んでも勉強になるし、日々起こる体の中の問題を単話的に解決までを描いていて楽しみやすい。実際は違うであろう、登場する細胞が基本的に同じキャラクターが出てくるなど、ストーリーとして進行させやすくするための工夫が素晴らしい!