清水茜のレビュー一覧
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サイトカインストーム
・PDE4:免疫細胞内の情報伝達を調節している。活性化された免疫細胞内(樹状細胞など)において、
PDE4の量が増えると、サイトカインが過剰に産生され、細胞外に放出される。
・表皮細胞の異常増殖:通常30~40回かけて剥がれていく皮膚が、乾癬の場合、通常より短い4~5日で剥がれおちていく。
・乾癬:皮膚の炎症やかゆみを引き起こす。免疫バランスの異常が関与。
・ウイルスは細菌に比べると小さすぎて、白血球が貪食することはできない。
それ故に細胞に取りついた状態のものを、宿主の細胞ごと殺して殲滅する、という手段をとることになる。
免疫細胞は、それで無害な細胞も一緒に殺してしまうことがある。
・サイトカインIL-6:ウイルスに感染した際に、体の免疫反応を制御するために放出される物質。
・サイトカインストーム:何らかの原因でサイトカインが大量に放出されている状態。
免疫反応が過剰に起こることで、病原体が攻撃していない健康な細胞まで、破壊してしまうことがある。
・抑制性サイトカイン:炎症を起こすサイトカインの産生を抑制することで、炎症を抑える。
抗炎症サイトカインとも呼ばれる。
・新型コロナウイルス感染症は、発症から約1週間を境に、一気に症状が悪化することがある。
ウイルス量は減少しているにも関わらず、サイトカインストームにより、血管や肺などの健康な細胞が大量に破壊されると、
呼吸困難、多臓器不全から、最悪の場合、死に至ることもある。
後遺症である倦怠感などが数か月持続することがある。
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がん細胞
・免疫系は侵入者である病原菌は排除するが、共生している腸内細菌は非自己成分であっても、
体にとって安全なもの、有益なものであれば攻撃しないと言われている。
・がん細胞:細胞の遺伝子に異常が起きて、無軌道に増殖するようになった細胞。
周囲の正常な細胞との境界を侵し、どんどん増殖していく。
この性質を浸潤という。浸潤が進むと、血管やリンパ管の流れに乗って、体の様々な場所に転移していく。
このサイクルが進めば、やがて重要な臓器が侵され、生命の危機となる。
・炎症性サイトカイン:がん細胞は炎症性サイトカインを大量に放出する。
そうすることで優先的に体中から栄養豊富な血液が引き寄せられ、結果的にがん細胞の増殖を促進する。
この状態が続くと、体の様々なバランスが狂ってくる。
・がん細胞は、正常な細胞が細胞分裂する際のコピーミスによって、
健康な人でも1日に数千個、作られていると言われている。
・制御性T細胞:T細胞の暴走を抑え、免疫異常を起こさないように調整する。
細胞(自己成分)や有益な細菌を攻撃しないように、免疫細胞の働きを抑える機能を持っている。
がん細胞の場合、もともと自己から生じた細胞なので、異物(非自己成分)とはみなさず、
免疫細胞の攻撃を抑制してしまう。
・悪玉菌の有害性:腸内腐敗、細菌の毒素産生、発がん物質の産生など、
免疫力が下がったり、便やガスの臭いがきつくなったり、下痢や便秘を引き起こすなど、
人体の健康に様々な悪影響を及ぼす。
・免疫力の向上:乳酸菌の多糖体→樹状細胞活性化→
サイトカイン産生→NK活性の上昇や、特定のウイルス抗体の産生が高まる
・NK細胞の活性化:「笑い」による刺激→間脳→神経ペプチド(情報伝達物質)が活発に産生→
神経ペプチドがNK細胞の表面に付着→NK細胞の活性化
・免疫力とストレス:ストレス→リンパ球の働きが低下→免疫力低下
・サイトカイン:特定の細胞に働きかける蛋白質の総称。
・パーフォリン:キラーT細胞が感染細胞を攻撃する際に放出する物質。
・腸内環境が変化し、善玉菌が優勢になると、がん細胞に力を与える要素が減る。
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出血性ショック
・血圧:全身の隅々まで血液を送り届けるためにかかる圧力。一般的に、血圧と言った場合は動脈の血圧を表す。
心臓の収縮、拡張に伴う拍動をエネルギー源にしている。血圧はいろいろな要因によって変化する。
正常範囲より高すぎる場合は高血圧、低すぎる場合は低血圧と呼ばれ、体内に様々な影響を及ぼす。
・大量出血時の症状:初期は交感神経が興奮し、血圧が上昇するが、循環血液量が減少すると血圧低下を起こす。
循環する血液量が減少すると、体温も低下する。
・出血性ショック:外傷による出血や消化管など体内からの出血→大量の血液喪失→
循環血液量減少→血圧保てなくなる→組織が循環不全→意識障害、失神→適切な処置を行わなければ死亡することも。
・体内の血液量の1/3を失うと、ショック状態になると言われている。
・治療は静脈路確保による輸液と輸血。そして止血。
・献血:輸血や血液製剤製造のために無償で血液を提供すること。
輸血用血液は長い間保存することができないため、献血は常に必要とされている。
・輸血:足りなくなった血液成分を補充する治療方法。
輸血で補うことができる血液成分は、赤血球、血小板、血漿成分、凝固因子などがあり、
状況に適した血液製剤を選び、輸血が行われている。
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免疫
・風邪症候群:抗生物質は効かない。ほとんどウイルス感染によるものだからだ。
抗酸化作用のあるビタミンなどを接種してもあまり効果はない。風邪をひいたら自宅で寝てるのが一番。
症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまり、微熱、頭痛。マスクは風邪にかかった人が他の人に移さないためのもの。
・予防接種:病原体でなくても、病原体の免疫記憶を惹起するような物質を注射して、
自分の(その病気に対する)免疫能を高めるもの。
免疫能を高めることで、病気から身を守る(ワクチンが効くといいなという人ほど効きにくい)。
麻疹(はしか)、風疹、ムンプス(おたふく)はワクチンで予防したほうがいい。
・獲得免疫:生後に感染や予防接種などにより、後天的に獲得した免疫。
特定の病原体だけを相手するスペシャリスト。液性免疫と細胞性免疫がある。
・液性免疫:Bリンパ球主体。対象は主に細胞外の細菌感染症。
液性免疫が弱いと、莢膜を作る感染症(肺炎球菌など)で死にやすくなる。
・細胞性免疫:Tリンパ球主体。対象は主に細胞内のウイルス感染症。
細胞性免疫が弱い(AIDSなど)と、真菌(かび)感染やウイルス感染に弱くなる。
・自然免疫:誰でも相手にするジェネラリスト。その分、その防御能は強くない。
(強すぎても炎症自体が体を攻撃してしまうが)
・免疫反応はバランスが大事。弱すぎると感染症にかかりやすくなる。
強すぎると自己免疫疾患を引き起こす。
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熱中症
・放熱:皮膚の近くに血液を多く流し、熱を放散する体温調節機能の一つ。
・汗腺:皮膚にある汗を分泌する腺。アポクリン線とエクリン腺の2種類がある。
汗をかくと、蒸発する際に熱を奪う(気化熱)。これが体温調節に重要な役割を担っている。
・熱中症:体温を調節する機能が狂ったり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたりすることで起こる健康障害。
重症度によって、Ⅰ~Ⅲ度に分類される。
・炎天下で作業や運動をしている時に、めまい、立ちくらみ、失神、唇のしびれなどの症状では、熱失神。Ⅰ度である。
・暑さ→皮膚の血管が拡張→血管内の循環血液量の相対的不足→一過性の脳血流低下→
多量の発汗→水分と電解質(ナトリウム)の喪失→低張性脱水
・発汗時に水分だけの補給を行ってしまった場合:低ナトリウム血症の進行→
筋肉の興奮性の亢進→痛みを伴う痙攣→痙攣は内臓の筋肉にも→循環不全→うつ熱(熱産生>放散の持続)の発生
→体温調節中枢の障害→発汗停止、皮膚の乾燥→多臓器不全。脳浮腫による痙攣、意識障害などを起こす。
・解熱剤は使うべきではない。
・薬局で売っている熱冷ましシートは、熱中症の前では「焼け石に水」である。
・高温環境で、運動して、熱中症のような症状でも、熱中症でないケースもある。
感染や狭心症、悪性症候群(精神神経用薬の副作用)などだ。
・熱中症の予防:直射日光や頭部への過熱防止。こまめに水分と塩分の補給(スポーツドリンクなど)。
・治療:とにかく体を冷やすこと。
涼しい場所に避難し、首の周り、脇の下、足の付け根(ふともも)など大きな血管が通る部分を冷やす。
タオルでくるんだ保冷剤(直に当てると凍傷のリスクあり)を当てる。
服を脱がす。ぬるま湯や水を吹きかけあおぐ。
病院では、輸液注射(水分補給、電解質補正、栄養補給)。重症なら集中治療が必要になる。
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花粉症
・スギは花粉を風に乗せ、遠距離に飛散させる。花粉症のピークは2~3月。
・アレルギー:免疫反応が、特定の原因物質(抗原。アレルゲン)に対して過剰に起こること。
スギ花粉症を引き起こすアレルゲンは、スギ花粉の中に含まれるCryj1、Cryj2というたんぱく質成分。
・IgE抗体:アレルゲンに対抗すべく、ヘルパーT細胞の命令により、B細胞が作り出す抗体。
・マスト細胞(肥満細胞):過剰に作られたIgE抗体の刺激に反応して、
ヒスタミンやロイコトリエンなどの化学物質を分泌する。
・ヒスタミン:異物や組織の損傷を認識したマスト細胞などから分泌される化学物質。
血管内皮細胞の間隔を広げ、白血球の遊走性を高める(白血球たちが来やすくなるようにする)。
ヒスタミンが活性化されすぎると、発赤、かゆみ、浮腫み、痛み、気管支収縮などのアレルギー反応を起こす。
・くしゃみ:ヒスタミンが鼻の粘膜にある知覚神経を刺激する。
この刺激がくしゃみ中枢に達すると、くしゃみが連発してしまう。
・鼻づまり:ヒスタミンが鼻の粘膜にある血管に作用して、炎症などを引き起こす。
涙も必要以上に出る。
・スギ花粉アレルギー:スギ花粉が抗原(アレルゲン)となって起こる
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、などのアレルギー症状。
・ステロイド(副腎皮質ホルモン):ヒスタミンによって引き起こされた諸症状や、アレルギー反応を抑える働きをする薬。
効果は非常に強力。花粉症の場合、内服、点眼、点鼻、注射などで服用される。
長期投与や大量投与により副作用が起こることがある。 -
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皮膚の環境その4
・毛包炎:カミソリなどで毛穴が傷つく→傷口から細菌が侵入→炎症→膿瘍できる(にきびに似てる)
・単純ヘルペスウイルス感染→治まった後の再活性化→唇に水膨れ→皮膚科へ
・ヘルペスウイルスを体内から完全に消すことはできないが、症状を抑えることはできる。
・一度ヘルペスウイルスに感染すると、抵抗力が弱まったときや、日焼けなどがきっかけで再発する。
・他の人に移さないようにタオルなどは共有しないこと。
・シャンプーをボトルに詰め換える際、ボトルにわずかでも皮膚から垂れた水分が残っていると、
そこに紛れて緑膿菌が侵入する→緑膿菌は、栄養分が少ない環境でも増殖する
・シャンプーを水増ししたまま放置すると、防腐剤の効果が弱まり、緑膿菌が繁殖しやすくなる。
・湿ったスポンジやおもちゃなどは雑菌の住処になりやすい。
・シャンプーを詰め換える時は、ボトルをよく洗って乾燥させてから。
・へそ:お腹の真ん中の小さな窪み。垢が溜まりやすい。
・おへそを掃除するなら、ベビーオイルを塗った綿棒で。ただおへそのゴミは放置しても問題ない。
お風呂に入った時も、ゴミはふやけてとりやすい。掃除の際は、おへそを傷つけないように。
・冬の乾燥した空気→肌から水分や皮膚細胞が失われる→肌が痒み
・爪で掻きむしる→傷口に細菌が侵入→炎症→顔を洗おうが、食事に気を使おうが、掻きむしってる限り無駄。
・肌の善玉菌を支えるためにも、洗顔はやさしく、擦り過ぎないこと。
・化粧水で保湿、乳液で潤いを閉じ込める。
・日頃から肌に触り過ぎないこと。
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皮膚の環境その3
・緑膿菌:皮膚や腸にいる常在菌。湿った環境を好む。緑の色素を出す。
弱酸性のバランスが崩れた、湿度の高い環境で繁殖しやすい。
爪で緑膿菌が繁殖すると、緑膿菌は緑色の色素を出すため、爪が緑色になる。
だから爪はいつも清潔にすることが大事。
・唇は皮膚が薄いし、皮脂腺がないため、皮脂の膜が作れないし、水分が蒸発して荒れやすい。
・リップクリームの使い方:①日光が当たらない涼しい場所で保管する、
②変なにおいがしたら使わない、③開封したら半年を目安に使いきる。
・手の隅々まできれいにして悪玉菌の侵入を防ぐべし。アルコール消毒はやりすぎると善玉菌も死ぬので注意。
・疣(いぼ):皮膚から盛り上がっているできもの。傷→ウイルス侵入→肌の細胞へ寄生→増殖→いぼの完成。
治療には液体窒素での凍結療法。すぐには治らない。根気よくウイルスを殺すしかない。
かさかさの肌の傷から、ウイルスが侵入することがあり為、乾燥に負けないように肌を保湿すること。
腋臭菌:アポクリン腺から出た汗の脂肪酸を分解して、においを発生させる。
肉中心の食生活とケア不足が腋臭を起こしてしまう。
・表皮ブドウ球菌は皮膚の環境を保つ善玉菌だが、皮膚の環境が悪く、
宿主の免疫力が低下していると体に悪い働きをすることがある。
・にきびを清潔でない手で触る→白にきびに炎症→赤にきびに→
対策は、①薬、②化粧水と保湿、③お菓子控える、④バランスの良い食事、である。
・紫外線によりDNAにたくさんの傷がついた皮膚細胞は、がん細胞にならないように消えようとする。
・化膿連鎖球菌:咽頭炎や皮膚感染症を引き起こす。
・爪を深く切りすぎる→傷ができる→細菌の侵入リスク→爪周囲炎(手足の指の傷から細菌が感染して起こる炎症)
・爪周囲炎は爪の周囲を消毒しつつ膿を出す治療を行うことが多い
・爪の角を斜めにカットしてしまうと巻き爪になりやすい。
・耳の中は暗く、風通しも悪い。そのため菌が繁殖すると治療が大変。
・耳垢は溜まると、自然に外に出ていく
・耳かきのしすぎ→傷できる→傷のせいで痒み→痒いから耳かき→耳かきしすぎに
・耳掃除は優しく(月1回でも大丈夫)。イヤホンを長時間耳に入れないように。
・耳の痒みや異変に気がついたら病院へ。
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皮膚の環境その2
・ビタミンA:皮脂、粘膜などの上皮細胞の健康を保つ。ニンジン、豚レバー、モロヘイヤなど。
・ビタミンC:体の免疫力を高めて、病気の予防に効果あり。ピーマン、イチゴ、ブロッコリーなど。
・ビタミンE:ビタミンCと協力して、細胞膜の老化を防止。アーモンド、カボチャなど。
・ニキビができないようにするには、丁寧な洗顔と保湿、整腸。
・化粧を落としきれてない脂や、汚れの多い肌は、黄色ブドウ球菌にとって好都合。
・目をこする→悪玉菌がマイボーム腺(上下のまぶたに数十個ある、油分を出す腺)に→ものもらい(炎症)
・チリダニ:ダニの仲間。布団やカーペットに多く生息。高温多湿を好む。垢とふけを食べる。
・ツメダニ:ダニの仲間。チリダニの体液が大好物。エサのチリダニが増えるとツメダニも増える。
ヒトを刺して体液を吸う→痒み生じる
・チリダニの死骸や糞がアレルギー疾患の原因になる。気管支喘息などだ。
・秋は、夏に増えたダニが死んで、その死骸や糞が舞う季節。そのため布団を清潔にして、ダニを寄せ付けないことが大切。
・ダニ捕獲用マット:ダニを誘引、乾燥させる。自然由来成分のみのため、子供やペットのいる家庭でも安心して使える。
・除菌ロボット:紫外線と超音波で、ウイルス、細菌、ダニを除菌。効果は布団干しより上。
手動なら、身の回りの物全て除菌可能。
・掃除機をかける:ゆっくりと時間をかける。週1回。
・部屋の温度を下げる:夏場はエアコンを使う。高温多湿にしない。
エアコンを使わない季節は、窓を開けて換気。
・家全体をこまめに掃除:フケ、垢、髪の毛などダニのエサを無くし、繁殖の機会を与えない。
・布団を干す:乾燥させることでダニを殺す。
確実に殺すには黒い布などを被せ、布団内部の温度まで上げる。
布団を両面とも干す。干したら掃除機をかけると尚良い。
・週一回のシーツ、布団カバーの洗濯:シーツについたふけ、垢、ダニの死骸などを除去。
・布団乾燥機:20~30分を目安に。週一回。使ったら必ず掃除機をかける。
・面倒なら、布団をクリーニングに出して丸洗いしてもらう。
・初めからダニ防止加工の布団やシーツを使ってもいい。
・ダニ防止シートやスプレーなどのグッズは手軽だ。
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皮膚の環境その1
・皮膚の細菌にも、善玉菌と悪玉菌がいる。
・善玉菌:表皮ブドウ球菌。汗や皮脂を分解して、肌に良い物質を生み出す。運動や保湿で増える。
・悪玉菌:黄色ブドウ球菌。傷口などから滲み出た体液を餌に増殖する。肌の炎症を引き起こす。
傷口に入ると炎症が広がってしまう。
・消毒液では、善玉菌も悪玉菌も殺してしまう。
・日和見菌:マラセチア。カビ(真菌)の一種。皮脂を食べて脂肪酸を出す。
数が増えすぎなければ、善玉菌として働く。脂肪酸が多すぎると酸化して、臭いや肌荒れの原因になる。
・腸内の環境は頭皮にも影響を与える。腸内で悪玉菌が優勢だと、皮脂が多く出る。
・抗真菌成分のシャンプー:皮膚炎の原因となる菌の繁殖を抑えたり、抜け毛予防に効果あり。
・濡れた髪のまま寝ると、マラセチアなどの雑菌が大暴れし、臭くなってしまう。寝る時は髪を乾かしてから。
・アクネ菌(日和見菌):肌の環境が良い時、皮脂を分解して、肌に良い働きをする。
角栓はブツブツとした毛穴の詰まり。皮脂や角質が詰まってできる。肌の乾燥が要因。
アクネ菌は、肌の環境が悪くなると、肌に悪い働きをする。
角栓で毛穴が詰まると、皮脂が外に流れ出ない。その皮脂を餌に、アクネ菌はどんどん増殖する。
毛穴の詰まりと、アクネ菌の増殖がニキビの原因となる。
・白癬菌(悪玉菌):水虫の原因菌。皮膚の角質などに含まれるタンパク質(ケラチン)を栄養源とする。
高温多湿な環境を好む。皮膚に付着してから、定着するまで24時間かかる。
弱酸性の環境が苦手。汗や汚れが残っているアルカリ性の環境でないと生きづらい。
ブーツのように通気性が良くない靴は、湿気が多く、菌を繁殖させてしまう危険がある。
足をかきむしった場合、傷口から菌が入り、痒み成分も放出されて、悪循環である。
・余分な皮脂や汚れをやさしく落とす→泡を残さない→保湿する。
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口腔ケア
・虫歯:口腔内のミュータンス菌(悪玉菌)が、歯の表面に付着して、歯を溶かす。
虫歯菌は糖分を材料に、ネバネバとした物質を作り、歯にくっつく。
ネバネバした物質は、48時間経つと、歯ブラシで落とせない歯石になる。
歯の内側にある神経の近くまで虫歯が進行すると、痛みを感じるようになる。
・歯周病菌:悪玉菌。口の中にいつもいる常在菌の一種。歯を支えている骨を溶かす。
血液からいろいろな栄養を摂る。歯と歯肉の溝を掘りまくって、歯がグラグラになる。
歯周病菌が血管から全身に侵入すると、体全体に悪影響を及ぼす。
食後の歯磨き、デンタルフロスや歯間ブラシでの掃除が一番の歯周病予防。
・舌苔:舌の表面についた苔のような汚れ。悪玉菌の餌。元は舌に付着したままになっている食べ物のカス。
・フソバクテリウム:口腔内にいる悪玉菌。口臭の原因の一つ。
・舌のお手入れ:やわらかい歯ブラシで、舌の奥から手前にやさしく動かす。舌を傷つけないよう、やりすぎに注意。
・緑茶には口の中の悪玉菌への抗菌作用がある。
・睡眠中は、口の中の唾液分泌が減る→唾液の自浄作用が減る→口の中の悪玉菌が増える環境になる→
このとき口呼吸してしまうと、乾燥でますます唾液が減る。
・口の中の細菌は睡眠後3時間で急増する→睡眠後8時間の唾液7ccには、便10gにいる細菌と同じくらいいる。
・悪玉菌は食べカスなどを分解して、臭いガスを出す→起床すると唾液増える→
朝起きてすぐうがい→うがいをすることで寝ている間に増えた悪玉菌を洗い流すことができる→
もし、うがい水を飲んでも、ほぼ胃酸で菌は死ぬ。
ただ体が弱っている時は、病気の原因になり得る。気管に入るとなおさらである。
・口の中の悪玉菌を増やさないためには、①寝る前の歯磨き、②鼻呼吸、
③寝起きのうがいと歯磨き、をする。
・溶連菌に感染しないように、手洗いとうがいをしっかり。
・溶連菌に罹ってしまったら、症状が治まっても菌が生きていることがある。
最後まで抗生物質は飲むこと。
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腸内環境その3
・活性酸素:量が増えすぎると、細胞を傷つけ、老化や病気の原因になる。
・メラノイジン:味噌に含まれる抗酸化物質。
・ジピコリン酸:納豆菌が生み出す抗菌成分。
・ブレーベ菌(善玉菌):赤ちゃんの腸内で健康を維持するために働く菌。
赤ちゃんの頃は90%が善玉菌。母乳以外を食べるようになると、食べ物と一緒に様々な菌が腸にやってくる。
そして、だんだんブレーベ菌が減っていく。離乳すると、腸内フローラ(腸内細菌叢)の構成は大きく変化し、
ブレーベ菌などの善玉菌はそっと減ってゆく。
・60代以降、善玉菌が減ってしまう→動脈硬化などのリスクが上がる→
だからこそ生活習慣を整えて、健康管理に気を使う必要がある。
・多彩な食生活を送っている人ほど、腸内細菌の種類も豊富。特に野菜や果物などで食物繊維を多めに摂り、
脂肪分を控えめに摂っている人達は。
・毎日の食事で、野菜や果物から十分な食物繊維を摂るのが難しい人達は、野菜ドリンクなどを飲むのも手である。
・水不足→食物繊維不足→便が薄くてペラペラ→腸の刺激にならない→蠕動運動鈍り→便秘に
・ノロウイルスに効果のある抗ウイルス剤はまだない。そのため治療は対症療法が中心となる。
ノロウイルスは症状が治まった後も、死なずに腸で生きられる。長期にわたり便から検出される。
発症している時も、症状が治まった後も、消毒(次亜塩素酸で。アルコール無効)と手洗い、うがいを徹底しないと、
知らず知らず別の誰かに感染させてしまう。
・便に水分が少ないと便が固くなり便秘になる。多すぎると便が軟らかくなりすぎ下痢になる。
・夜中の暴飲暴食→腸の蠕動運動が活発になりすぎる→便の通過速度が速くなりすぎる→
便の水分が吸収されないまま流れて行ってしまう→夜食のせいで睡眠中に消化活動が行われている→
腸が休まらず、過労に→睡眠の質の低下も招いてしまう→免疫細胞も弱体化
・整腸剤:抗生物質によって、腸が荒れないように、抗生物質に強い乳酸菌が入っている。
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腸内環境その2
・ブルーチーズ:青カビ(毒性なし。酵素を作る。体にとても良い)を使用して作られる、独特の香りがあるチーズ。
固い便を軟らかくする=便秘の解消に役立つ。
・腸管出血性大腸菌(O-157など):激しい腹痛や下痢など食中毒を引き起こす、病原性大腸菌の一種。
感染力が強く、100匹ほどでも病気を起こす(サルモネラだと10万匹)。毒素を産生する。
生の肉は、しっかり火を通して、安全に食べること。
・酪酸菌:善玉菌。腸内で発芽、増殖して、腸を整える菌。傷ついた腸粘膜を修復する。
ぬか漬けなどに含まれる。ピンチの時、芽胞を作り、多くのピンチを耐え抜く。
乳酸菌は、酪酸菌と共生することによって、より活発に体に良い働きをする。
・酒の酵母菌:ビタミンなどの栄養素を多く含む。善玉菌の味方。
酒粕に含まれるレジスタントプロテインは、腸内のコレステロールなどを吸着し、便として排出する作用がある。
肉や魚と、酒粕の食物繊維を合わせて摂ることで、便通を良くする。
・便意を我慢し続けていると、腸の働きが鈍くなる→便意を感じなくなる→便秘になる→
便が溜まった環境は、悪玉菌が増殖するのにもってこい→無理すると切れ痔を起こす→
便意を感じたら、めんどくさがらずにトイレに行くこと。
・肉の摂りすぎは体に良くない。ただ、摂らなすぎると栄養不足を招いてしまう。
肉に含まれるタンパク質は、体に必要な栄養素の一つ。バランスが大事。
・暑いからといって、冷たいものばかり食べてしまうと、消化機能が低下する。
そんな状態で、体を冷やす野菜を食べたら消化しにくくなる。
そのため、体を温めて免疫を整え、風邪をひきにくい体にすべし。
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腸内環境その1
・腸内の細菌は、善玉菌、悪玉菌、日和見菌がいる。
理想バランスは善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%といったところ。腸の中には100兆もの菌が住んでいる。
・善玉菌:乳酸菌やビフィズス菌など。野菜や果物など、オリゴ糖や水溶性食物繊維を含む食物を摂ることで増える。
・悪玉菌:ウェルシュ菌など。動物性蛋白質を摂ることで増える。食べた肉から腐敗ガスを作る。ガスはおならになる。
悪玉菌が増えると下痢になりやすい。
・日和見菌:バクテロイデス菌など。腸内の善玉菌か悪玉菌のどちらか、優勢な方の味方をする。
日和見菌がどちらに加勢するかは、日頃の食事にかかっている。
・善玉菌の出す酢酸や乳酸により腸内が酸性になると、悪玉菌の増殖が抑制される。
・便秘:食物繊維不足→便がきちんと作れない→腸内がアルカリ性に傾くと、腸の働きが低下する。
・不溶性食物繊維:大豆、芋、茸など。腸内で水分を吸収して膨らむ→便を大きくする。
・水溶性食物繊維:果物、ワカメ、キャベツなど。便の滑りを良くする。
・腸内の大腸菌には、病原性のあるもの(O-157など)と、病原性のないもの(日和見菌)がいる。
・カレーは鍋ごと、冷蔵庫に入れておくと、悪玉菌が増えにくい。
・おむすびを握る前に、手を石鹸でよく洗って、おむすびは冷めてから包んだ方が良い。
・納豆菌(善玉菌):納豆を作る菌。ネバネバと匂いの正体。胃酸で死なず、腸までやってくることができる。
腸でも長生きする。100℃の熱でも、-100℃の冷気でも死なない。
納豆菌自身、ネバネバを食べるため、時間がたった納豆はネバネバが少ない。大豆は食物繊維が豊富。
・食べ物から摂った菌は、ずっと腸内に留まることはできない。
・常在菌以外の細菌は、食べ物と一緒に腸内に辿り着く。
・腸内に生息している常在菌の悪玉菌は、外部から強い悪玉菌(病原体)が腸内に来た時、体を守る働きをすると言われている。
・ヨーグルトには体に良い働きをする菌が多く含まれている。生きている常在菌の活性化。
定着しない菌のため、食べるのを止めると、元の腸に戻る。
・麹(こうじ)菌:善玉菌。タンパク質をアミノ酸に分解するなど、栄養素を消化、吸収しやすくする菌。
醤油や味噌などは、麹菌の力で作られている。麹菌によって作られた麹には、食物繊維が含まれる。