清水茜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレコロナとは何か?正しく恐れるも何も、何だか分かっていないまま2年以上経過したこの夏に理解を深めるために、大人である私が絵本を購入。
5歳の息子は「興味ない!」と答えたものの、私が音読して本を読んでいると、そばに来て一緒に読んでいました。
それからは、彼ひとりでも一生懸命読んだり、また親子で一緒に読んだりを繰り返して、理解を深めることができました。
結局のところ、風邪やインフルエンザなどと同じで、罹患した時の症状は異なるようでしたが、自分の体の中で何が起こっているか?理解を深められた、とても良い絵本でした。
今では登場人物、全員大好きで、何度も読み返しては理解を深めています。
私は「白 -
ネタバレ 購入済み
サイトカインストーム
・PDE4:免疫細胞内の情報伝達を調節している。活性化された免疫細胞内(樹状細胞など)において、
PDE4の量が増えると、サイトカインが過剰に産生され、細胞外に放出される。
・表皮細胞の異常増殖:通常30~40回かけて剥がれていく皮膚が、乾癬の場合、通常より短い4~5日で剥がれおちていく。
・乾癬:皮膚の炎症やかゆみを引き起こす。免疫バランスの異常が関与。
・ウイルスは細菌に比べると小さすぎて、白血球が貪食することはできない。
それ故に細胞に取りついた状態のものを、宿主の細胞ごと殺して殲滅する、という手段をとることになる。
免疫細胞は、それで無害な細胞も一緒に殺してしまうことがある -
ネタバレ 購入済み
がん細胞
・免疫系は侵入者である病原菌は排除するが、共生している腸内細菌は非自己成分であっても、
体にとって安全なもの、有益なものであれば攻撃しないと言われている。
・がん細胞:細胞の遺伝子に異常が起きて、無軌道に増殖するようになった細胞。
周囲の正常な細胞との境界を侵し、どんどん増殖していく。
この性質を浸潤という。浸潤が進むと、血管やリンパ管の流れに乗って、体の様々な場所に転移していく。
このサイクルが進めば、やがて重要な臓器が侵され、生命の危機となる。
・炎症性サイトカイン:がん細胞は炎症性サイトカインを大量に放出する。
そうすることで優先的に体中から栄養豊富な血液が引き寄せられ、結 -
ネタバレ 購入済み
出血性ショック
・血圧:全身の隅々まで血液を送り届けるためにかかる圧力。一般的に、血圧と言った場合は動脈の血圧を表す。
心臓の収縮、拡張に伴う拍動をエネルギー源にしている。血圧はいろいろな要因によって変化する。
正常範囲より高すぎる場合は高血圧、低すぎる場合は低血圧と呼ばれ、体内に様々な影響を及ぼす。
・大量出血時の症状:初期は交感神経が興奮し、血圧が上昇するが、循環血液量が減少すると血圧低下を起こす。
循環する血液量が減少すると、体温も低下する。
・出血性ショック:外傷による出血や消化管など体内からの出血→大量の血液喪失→
循環血液量減少→血圧保てなくなる→組織が循環不全→意識障害、失神→適切な -
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免疫
・風邪症候群:抗生物質は効かない。ほとんどウイルス感染によるものだからだ。
抗酸化作用のあるビタミンなどを接種してもあまり効果はない。風邪をひいたら自宅で寝てるのが一番。
症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまり、微熱、頭痛。マスクは風邪にかかった人が他の人に移さないためのもの。
・予防接種:病原体でなくても、病原体の免疫記憶を惹起するような物質を注射して、
自分の(その病気に対する)免疫能を高めるもの。
免疫能を高めることで、病気から身を守る(ワクチンが効くといいなという人ほど効きにくい)。
麻疹(はしか)、風疹、ムンプス(おたふく)はワクチンで予防したほうがいい。
・獲得免疫:生後に感 -
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熱中症
・放熱:皮膚の近くに血液を多く流し、熱を放散する体温調節機能の一つ。
・汗腺:皮膚にある汗を分泌する腺。アポクリン線とエクリン腺の2種類がある。
汗をかくと、蒸発する際に熱を奪う(気化熱)。これが体温調節に重要な役割を担っている。
・熱中症:体温を調節する機能が狂ったり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたりすることで起こる健康障害。
重症度によって、Ⅰ~Ⅲ度に分類される。
・炎天下で作業や運動をしている時に、めまい、立ちくらみ、失神、唇のしびれなどの症状では、熱失神。Ⅰ度である。
・暑さ→皮膚の血管が拡張→血管内の循環血液量の相対的不足→一過性の脳血流低下→
多量の発汗→水分と電