角田陽一郎のレビュー一覧

  • 教養としての教養

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    よくある「教養本」ではありません。

    コロナ禍や戦争などで混沌とした現代社会に
    おいて、人は何を大切にすればいいのでしょ
    うか。

    元テレビマンであり、知的好奇心の塊の著者
    が歴史、地理、社会、エンタメ、文化、そし
    て人生を深く考察します。

    「こういう教養を身につけるべきだ」と押し
    付けないです。

    しかし「なるほど、そういう見方もあるのか」
    という気付きを与えてくれます。

    例として明石家さんまさんの言を取り上げて
    います。

    「カーナビを付けないのですか」という問い
    に、さんま師匠は「俺、迷いたいねん」と答
    えたそうです。

    無駄や遠回りが人生の幅を広げるという真理
    を表していますね。

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    2025年01月29日
  • 教養としての教養

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    歳が自分とひとつ違いの著者による「50代となっていろいろ思うところ」がとても共感できました

    「人生死ぬまで学び」とよく言いますが、記憶力は落ちても、無駄も含めた人生経験がむしろ教養欲を高めるのかもしれません

    「知性の反逆の時代」が来るとのこと

    日々感じる窮屈さは「叡智」と「越境」が晴らしてくるのだなと再認識させてもらいました

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    2024年06月30日
  • 「24のキーワード」でまるわかり! 最速で身につく世界史

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    今まで読んだ歴史本の中で一番面白い。

    文章がうまくてわかりやすい。

    世界史を、別な切り口で、何度も切って大局的に説明している感じの本。

    最速という謳い文句とは別に、純粋に面白かった。
    北狄がフン族でハンガリーの語源
    アルマーニ、ジャーマニー、ドイツ
    チャールズ、シャルル、カール、カルロス
    ピーター、ペテロ、ペーター、ピョートル
    ジョン、ジャン、イワン、ヨハネ、ヨハン
    アレキサンダー、アレックス、アレキセー、
    イスカンダル
    マイケル、ミカエル、ミッチェル
    エカテリーナ、キャサリン、カザリン、カタリナ

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    2024年06月07日
  • 「好きなことだけやって生きていく」という提案

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    考え方の転換の本。第1章と2章がとても為になった。
    何事も興味を持ってみて検索することから好きなことが増えていく。当事者意識を持ってアンテナを張り、世の中にあふれる情報を少しずつキャッチしていこうと思った。

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    2023年05月02日
  • 成功の神はネガティブな狩人に降臨する バラエティ的企画術

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    作者の文才が秀逸であるため、読みものとして面白い。古本で購入したため、現在のテレビに比べて内容が古かったことが少し残念だった。

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    2022年11月13日
  • 天才になる方法(大和出版) 本当に「頭がいい」とはどういうことだろう?

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    ネタバレ

    深浅大小な悩みとどう同居しつつ、それでも日々楽しく生きるか。
    悩みの解決をするのではなく、気にしない術を持つこと。

    ある道でプロになってバリバリ生きていくというのも素晴らしいけど、「いろいろなことをやってるんだけど、なんか結局生きていけている」という感じもいい。
    その為には、世界のしくみと構造をもっと知りたいという感覚を楽しむこと。

    世界には無数のいいものがあって、どうせそれらにはほとんど出会えないまま終わるとわかった。
    自分から探すのではなく、来たものを受け入れる。それこそが自由なのかもしれない。

    その時出来ることを出来る範囲でやる。
    未来に過度に期待しない。
    過去を過度に美化しない。

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    2022年11月09日
  • 人生が変わるすごい「地理」 【学問】の力で働き方と生き方の【答え】が出る!

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    「地理」を軸にいて、さまざまな分野に関しての複眼視点がとても参考になる。★×5になる本というのは「はじめに」の時点でそれと分かる。本書でもそれは当てはまった。「はじめに」を読んでピンとこない本は、そこで読むのをやめてもよいと思えるほどだ。

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    2022年04月16日
  • 「24のキーワード」でまるわかり! 最速で身につく世界史

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    世界史をこんなに分かりやすく、興味深く、面白く語ってくれた本に初めて出会いました。もともと乏しい知識欲でも掻き立ててくれたこの本に感謝!日本史バージョンも出して欲しい。
    出来事の俯瞰的な視点からの解説もあり、面白いトリビアもあり。そして世界的な出来事をごく身近な例で説明されており「そういう事か!」と分かりやすい。いまいち苦手意識のあった世界史を、もっと知りたくなりました。
    著者の方にお礼を言いたくなる、本当に面白く勉強になる本でした。

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    2021年07月11日
  • 天才になる方法(大和出版) 本当に「頭がいい」とはどういうことだろう?

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    著者の思考の旅に同席しているような本かな。
    天才とはどういう人達なのかをイメージをした上で、凡人はどうすれば天才に近づくことができるのかというテーマに沿った道を、著者の思考とともに歩むような本だった。

    著者の角田さんは、私からみたら十分に天才の部類に入ると思う。それでも、現状のままでは満足せず、高みを目指して行動し、挑戦を続けている。本書を読んでいると、なりたい自分へ近づくための思想と行動が整理されていく気がする。
    ユニークな書籍。

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    2021年05月16日
  • 読書をプロデュース

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    読書が苦手という人に向けて、著者から読書をプロデュースしたのが、本書になります。読書が苦手な人は「バラエティ読み」という読み方を紹介し提唱しています。
    ジャケ買いでいい
    途中でやめてもいい
    併読したほうがいい
    積読でいい
    感想文もメモもしなくていい
    速読しない
    というスタイルを「バラエティ読み」と命名しています。
    感想を書くと、書くために読書する状態になり、読み方に偏りが発生してしまいます。もっと自由に書籍から得るものを素直に吸収するためには、感想を書くと思わず読書をしたほうがいいと言われています。(ですが、感想を書いています。ごめんなさい。)
    随所に著者が影響を受けてきた書籍の紹介や、後半に

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    2021年05月09日
  • 人生が変わるすごい「地理」 【学問】の力で働き方と生き方の【答え】が出る!

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    人生が変わる地理という題名に惹かれて買いました。さらに、作者は地理学者ではなく、元テレビプロデューサー、現在バラエティプロデューサーであることにも驚きました。
    地理なのに、(地理だから?)、決まりとは何か、組織はなぜ必要なのか、など、魅力的なテーマが並んでいます。さらに鎌倉幕府の成立についても言及されています。
    何度も読み返したくなる一冊です。

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    2020年06月07日
  • 人生が変わるすごい「地理」 【学問】の力で働き方と生き方の【答え】が出る!

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    地理をテーマにした面白い本に、初めて出会えた。地理はどうしても、雑学的な内容に終始してしまいがちであるが、この本はテーマがぶれず、一貫しているためスイスイ読める。

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    2020年03月24日
  • 「24のキーワード」でまるわかり! 最速で身につく世界史

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    はじめから終わりまで、ワクワクして読めた。地理歴史科だけではなく、経済や社会のしくみを楽しく大観することができる1冊だ。2度読みしてしまったほど。著者の語りが、とにかくわかりやすく、スッと入ってくる。ずっと手元に置いておきたい1冊となった。

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    2020年03月24日
  • 「24のキーワード」でまるわかり! 最速で身につく世界史

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    時代を追っての説明ではなく、各章のテーマ毎に世界史を横断する切り口がとても面白い。
    最後にそれらを日本史としてまとめるところも分かりやすい。

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    2019年12月05日
  • 「好きなことだけやって生きていく」という提案

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    普段TVをあまり見ないので、著者の視点が斬新に思えた
    好きなことだけしていく為の秘訣が満載!!
    AI時代を生き抜くに必要な要素が書かれてる!!
    成功してる人に共通してる部分も興味深く書かれてる!!

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    2019年11月20日
  • 「好きなことだけやって生きていく」という提案

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    この提案は受けておくべき。
    (だいたいの人間が)好きじゃないことは、これから機械に代替される。
    好きなことでないと、生きていけなくなる。
    しっかりと受け止めたい。

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    2019年01月14日
  • 「24のキーワード」でまるわかり! 最速で身につく世界史

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    タイトルの通り、世界史に登場する人物や出来事を詳しく知らなくても、すぐに世界史を身につけられる内容で、世界史が好きですごく詳しく勉強した自分でも、大変面白く読み進められた本だった。

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    2016年06月09日
  • 「24のキーワード」でまるわかり! 最速で身につく世界史

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    歴史って、つい好きな時代のところを細かくオタクのように読んだり調べたりしがちですが、本書のようにキーワードでくくって、ざっくり歴史を眺める視点ってすごく大事だなと思った。また、キーワードも確かに「これが理解できないと世界史はわからないだろうな」と思うようなものばかり。
    「文明」・・・筆者は「結局のところ、たまたま起きたもの」と書かれてました。たしかにそうなんですが、それぞれの結果的に文明が起こった場所あたりで起こった食糧事情や気象条件に左右されつつ、どうやって生きていこうかあがいた結果、できたもの・・・というふうに私は解釈します。また、「アフリカが人類の発祥だったのにそこで最初に文明が起こらな

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    2016年02月26日
  • 教養としての教養

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    文章を整形して

    教養というものをいろんな角度から解説している本。

    ・教養するというのは結果ではなくプロセスなので、それを考えている時間が教養
    ・物事の始まりは曖昧で、それを人々が徐々に承認するから決まり事になっていく
    ・歴史を学ぶときにすぐに数年とか飛ぶけど、実際にその次代に生きた人の年代感覚に合わせることも大事。実際に自分の人生の1年って結構長い。
    ・無駄とか嫌なこととか全て含めて「経験」することで、その人の人生の幅と深みを作る。
    ・経済力ではなく、人間としての幸福度で人生を眺める評価できるような新たな価値観が求められている
    ・昔なんなら今の世界は、与えられたテストでいかにスピーディーに

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    2025年09月19日
  • 「好きなことだけやって生きていく」という提案

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    ネタバレ

    「特別な才能がない」「好きなことがわからない」と悩んでいる方でも実践できる
    「好きなことを仕事にするため」の具体的な方法論満載の 本書を読んで、 ぜひ、これからの成長と成功をつかんでください。(紹介文より)
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    考え方から心構えから具体的なテクニックまで、
    日々まじめに働いている人にも響く、
    バランスのとれたとても良い本!

    だからこそ、タイトルや帯がもったいない。
    このタイトルだと、例えばユーチューバーやアーティストや起業家のような
    才能を求めて特殊な生き方をしたい人向けの本に見えてしまう。
    そして、帯が西野さんでかつ「これからの時代を生き残りたければ…」と書かれると

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    2025年06月14日