角田陽一郎のレビュー一覧
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ネタバレ筆者独自に編み出した「地理的思考」を駆使して、様々なトピックを読み解いた本。
タイトルの「人生が変わる」は大げさとしても、筆者の思考はかなり洞察力に富む。
1. 日本人とは:海洋国家に帰属するアイデンティティをもった人々というのはオンリーアフター明治時代
2. 「働く」という価値の変化:農業革命から産業革命そして情報革命へ。食べるために働くから働くために食べる
3. 組織の必要性:世界は子供の集まり
4. すべて白黒決めなくていい:パレスチナや北方領土のようにそれぞれの見方に決着をつけないことも大人の対応
5. 競争は本当に大切か:ランキングは何を基準にするかによって変わる。空間は時間軸で -
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角田さんは、TBS勤務時代に数々のバラエティ番組のプロデューサーをしていた人。
すでに解散したが、Goomo(グーモ)の立ち上げにも関わった方らしい。
今はTBSを退職されて、個人で活動をされているようです。
私は全く接点なかったのですが、考え方は極めてシンプル!
これからの時代「好きなことがないと生きていけない」ということ。
「好きな事を見つけられる能力」と言い換えることもできる。
一見面白くない仕事の中にも、やりがいを見つけたり、自分なりの楽しみを見つけることは出来るはず。
そういうマインドを上手く使いこなして「好きなこと」で生きていくことが大事なんだと説く。
ここには本当に共感!
そして -
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・「運を上げる」とは「自分の名前で勝負すること」。それはあらゆる物事を「自分ごと化する」ことと同義
・運を開くには、相手を人間扱いすること(役職だけで扱わない)
・自分に飽きない(自分の良さを常に認識する。鉄板を意識する)
・思ったことをすぐいうことで運を一つ手放す
・最低限の見つかる努力として、外部にコミットすることを恐れてはいけない
・自分で決めるのが嫌な時に発する「なんでもいい」はNG
・「好き」がなければ、苦しくなると続けられない
・「くだらないこと」がいごとや勉強とどうつながるのか考えるのが、仕事や勉強の本質。現状に対して懐疑的で不本意な気持ちを抱えれば不運になる
・燃える可能性があ -
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教養があるから人生を楽しめる。その切り口、物事に触れる感性の一つに、地理から事象を理解する方法がある。私なんかは、固有名詞を一々覚えることに中々情熱をもてないタチだし、地理にも疎い。だから、何かに触れた時、既に有する知識に結晶化させながら理解を楽しむなんて事が、著者ほど出来ない。内容は、趣味程度と言えば失礼だろうが、しかし、学者ではないのだから、趣味で良いのだろう。だからこそ、何かしら知性よりも感性に響く本。
中に、人生とはロケやロケハンなどという格言?が出てくる。はてと思うと著者はテレビマンであったよう。道理で、モンゴルの話などは読ませるものがあった。 -
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ネタバレ我々人類は共通の祖先から世界史が始まった。
4大文明に共通するもう一つの条件は、すべて大河の流域に存在したと言う点。それは乾燥地帯にたまたま自生していた植物を上するためには、水を確保する必要があったから。
現代の暦の起源=毎年決まった時期に増水が始まるからその日を元旦に設定して1年が365日の太陽暦が作られた。
中華思想は自己完結型の世界観。
世界の中心=中華であり、外部は自分たちの下に序列する下部集団に過ぎないと言う考え方。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教はユダヤ教が元になってできたもので神様同一。
多神教は温暖湿潤で多種多様な動植物がいる環境で生まれた森の宗教。
我々の思想は -
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・カトリックと正教会では「神父」、プロテスタントでは「牧師」。神父は教会の司祭さんで、信徒の父的存在。牧師は信徒を導く師的存在
・8世紀以来イスラムの支配下にあったイベリア半島で起こったキリスト教国の国土回復運動(レコンキスタ)の達成は1492年(中核となった国はカスティリャ王国)。ナスル朝グラナダが最後のイスラム国家。コロンブスによるアメリカの発見も1492年
・国は大きく分けて「王国」と「共和国」の二つ。王国の代表者は「王様」、共和国の代表者は「大統領」
・神聖ローマ帝国の新教と旧教の諸侯が入り混じって戦われた『最後の宗教戦争』となったのは三十年戦争(1618年〜1648年)。『最初の国際