三月えみのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
電子版に再編成&描き下ろしを加え、コミックス化。
両想いで近くにいるのに自分の気持ちが相手に届かない、というじれったくもすれ違う恋を、きらめく星々とともに絶妙に描き出したストーリーでした。
夢に向かって突き進む大学生の河合×夢をあきらめて社会人になった大原。
高校時代の文化祭で、天文部の展示をたった一人で準備していた河合を大原が手伝ったことから仲良くなった二人です。
この高校時代の二人の話がほんとに切なくて…
天文部の展示の顛末も胸が痛かったけど、河合はさばさばしていて潔かったです。傷つかないのはひたすら一直線で前向きだからなのかも。
一方の大原は、自分の性癖に悩んで、大学も家のために諦めて、自己犠牲なタイプ。傷つくのがこわいくせに、とても傷ついています。
大原と河合の名前、最初はわからなかったけど早稲田と代ゼミ出てきたあたりでネーミングの深さに感動しましたw
前作「結んで、ほどいて…」でも板橋とか足立とか、ネーミングが光ってましたよね~
同じアパートにせっかく住んだのに、一番大事なところですれ違ってしまったのは、「好き」の度合いとか温度差だったんでしょうか。
大原はかなり受け身体質ですね。ゲイということで負い目を感じてるのか、傷ついた過去にも原因があるのか、待ってて来なかったら勝手に諦めるところがあります。でも、受け身だけど強さがあるのが大原のいいところです。美形だし。
そんな大原のデリケートな気持ちなど理解しなさそうなw目標に向けて突っ走り系の河合です。
二人とも自分の本心に向き合ってから、すごく成長変化していって、そこがよかったです。男前な行動力で自分の気持ちを相手に伝える事ができた二人に、胸アツになりました!
手作りプラネタリウムが、理系ぽいのにハンパなくロマンティックですてきでした。
代々木のドラマアドバイスが笑ったけど深かったです…!特に火ドラ「行動R no me」は胸に刺さったw
エロ的にも「好き」の重さの違いを感じるキスシーンとか、「オレのこと抱いて」のHシーンとか萌えまくりました!甘くて辛い、いいH。そこからどんどん激しくなってくのも萌え。センセの作品では一番ドストライクでした。
何度も読み返してしまった一冊です。 -
Posted by ブクログ
うっは! スッゴい良かったナニコレ(*´Д`)!! これでデビューコミックスとかホント凄い…個人的には大ヒットな作家さん。
平凡であることを約束されたような名前の鈴木太郎と、その上司・志賀さんの運命の話…だと思う。
微妙に三角関係というか、鈴木姉弟の狭間で翻弄される志賀さんって感じか( ̄∀ ̄) 姉はあまり好きじゃないけど、品行方正な長女に共感しちゃって、嫌いにもなれなかったな。 正しくあろうとし過ぎると人間歪むし、イイ子で居ようと頑張った私はいまこんなだし(笑)
いゃしかしね! 一人の男の成長物語だよね!! 太郎いい男になったなぁ(*´▽`) もともとのスペックだって決して低くなかったのに(花子に狙われてたし)、あそこまで化けたのはやっぱり志賀の影響だよね…。
自信が持てるかで人は変わる。 志賀のように誰かの糧になれるような人間になりたいし、太郎のように誰かを想って強くなりたい。 2人は、男同士ならではの切磋琢磨でお互いを高め合える良いパートナーだよなぁ。
そしてこの作品の最大の醍醐味は、ギャップ萌え(≧∇≦) 会社では上司と部下の2人が、家では甘えたとオカンみたいで微笑ましい(笑) カバー下漫画も良かった〜♪
あと、太郎の意外に強引なところにときめいたよ!! 普段は弟キャラで油断させておいて、キメるときは結構肉食だよね。
描きおろしエッチもガツガツしてて良かった! もっと読みたいカップル。 エッチしなくても、ナチュラルにイチャイチャしててスゴく可愛い(笑)
また一人、好きな作家さんが増えて本当に嬉しい。 大満足な一冊だった♪ -
ネタバレ 購入済み
拒まない男のスピンオフということで読みました。主人公のトミが根はいい子だと思うのですが、流されやすすぎてイライラというかモヤモヤします。周りの男たちも行動がクズ過ぎて見ていられない…。今後絶対ざまぁされてほしい!律の父親も。
-
ネタバレ 購入済み
皆さん書いてますが、本当にセフレと店長最悪!
セフレはストーカーしてきたこともキモいけど、
お店のお客さんたちがいる前で個人的な、しかもセンシティブなことを大声で言い放ったこと。
人として最低!
それを越えて、庇うと見せかけて弱みにつけこんで身体の関係を強要するセクハラ店長、もう最低すぎてキモすぎて、一刻も早く訴えて辞めるべきでしょ!!
本人も自問自答してたけど。何で応じてしまうんだよ、富~!
ミステリー要素もあり、この作者さんの作品
けっこう好きです。
これからの富と村咲の関係もどうなるか気になります。
-
Posted by ブクログ
人間とAIアンドロイドが共存する近未来三部作。
『2055』
アンドロイドに否定的なアオイと恋人の弥凪。
切なくて衝撃的なお話でした…
『2072』
17年後、AIによるAIアンドロイドが誕生し、AIが人間を保護対象として管理するようになった世界。
事故で失った両腕がヒューマノイドのサガミ、感情を欠いたスルガ、スルガの知りたいことを知っているかもしれないと蘇らせたのはアオイで…
複雑で、これまた切ないお話でした…
『2075』
更に3年後の世界、AIによるニューオーダーAIに対する反発因子を持つ人間の矯正施設に収容されているミカ、その世話をする人型ではない汎用ロボットが感情を持つようになり…
先の2作品とは違う切なさを感じるお話でした。
現実は作者様の仰るように、どんな未来になるのか分からない訳ですが、もしかしたら本当にどこからどう見ても人間そのものだとしか思えないAIアンドロイドが人間と共存していく世界になるのかもなぁ…
普段はなぁんも考えずに目先のことだけ、な自分ですが、色々考えたりしちゃいました。
作者様、世の進化に敏感なの、スゴイなぁ〜
見習わなければ… -
Posted by ブクログ
これ、絶対ネタバレ見ずに読んだ方が絶対面白いので、何も話の内容には触れませんが、こんなにBLでおお!っとなったのは初めてでした〜
えっとね〜キュンは私的には無かったです
恋愛要素よりも、話の展開が面白かった。
レビューにも多々ある、大どんでん返し、終盤に向けて畳み掛けるような意外な展開、オチが秀逸、最後の最後まで面白い、暴かれていく真実、二転三転、騙しているのか騙されているのか、っていうのが、ほんとそれ って感じの1冊でした。
クドカンや三谷幸喜を彷彿とさせるような…
印象ですけどね。
このBL作品が喜劇、ってわけじゃないです。
クドカンや三谷幸喜の作品って、え、なにこれ、どうなるの?ってワクワクしながら、最後に「それか〜!」ってきちんと回収してくれるイメージなので。
そんな感じの漫画でした。
ほんと想像してた漫画と全然違いました〜!
主役2人の話はもちろん綺麗におさまってるけど、最後の「もうひとりの拒まない男」ですっごい種明かしでほんとすっごいスッキリ。
あと描き下ろしのおまけ漫画2ページもめっちゃ面白かった〜!
最後の最後まで余すことなく美味しかった… -
匿名
ネタバレ 購入済みりっちゃん、すげぇな…!!
執着もすごいけど、そのためにあんだけ変われて有能すぎるコンシェルジュにまでなるとは、、。
そして青山さんと中田議員のアシスト!!
オマケのりっちゃんはだいぶヤバイ本性出てて、ホント「お前が幸せなら全部合法」につきるw