あらすじ
アオイと弥凪(やなぎ)は仲睦まじい恋人同士。
ある日、弥凪そっくりのアンドロイド“ヤナギ”が届く。
アンドロイドなんて悪趣味だというアオイ。
しかし弥凪は、病気療養で遠くへ行く自分の代わりに、アンドロイドを置いていきたいと言うのだ。
「抱き心地を確かめてみる?」と誘うが、アオイは乗り気ではない。
やがて目覚めた“ヤナギ”は、アオイにそっと口付け――。
西暦2055年。アンドロイドと人類が共生する切なく愛おしい世界で、弥凪が選んだ“永遠の愛”の形とは。
そして、時は流れ2072年――。
アンドロイドは更なる進化を遂げ、AIが人間を管理する世界が訪れていた。
「2055年」「2072年」「2075年」
愛する人の“幸せ”のため、彼らは進化を続ける。
圧倒的スケールで描く、心震えるSFラブロマンス。
◆単行本収録の描き下ろし後日談17P(2076)付き
◇電子限定の描き下ろし漫画(ミカ×トートの日常)収録
感情タグBEST3
匿名
全てが繋がっていく
試し読みで読んで気になった、タイトルでもあり一作目の2055目当てで購入。最後笑顔で海に入るシーンが悲しくて胸が痛かったです。その後の二作はどんな内容なのか全く分からずに読みましたが、読み進めていった先で全てが繋がっていって感動しました。どの話も良かったです。
描き下ろしの2076のサガミとスルガには涙。
この二人の先をもう少し見たかったです。
Posted by ブクログ
人間とAIアンドロイドが共存する近未来三部作。
『2055』
アンドロイドに否定的なアオイと恋人の弥凪。
切なくて衝撃的なお話でした…
『2072』
17年後、AIによるAIアンドロイドが誕生し、AIが人間を保護対象として管理するようになった世界。
事故で失った両腕がヒューマノイドのサガミ、感情を欠いたスルガ、スルガの知りたいことを知っているかもしれないと蘇らせたのはアオイで…
複雑で、これまた切ないお話でした…
『2075』
更に3年後の世界、AIによるニューオーダーAIに対する反発因子を持つ人間の矯正施設に収容されているミカ、その世話をする人型ではない汎用ロボットが感情を持つようになり…
先の2作品とは違う切なさを感じるお話でした。
現実は作者様の仰るように、どんな未来になるのか分からない訳ですが、もしかしたら本当にどこからどう見ても人間そのものだとしか思えないAIアンドロイドが人間と共存していく世界になるのかもなぁ…
普段はなぁんも考えずに目先のことだけ、な自分ですが、色々考えたりしちゃいました。
作者様、世の進化に敏感なの、スゴイなぁ〜
見習わなければ…