酒井信のレビュー一覧

  • 松本清張の昭和

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    松本清張さんの生い立ちから、長きにわたってベストセラー作家になるまでを綴った新書。生い立ちは非常に貧しい。苦労人。印刷工として腕を磨き、朝日新聞に入り、
    やがて筆で身を立てる。この辺りの苦労は非常に読みごたえがある。
    そしてベストセラー、点と線、ゼロの焦点、砂の器、、、
    はて、私はこの小説、映画、読んだんだろうか、観たんだろうか?
    自信がない、、、でもよく知ってる気もして。「張り込み」も観ただろうか。。

    そんな心もとなさがありながら、この新書は非常に楽しく読めた。
    なんだか不思議だ。

    第一章 運命をひらく
    行商の旅で鍛えた「作家の足腰」/米兵の死体処理のアルバイト/人生の起爆剤となったデビ

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    2026年02月24日
  • 松本清張の昭和

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    松本清張、初の本格評伝。
    印刷工など長い下積みを経ての遅咲きのデビュー。「半生の記」には描かれなかった生い立ちから氏の触れたくなかったであろう過去まで、詳細に調べ書かれている。
    作品の奥深さ、登場人物のリアリティなどデビュー前の不遇の時代も十分に作品の素材になっている。
    国民作家の一生涯、過去の名作を読みつつ何度も読み返したい一冊。

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    2026年02月10日
  • IT時代の震災と核被害

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    次世代を担う人たちの答え。
    震災当時、震災以前の反省と現状認識、そして将来への課題など素晴らし良い内容がつまってる。

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    2012年11月26日
  • IT時代の震災と核被害

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    ルポから思想まで豪華布陣だが、宮台さんの激憤しながらの筆致が鮮やか。『「ファストフードからスローフードへ」と同じく「原子力から自然エネルギーへ」も日本的に勘違いされるでしょう。〈食の共同体自治〉の問題が、食材選択の問題に短絡したように、〈エネルギーの共同体自治〉の問題が、電源選択の問題に短絡するでしょう。(略)原発災害からの学びがその程度で終わってしまうのですか。』pp.384-385. まさにそこなのだ。設計の悪い世論調査と内閣支持率に翻弄されて愚昧な二択に落とし込んではいけない。そこで一般意志2.0の登場なんだろうな。東さんと宮台さんと津田さんは全く方法論が違うけど、震災をきっかけに議論が

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    2012年01月23日
  • 松本清張の昭和

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    松本清張氏の生きた時代を意識して作品を読んだことはなかったが、改めて同氏の人生を振り返ってみると立体的に時代と作品そして作家の感情が見えてきて興味深く読むことができた。
    経済的理由で進学叶わなかった優秀な人たちが、戦前生まれの自身の親世代にはいたことは分かっていたものの、そこから戦略的な努力そして運の助けも得て成功を手にする社会は、また輝ける世界であったのではとも思う。

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    2026年02月28日
  • 松本清張の昭和

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    ネタバレ

    松本清張の評伝。
    面白い。松本清張のバイタリティが凄い。昭和って時代が懐かしい部分と嫌な部分があって色々感じてしまった。
    松本清張の作品はあんまり読んでいないけど、色々気になる作品があった。

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    2026年02月24日
  • 松本清張の昭和

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    ■はじめに
    数年前、松本清張の『実感的人生論』(中公文庫)を読んだ。

    あれほど巧みなストーリーテリングで、読者をぐいぐい引っ張る小説を書く作家が、人生論を語ると、なぜこんなにも筆が鈍るのか。期待していただけに、正直、肩透かしを食らった印象が残った。

    もちろん、文豪をつかまえて「随筆が不得手だった」と断じるつもりはない。あくまで私的な読後感。

    確かに、人生論という主題を選んだ瞬間、人は否応なく自身の半生と向き合わざるを得ない。貧困、差別、無学、容貌―清張自身に降りかかった過酷な人生は、「語るには痛すぎる領域」だったのではないか。

    ……そう考えたほうが、僕には腑に落ちる。
    そんな読書体験を

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    2026年01月09日
  • IT時代の震災と核被害

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    あの日、IT企業で何が起こっていたか、から、あの日から、僕らはどこへ向かっていくのか、まで。
    引き受けて考える、ことが、紹介されてる色んな人たちに通奏低音になっていて、宮台さんの文章でしっかりと言語化されて、締まった感じ。いわゆる理系と、いわゆる文系をつなぐ一冊。編集、お疲れさまでした。

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    2011年12月31日
  • IT時代の震災と核被害

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    東北の震災の際に関わったITのお話。パーソンファインダーとかUstとかポジティブな面と、人間のダイレクトな関係が支えたあの時期についての考察をさまざまな方がしています。今回ほどSNSが重要な役割を果たしたことはなかったと思う。でもいろいろと課題もあったのも実際です。私がもし使いこなせなかったらどうだったんだろう…気になったのは書き手の差かな?いろいろな人の観点から見れるのは面白いけど、明らかに当事者だった人と取材して他人事だった人の文章は違うと感じました。

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    2012年04月16日
  • IT時代の震災と核被害

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    今年気になったほぼ全ての方々が登場し、総括的に意見を述べられている感で、俯瞰的に、また各々方の比較をしながら読むことが出来ました。それによって、各々型の主張や活動の方向性をよりはっきり認識出来たように思います。
    新しい論はあまり無かったのですが、良書でした。いずれどの立場も論点も欠かされてはならないなと改めて痛感しました。

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    2011年12月31日
  • IT時代の震災と核被害

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    震災直後、俺達があたふたしてる間にGoogleのエンジニアがパーソンファインダーを公開するに至る経緯がメイン。膨大な行方不明者の情報をオンラインで可視化する為に、社内エンジニアが処理できない分はボランティアに任せる…と言った経緯は感心した。Googleらしいフットワークは好感が持てた。無料PDF版だったのでここまで。

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    2011年12月05日