森橋ビンゴのレビュー一覧

  • 東雲侑子は短編小説をあいしている 電子DX版

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    ひさびさに良いもの読ませもらいました。

    ちょっとずつ近づく二人の関係とか、関係が曖昧だからこそそこに不安を感じたりとか……

    最高!

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    2011年12月29日
  • 東雲侑子は短編小説をあいしている 電子DX版

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    久々にまったりした感じで読めた作品。全体的に単調な内容だが登場人物達の雰囲気にあっていて、それがよかったと思う。

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    2011年11月07日
  • 青春時計

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    ネタバレ

    パイセン本。時の流れの中に置き去りにされた記憶を、もう一度手のひらにすくい上げるような一冊だった。
    『青春時計』は、その名の通り「青春」という曖昧で、けれど誰にとっても確かな時間を、複数の視点で丁寧に描き出している。森橋ビンゴ、川上亮、緋野莉月という異なる作家たちが、それぞれの感性で紡ぐ青春模様は、まるで一つの時計の針が異なるリズムを刻みながらも、最終的に同じ時を指し示すような統一感を見せる。

    恋や友情、すれ違い、後悔――そうした青春の断片は決して派手ではない。けれどその静けさの中に、確かな熱がある。登場人物たちは誰もが「今」という瞬間を懸命に生き、その不器用な姿に、読者は自らの過去を重ねず

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    2025年10月15日
  • この恋と、その未来。5 -二年目 秋冬-

    U11

    ネタバレ

    諦め

    5巻までかかりましたが、主人公の四郎が未来を諦めることになります

    実際は、目の前からいなくなったうえ、連絡すら取れなくなったので、6巻で完全に諦めて吹っ切れることになるのですが、その辺の経緯を詳しく載せているのが5巻です

    6巻で完結するので、あと少しお付き合いください

    5,6巻を読まないと後悔するかもしれません

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    2021年08月02日
  • この恋と、その未来。6 -三年目 そして-

    U11

    意外と早く出版されました

    5巻のあらすじで「人気がないので、6巻はおそらく出版されないので、なんらかの手段を使って、どうにかして6巻を発表したい」といったことが書かれていましたが、実際は5巻から半年ほどで出版されました

    実際、6巻で正式に完結してくれたので、モヤモヤせずに楽しむことができました

    作者さんはもちろん、出版社の皆様もありがとうございます

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    2021年08月02日
  • この恋に未来はない1

    無料版購入済み

    丸一巻を読んでは続きが気になる…でも全二巻のシリーズで驚いた。伏線だらけなのに次巻でうまく回収するか心配。

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    2021年01月06日
  • 東雲侑子は短編小説をあいしている 電子DX版

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    高校一年生か中学三年生くらいにおすすめしたいという意味での「ジュブナイル」
    よりみちのない良い意味で狭い視野の恋愛小説
    「青春」という方に寄らないところが良いところ
    ただその分学生がお金を出して買って読みたい本かというと
    「ラブ」の後ろに「コメ」をつけたほうがこのまれるのだと思う
    「コメ」の前についている「ラブ」と恋愛小説の「恋愛」が一緒かはさだかでない

    ライトノベルのジャンルでも「コメ」にも「青春」にも頼らずとも
    例えば『狼と香辛料』とか
    男女関係のうれしはずかしもどかしさを感じさせるものは出来うると思うので
    もっとこの手のを読みたいと言う意味で頑張ってもらいたいものだが
    同性同士の関係も

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    2018年12月09日
  • 東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる 電子DX版

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    ライトノベルというより中高生向けくらいの「ラブコメ」ではない恋愛小説
    青春小説ではないところが面白み
    『カマタリさん』みたいなのは難しいだろうけれど
    こういう「青春でない中高生の話」は
    より多くのひとにも書いてもらいたい読んでみたい
    本来児童小説とふつうの小説の間にあるのだろうけれど
    中高生がエンタメなライトノベルでないそういうのを読むはずがないということか
    ライトノベルですら読んでいなかった自分には何も言えない

    内容には関係ないが
    「粟立つ」は「寒さや恐怖」と辞書に書いてあるが
    どうなのだろう
    また
    ライトノベルのいいところは、あっちを読んでこっちを読んでと、と気楽に読めるところだ。じっく

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    2018年12月08日
  • この恋と、その未来。6 -三年目 そして-

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    読み終わって一番の感想は「良かった。いろんな意味で」
    ちゃんと最後まで完結して良かった。
    前向きなラストで良かった。
    ちゃんと大団円で良かった。
    こんな、なんともじんわりした余韻を味わえるとは、ほんとうによかった。

    未来が去った一年間。
    物語的には大きな出来事があるわけでなく、四郎が広美さんとの中を深めていく過程が描かれている。
    うん、それはそれで濡れ濡れなんだけどね!(爆)
    そんな日常のなかで四郎の中の未来への想いやわだかまりは薄れてすこしづつ意味を変えていく。
    やがて、四郎も過去から未来へと進もうと真剣に考えるようになる。
    そのための時間と別れが必要だったのだなあ。

    ー2年目春夏ーの頃

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    2017年06月20日
  • この恋と、その未来。5 -二年目 秋冬-

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    前巻で全てを失った四郎。
    その喪失の後なので、今巻は相当鬱々したものになるんじゃないかと思っていた。
    でも予想していたよりは酷くなかったかな。
    いやもちろん、未来との関係も三好さんとの関係も、もう元には戻らないわけで、そういう辛さはあるのだけど。
    けれど、それでも人生は、日常は続いていくわけで、その道には、また別の人たちとの関係があるのだ。
    そういう意味で、親父さんや三並さん西園さん、そしてボンちゃんとの交流は彼を日常に返し、その心を少しは紛らわせてくれただろう。
    そうして、文化祭での女装で未来の気持ちを実感することやヒロミさんとの一線を越えて、心境は変化していくのだ。
    それはそれで、生きてい

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    2017年06月20日
  • この恋と、その未来。6 -三年目 そして-

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    ネタバレ

    毎回毎回四郎と未来の関係がどうなることかと恐ろしい思いをしながら読んでいたけど、終わってみれば綺麗な収まり方だった。
    お前あいつと付き合ってたのに今はそいつと付き合ってるんか!?みたいに思ってしまうシーンは幾つも有ったけど、それぞれが過去のしがらみや後悔から一歩踏み出して変わることが出来た証でもあるんだろうなとも思う。

    正直四郎と広美が付き合うことになったのは読み終わった今でもいい意味で驚いていたりする。やっぱりライトノベルってメインヒロインっていう者が居て、他にもヒロインが何人か居るけれど基本的には最初から最後まで第1巻の表紙を飾った女の子が優位でラストではその娘と結ばれる。
    そんなライト

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    2017年02月25日
  • この恋と、その未来。4 -二年目 春夏-

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    作者は真っ当なライトノベルと思っているようだけど、この作品はどう考えたってヘヴィだよ!
    どこかぎこちない感覚を挟みつつもどうにか上手く進展していた四郎と未来、四郎と三好の仲だったけどこんなあっさりと崩壊するとは思わなかったよ。あの場面で四郎が山城要に詰め寄ったのって、頭に血が上って見境がなくなっていたけどそれ程間違った判断ではないんだよね。未来からは散々惚気を聞かされていたし、未来に幸せになって欲しいと考えていたのは確かなんだから。でもそこに四郎が未来に恋愛感情を抱いてしまっていることで歪みが生じてしまう。
    要に詰め寄るのも嫉妬からと判断されてしまうし、三好より未来を優先するのもそういった感情

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    2017年02月13日
  • この恋と、その未来。4 -二年目 春夏-

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    森橋ビンゴはこんな作風だったかという驚きがあったので、ラストの衝撃の展開たるや大変なものでした。
    本当に「ライトじゃないじゃないですか……」
    一服の清涼剤だと思っていた三好さんと広美さんがあんな事になってしまったので不安しかないが梵ちゃんがいるから大丈夫、か?

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    2017年02月05日
  • この恋と、その未来。4 -二年目 春夏-

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    いやもう、辛いなあ。
    でも、こうなると思ってたよ。

    未来への想いを忘れるために、部屋も別々にして三好さんとも付き合って、なんとも苦しい努力をする四郎。
    表面上はうまくいきそうな瞬間もあるのだけど、そんなこと続くはずがないんだよなあ。
    だって、未来に自分の心を隠して、三好さんに甘えて、何より自分の心を騙して、毎日苦しい想いをしながら、それでも、本当の心は偽れないのだから。
    なんというか、この状況、ちょっと個人的に自分の高校時代を思い出したりして、なかなか辛かった(笑)

    そして訪れる崩壊の時。
    それはある意味当然なのだ。
    四郎が要さんに会いに行くところからの怒涛の展開はさすがに息をのんだ。

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    2017年01月16日
  • 東雲侑子は全ての小説をあいしつづける 電子DX版

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    ネタバレ

    作家である侑子のそばに対等な立場で居続けるために将来について真剣に悩む英太の姿が良い。それが英太の重荷にならないかと思うけれど、一度侑子と離れる決断を下したのなら英太自身が下した決断も達成できるだろうと信じたい。シリーズを通じて、一人の女の子として変わっていく侑子と無気力状態だったところから一人の女の子を好きになり変わっていく英太の様子が読んでいてとても良いなと思った。でもやっぱりうらやましいぞコンチクショー。この方の他の作品も機会があれば手に取ってみたいと思います。感想はこんなところです。

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    2017年01月04日
  • 東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる 電子DX版

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    ネタバレ

    クラスで人気のある女子に好きと言われて、その上彼女までいるなんて英太はうらやまし過ぎるぜコンチクショー。それはそれとして、恋愛をするということは、感情の探り合いという言葉がぴったりかな。お互いを知らない男女が相手に興味を持ち感情をぶつけ合って理解していくというものだと思う。実生活に例えてこういう風に分かっていても中々自分では実行できないのが情けないというか。英太君も侑子とこれから色々な探り合い、感情のぶつかり合いを経て関係が本物になっていくのだろうと思います。感想はこんなところです。

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    2016年12月30日
  • この恋と、その未来。6 -三年目 そして-

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    ネタバレ

    最終巻、刊行されて良かったです。物語の最後を見届けることが出来たことに安堵しました。


    恋を通して自我を確立させていく、振り返ってみてもこの物語にあった年代の方にオススメ出来る文庫本だと思います。もっと知られてもと思うので「このライトノベルがすごい」にランクインされていたのは良かったです。


    余談ですが、この巻も読み進めるとお好み焼きを食べたくなったので合間に頂きました。

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    2016年12月04日
  • この恋と、その未来。2 -一年目 夏秋-

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    この作品は今すごく気に入ってるんだけどこの巻だけでなら☆4ですね。詳しくは割愛しますが読んでてやや不愉快な部分もそれなりにあったので。
    次巻にも期待。

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    2016年07月19日
  • 東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる 電子DX版

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    2年生になると、付き合っている、事が浸透。
    そして彼女が小説家である事が、クラスメイトにより
    ばれてしまう。

    人から見たら、ものすごく違う態度。
    それに本人達は気付かず、もやもやと…。
    前回に引き続き、な甘酸っぱさに
    苦みがプラスされたような。
    しかも今回、ごたごたが登場しますし。
    兄と同じように。
    いや、途中で同じ事してるのに気が付け、と
    突っ込みたいですが。

    言葉にする事、言葉にしない事。
    両方とも納得すべき所も、しない所も。
    とはいえ、結局どうしていても、不安は不安です。
    そこをどう埋めるか…にかかってる状態?w

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    2016年07月11日
  • 東雲侑子は短編小説をあいしている 電子DX版

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    図書委員として組んでいる相手が
    ある日小説家だと気がついた。

    兄の雑誌にちょっとしたいたずらを…で貰ったサイン。
    それと引き換えに始まる交流。
    いやもう甘酸っぱさ大量投入です!
    もやもやも、気がつくさまも、もどかしさも
    にやにやしながら、というよりは、嬉し恥ずかし、な
    ちらちら具合いです。

    取材のために付きあい始めたというのに
    それを題材にしたのは…。
    いつか、読めるでしょうか?w

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    2016年07月11日