森橋ビンゴのレビュー一覧

  • 東雲侑子は全ての小説をあいしつづける 電子DX版

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     文句なしの終の巻である。ここまで描いてくれれば、もう読者としてはぐうの音も出ない。綺麗に終わっていて、続きを出してくれという気持ちも起こらないほどだ。
     本当に良いシリーズだった。あとがきの軽妙さも含め、文句の付け所のない星五つである。

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    2013年07月02日
  • 東雲侑子は全ての小説をあいしつづける 電子DX版

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    なんという純愛。
    美しい純愛。
    ただただ純愛。
    純粋な愛。
    純朴な愛。
    ひたむきな愛。
    美しいラストシーン。
    愛が止まらない。

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    2012年09月03日
  • 東雲侑子は全ての小説をあいしつづける 電子DX版

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    東雲さんが顔文字使ったことに驚愕、と同時にかわいいなって思った。ギャップってすばらしい。
    一巻のころの無感情(言いすぎ?)系ヒロインだった東雲さんに比べたら感情表現が豊富でそのギャップにまたかわいいなって思ったり、他のライトノベルの主人公とかにはそんなにうらやましいなって感情を抱いたことは無かったけれど、なぜかこの作品には感情移入がしやすくいちいち心が動いてしまった。多分突飛な設定などを使ってないからだと思うけど、これだけ心動かされる作品は久しぶりだった

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    2012年08月23日
  • 東雲侑子は全ての小説をあいしつづける 電子DX版

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    何となく『ライトノベルの楽しい書き方』(GA文庫)と似てるなぁと思いつつ完結。 こっちのほうがはるかにリアルで感情移入度も高し。 今まで読んだ青春小説の中ではNo.1か?
    1〜3巻をまとめて読むと西園さんの作風から(東雲さんの)内面の変化がよく分かります。

    欲を言えば後日談を読みたいけど、綺麗に終わった作品だけにないんだろうな。 2人の未来に幸あれ。

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    2012年07月05日
  • 東雲侑子は全ての小説をあいしつづける 電子DX版

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    三並英太と東雲侑子の物語も完結編。

    構成要素としては進路に悩む英太や周辺の恋愛事情が半分、英太と東雲がイチャイチャしているのが半分。リア充爆発しろ。

    1巻ではどこか世間離れしてた感じの東雲が普通の女の子になっていく姿がなんとも感慨深かった。
    そして三並の決断・・・ここまで青春されるといろんな意味で泣けます。

    ラストは・・・もう、ね。反則です、反則。

    最後に。この物語に出会えた事にありがとう。

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    2012年06月12日
  • 東雲侑子は全ての小説をあいしつづける 電子DX版

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    自分の中では殿堂入りになりましたこのシリーズ。三巻で終わったことは寂しいけれど、丁度いいと思う。しかし、巻数こそ短かけれ、心情描写などとても丁寧に書かれていて、さらに一人称がそれを手伝って、物語に惹きこまれます。
    誰だって抱いたことのあるであろう多々の感情描写には、在りし日の自分を思い出して共感することでしょう。
    ニヤニヤな部分が多い今巻ですが、お気に入りは東雲が英太を上手に操る諸処のシーンと英太が自分のせいで作家としての幽子色が薄れていくことを慮る場面。しかし、何と言っても最後の恋愛学舎のラス文。あれには心が洗われました。あれは反則でしょう。あんなこと言われたら堪りません。
    ラノベを読まない

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    2012年06月11日
  • 東雲侑子は全ての小説をあいしつづける 電子DX版

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    ついに完結の3作目。
    あとがきであったり他の人が言うように決して打ち切りではないのであしからず。
    本作は今までに登場してきたキャラクター全員集合といった感じ(といってもそれほど多くはない)で、主人公の周りで恋愛に発展する話しが出てきます。一方で高校3年生ということもあり将来を視野に悩み始める英太。青臭いと感じる(自身が高校生なだけに何とも言えない)行動であったり考えも点々と見えるもののそこが逆に、自分は共感といったものを感じた。そして進路を決断して、起こした行動、そしてその結果、最後のメッセージは心が暖かくなった。小説の文字を陳腐とする場合、それは何らかのアクションで解決する他ないのだろう。そ

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    2014年11月18日
  • 東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる 電子DX版

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    「東雲侑子は短編小説をあいしている」に続いての2巻。
    二年生に進級してからの話しは、主人公が以前よりも人と関わりを持つようになって、新キャラクターの喜多川が登場。一方で東雲はスランプになり、週末に会わない日もちらほら出てきて……。

    今回も甘酸っぱい捻りなしの恋愛。悪い人が出てこなかった分、哀しみの矛先を向ける相手もいなくて、もどかしさがいくらか胸につっかえて違和感を残す結果に、まあそれが本作の形であることは目に見えていたのですが……。


    それにしても、喜多川さんが好きな自分はこれから、何と思案すればいいものやら

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    2014年11月18日
  • 東雲侑子は短編小説をあいしている 電子DX版

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    ライトノベルという程、突発としたものはなく、強いて言えばヒロインとなる東雲侑子が特殊といったくらいで、どちらかと言えば一般の、普通の小説とあまり大差が無いと思う。ベタと言われるくらいストレートで、甘酸っぱく初々しい恋愛は読者ももどかしくなる。歩み寄ったり、離れたあったり……個々の繋がりはやっぱり難しい。だからこそ美しさを感じ、求めるのかもしれない。

    十代の自分のような人間は一般の恋愛小説よりも本作の方が親近感を持つことが出来て、尚且つ満足の出来る内容なのではないだろうか。

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    2014年11月18日
  • 東雲侑子は全ての小説をあいしつづける 電子DX版

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    延々イチャイチャし続けてるので、
    爆発すればいいのにと思いました。

    男が「彼氏としての資格」というか、「正しい人生のあり方」みたいな事にウジウジ悩む一方で、
    もうセックスの誘い方位しか悩んでなさそうな東雲さんというのが実に愉快だった。

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    2012年05月31日
  • 東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる 電子DX版

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    自分の高校時代と重ねながら読んでました。 東雲さんや喜多川さんみたいな子はいなかったけどな!
    魔法はない、超能力もない、異世界からの使者が来る事もない。 ただひたすらに平凡な日常。 心の機微とか互いの不安に想う気持ちとか、そういう心理描写が美しい。
    彼氏彼女の関係が公になった2人。 このもどかしい距離感が何とも言えず「いとしくにくい」のです。

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    2012年04月05日
  • 東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる 電子DX版

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    ネタバレ

    『東雲侑子は短編小説をあいしている』の続編。
    タイトルが異なり、2としなかったのに好感が持てます。
    作者自身もあとがきで述べていますが、前巻で女子高生ながら小説家として
    細々と作品を発表している東雲は感情の起伏に乏しく、長編を書く事で壁を感じていました。
    しかも題材を恋愛にと定めたので、そうした感情も分らず、
    同じ図書委員で雑誌から小説家と知った主人公の少年に形だけでもと請い、つきあい始めます。
    主人公も幼い頃に秀才の兄の恋人に恋人と考えず(幼さですね)恋をし、
    やがて真実を認識することで感情を殺すことが多くなっていました。
    似ている様ないない様な2人は交流を深めることでやがて互いを意識するよ

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    2012年03月18日
  • 東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる 電子DX版

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    待っていた期待を裏切らない作品だった。

    ヒロインの作家という点が上手く使われていて良かった。

    続きが読みたい作品。

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    2012年02月18日
  • 東雲侑子は短編小説をあいしている 電子DX版

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    森橋ビンゴさんの本は全て好みに合う。

    その中でも今回は素晴らしいと思った。

    不快にならないもどかしさに、進んでいないかのような、それでいて感情の変化がきちんと表れているのが良かった。

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    2012年02月17日
  • 東雲侑子は短編小説をあいしている 電子DX版

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    久々にケチのつけようがなく面白いと思えるラノベに出会った。この「ケチのつけようがなく」というのは、弱点がないという意味ではなく、読んですぐ素直に面白かったと思えたということ。最近の流行から大きく逸脱した、ぶっ飛んだ設定やアクの強いキャラなどは全くない。だがむしろそれが登場人物を自然体に魅せていて、本作の場合はゆっくりと進展する物語によく調和している。「近年のラノベは面白くない」と嘆くオールドラノベファンの皆様に是非ともオススメ。

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    2012年02月15日
  • 東雲侑子は短編小説をあいしている 電子DX版

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    んー甘酸っぱい!
    手の感触とかにどぎまぎしたり、初々しい二人が微笑ましくて、もどかしくて、可愛い。
    森橋先生と言えば心理描写が巧みなイメージがありますが、今作もそれは健在でした。主人公の一人称で話は進められていくのですが、ヒロインの心理描写も合間合間でうまく表現されています。
    挿絵もとても可愛いです。
    東雲に萌えた人はきっと多いのではないでしょうか。

    続きが出ているようなのでそちらも読みたいです。

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    2012年02月13日
  • 東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる 電子DX版

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    完全に森崎ビンゴさんのファンになりました。派手なアクションなんてない。魔法も異能も超能力もない。淡々と日常を描いてゆく。不器用で、読んでいてもどかしい、だけど目が話せない、そんな本でした。読み終わったときのホッと息をついたときのあの満足感はよかった。最後の東雲の一言がなんとも愛らしい。一巻と同様、素晴らしいお話でした。

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    2012年02月09日
  • 東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる 電子DX版

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    超純愛物語、まさかの続編。1作目が素晴らしすぎて読む前から蛇足臭がしてたけど、これはこれでアリ。

    前回からどうなるかと思ったら相変わらずつかず離れずみたいな状態だった二人。さらに東雲はスランプに陥ってしまう。
    そんな中新キャラ・喜多川が登場。彼女は三並に積極的にからんでいき・・・

    今回も三並と東雲の距離感がたまらない。どうなるのかどうなるのかとハラハラしながらページをめくった。
    これが本当の青春なのか、恋愛なのか。私には無縁すぎてもう・・・

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    2012年01月15日
  • 東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる 電子DX版

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    どんな続編になるのかと思ったけど、ここまでストレートにくるとは。読み終えてみると上下巻なんじゃないかと思えるほどw ほんとうに変化球一切なしの恋愛小説だなあ。
    1巻の少し曖昧だけど彼ららしい、落ち着くとこに落ち着いた着地点。そこをしっかり揺るがして転がるお話に目が離せなかった。それにしても、劇中の『いとしくにくい』はキュンキュンしすぎて困る。
    そして、これ程までに真っ当な恋愛小説でありながら、東雲にスク水もビキニも着せる手腕にも脱帽w

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    2012年01月15日
  • 東雲侑子は短編小説をあいしている 電子DX版

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    ええいもどかしい!←ニヤニヤしながらこれが出る時はだいたい上質な青春恋愛モノw 序盤に義理の姉のNTR(ryとか思った自分の首絞めたいほんとうにw
    主人公の主観以外で東雲の心情がわかりづらいのも、章ごとの東雲の短編小説を際立たせてくれてる。お話に引き込まれて一気に読んじゃった。2巻が手元にあるのが楽しみw
    あと、Nardackさんの表紙絵が麗しすぎる。

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    2012年01月13日