丸山くがねのレビュー一覧
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シリーズ第九作目。
国を興すため、帝国と同盟を組んだアインズ率いるナザリック軍勢。
それにより、毎年お決まりの帝国vs王国による消耗戦はいつもとは
様相が大幅に異なるものになっていく。
サブタイトルの通りに、アインズがその圧倒的な力を見せつけた戦場は
被害を被る側の王国側だけでなく、今は味方である帝国側にもとてつも
なく大きな爪痕を残すことになり…
うん、面白かった。超位魔法ひとつで蹂躙するアインズの力も
その戦いに至るまでの展開もすべて。
休憩のような前作から一気にシフトアップ!
いや、前作でカルネ村に再び焦点をあてたのはこのためだったんだね。
前作あってこその展開もあり、ストーリーがよく練られているなーと。
それにしても、「彼」を欠くことになった王国は今後どうなるんでしょ。
帝国はいいとして、いまだ沈黙を保つ法国が今度どんな展開を見せるのか
楽しみだなー。
ナザリックに対抗できる国、組織、個人はいつ出てくるのかな!? -
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サービス終了するオンゲのプレイヤーが、自分の指揮する異形の軍団ごと異世界に転移してしまう物語の第11弾。
もとは平サラリーマンであるはずの主人公が、突如として組織のトップに祭り上げられてしまい、そんな彼=アインズ様の悪戦苦闘が面白おかしく描かれています。
今回も10巻の流れと同様に、やることなすことアインズ様に都合のいいように周囲が勘違いする結果オーライ展開がメインでしたね。まあ、アインズ様もそこそこ考えに考えた行動の結果なので、すべてがただのラッキーであるとはいえないのですが。そこがアインズ様のいいところ。
初登場となるキャラクターで面白かったのは、やたら適応力が高いドワーフのゴンドもそうですが、それ以上にドラゴンのヘジンマールが印象に残りましたね。これまで幕間に登場してきた他のドラゴンに比べて、なんというかそのまあ…こんなドラゴンもアリなのかな、と色々衝撃的でした。
引きニートドラゴン・ヘジンマールの今後の活躍に期待しますよ。 -
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異世界へ転移した小市民で廃課金者のゲームプレイヤーが、支配者としてNPCとともに異世界を自らのものにしていく様を時にシリアスに、時にコミカルに、そして精細に綴ったダークファンタジー。
アニメからポロロッカ。面白い!
現実では平社員だった主人公が、異世界でいきなりトップになり、NPCたちの期待に応えようと四苦八苦。そしてそんな彼を好意的に評価し、時に勘違いして主人公を戸惑わせるNPCたち。そしてテンポの良さ、展開の面白さもさることながら、物語を面白くする要素の一つである、世界全体やモブにまで至る、手抜きのないキャラクターの徹底した作り込み。これらはやはり作者のプロフィールにもある、TRPGの経験が活かされているからでしょうか。漫画原作者の大塚英志氏も自著の中で、物語製作のトレーニングとして、TRPGプレイの重要さを語っていますし、『ロードス島戦記』の水野良氏も、小説の勉強にTRPGの経験は役に立ったと語っているそうですし。
2巻以降も読むこと確定。 -
Posted by ブクログ
一軍の支配者から一国家の支配者となったアインズ様の胃痛が治まらない第10巻。アンデッドなのに胃痛とか草。
というか、登場人物のほとんどが何らかの理由で胃に穴をあけていそうです。責任ある人―社会人って大変ですねぇ。
今回、ナザリック守護者の面々はアルベド以外それほど出番がなく、一般メイドのフィースや王国と帝国の重要人物が多数活躍していましたね。そういった人物から魔導国の王たるアインズがどのように見られているか、の描写がよかったです。
にしても、アインズとジルクニフにおける内心の擦れ違いっぷりがこの上なく愉快でした。やることなすこと周りがいい感じにとってくれて、だいたい結果オーライで物事を進めるアインズ様素敵すぎます。
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Posted by ブクログ
ネタバレ9巻まで読み終わったので再びWeb版を読み始める。
書籍版の続編が出た時に思い出せるように、9巻までの話とWeb版の違いをメモしておく。
Web版には、アルベドとマーレがいない。
クレマンティーヌやンフィーレア、ハムスケは登場しない。
リィジィーの孫はンフィーレアではなく女キャラ。
冒険者、漆黒の剣は旋風の斧という名前で、全メンバーが健在であり再登場もする。
モモンの正体がアインズじゃなくてナーベラル。
ヤルダバオトとか出てこない。
アルシェは殺されず、シャルティアに愛玩調教される。
ブレインが吸血鬼化してシャルティアの部下になる。
レェブン侯が死に、逆にガゼフが生き残る。
エンリはゴブリン将軍とかにはならない。
その他、相違点多数、ながらも、大筋の流れはWeb版、書籍版で大きくは変わらない。
ただし、キャラの登場と生死、細かな文章表現にかなりの差異がある。
Web版も最新話まで読み終わったので追記。
書籍版であっさり殺されちゃったクレマンティーヌが遅れて登場。幸運にも生き残る。
シャルティアに色々されちゃったアルシェも再登場。妹共々幸せ?になる。
汚されることなく殺された書籍版のアルシェと、汚された果てに幸せを手に入れたWeb版のアルシェ、どちらがマシな運命だったのか。
まあシャルティアに色々されちゃったと言っても、底辺の娼館に堕とされて死にかけたツアレあたりよりもはるかにマシだろうし、Web版のアルシェの方が幸せっぽいね。
学園編に関しては、お友達に恵まれないモモンカワイソス。
凡人のくせに妙に自意識過剰で慎重すぎる主人公体質のジエット君は不幸になれば良いと思います。(^_^)