那州雪絵のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
那須雪絵作品の抜群の安定感にはいつも感謝しています。
暇つぶしに最高の漫画家、というと何かけなしてるように聞こえるかもしれませんが、重すぎず軽すぎず、何も考えずにパパっと読んで「あー面白かった!」って満足できるような、そんな漫画がとにかく読みたい!という時に、絶対間違いはありません。
「NEZ」は、犬並の嗅覚を持つ男が高校時代の同級生である刑事と協力して事件を解決していくストーリー。井上夢人先生の「オルファクトグラム」を強く思い出すキャラ設定です。最近だと森本梢子先生の「デカワンコ」も超嗅覚の子が主人公ですよね。
バディはいいよね、どうしたってだんだん信頼関係築いていく過程が可愛いもん。脇役 -
Posted by ブクログ
ネタバレいつも一読では話の意味や、描写の意味が分からないことが多い。読み込むことでやっと理解できて、さらに背筋が寒くなったり…。あとから発見が多いです。それが魅力で、発刊ペースは遅いですがいつも気長に新刊を待っています。
老人施設で麻雀の先生のやっている神主さんの傍らに、一人の男性。なぜここに? その姿、記憶、実力は? これから解き明かされていくのでしょう。
何気に『雨夜の乗客』の傘を持つお父さんの上のお母さんの描写にゾッ。タクシーの後部座席の話はよく聞く怖い話ですが(実際にある話なのでしょうか)、それがメインでないのです。
日本特有の『身辺によくありそうなジワジワくるホラー』はたまらんです。 -
Posted by ブクログ
有名な陰陽師である父を持つ女子高生、鈴の木初音。
ごく普通を求め、跡を継がせようと画策する父親にも抵抗していたが、ある日テストと称して初音の元に二人の「人間」が送り込まれる。一人は鬼、もう一人は弟子。それを見分けなければ殺されるという。それにも負けず、父親を叱り飛ばしつつ毎日を送っていく彼女の普通ではない毎日の話。
独特な絵柄で、独特な表現です。「ここはグリーンウッド」の作者様。私はグリーンウッドが大好きで、それから那州先生の作品はチェックしています。
ギャグコメディチックですが、あちこちにホラー的なものが入ります。なので、笑いながらも時々ぞっとする時があります。
生気の無い目の現し方がすご -
Posted by ブクログ
『この局では俺がついているーーっ!! ローンッ!!』
……もうね、この男子校特有の悪ノリ感が大好きです。っつーか、あの結末にこーゆー展開をつけちゃう漫画家『N』女史が大好きです。
そして……
みつしのの人と、しのみつの人のバイブルその二キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
『家賃折半』とゆー言葉が大好きになりました。っつーか、ホリデイの忍先輩は本気でどうしちゃったの!? ってくらいに可愛い。ラストの笑顔は犯罪ですよ(;´Д`)ハァハァ
そして最終話。何でもやりたいほうだいなリクエスト大会(赤ずきんばんざーーーい)と、それでも変わらずに流れて行くグリーン・ウッドの日常。すかちゃんの「ほら、早く