あらすじ
私こと鈴の木初音は、ごくフツーの17歳。でも、私のパパは、ちょっとアレ。……陰陽師をしてるんです。しかも、日本一らしい。でも私にはかんけーないですから!!そんな私に、ある日パパから宿題が!!!男ふたりと同居して、どっちが『鬼』かを見分けろとか言いやがるんですけど、親として……いや、人としてどーなの!!!?フツーの女子高生・初音ちゃんの、フツーとはいえない毎日を描く、那州雪絵のハジケ系オカルティック・シリーズ、第1弾!
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匿名
ほんのりホラーなファンタジー?
初音の父親は政府なんかも顧客になるレベルの日本一の陰陽師(分類的には陰陽師だけど出来ることが多すぎてもはや魔法使い)で、どうやら初音とは血が繋がっていないらしい。ある日後継者に相応しいか刺客が送られてきて…からのドッタンバッタン。けっこうホラー描写が怖いときがあるので苦手な人は要注意。面白かったです。
陰陽師の娘その1
くだ狐のテンテンがペットながら、まだ普通?の高校一年生・初音。強くてたくましい所や、はっきりきっぱりな初音が好き。生活能力皆無、常識外の力と思考を持つ最強陰陽師・無山を父に持っています。
初音本人は後を継ぐ気は全くないのに、片方は弟子、もう片方は鬼。見分けられなければ命の危険がある理不尽極まりないテストを受けさせられる初音。
後半に行くほど兵吾が頼りになる男になっていきますが、最初はまだ野心家。その後も何だかんだと普通の生活を望む初音ですが、育ての親が無山。霊や物の怪の類いと関わっていくことになります。
作者の中では一番この作品が好きです!しかし台詞の文字が薄くて読み辛いので改善して欲しい。
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天才的な陰陽師だけど社会生活ダメダメなパパに振り回されるしっかり者の娘・・・
というコメディ、ではあるのですが、なかなかどうして。
一筋縄では行かない人間関係や、「力」に対する全能感だけでない恐ろしさをきちんと描写している辺り、さすがと感じます。
Posted by ブクログ
那州雪絵さんの昔の作品に、”ここはグリーンウッド”という男子寮スクールライフの話があって、それも大好きなのですが、この話は那州先生の魅力が更に満載の話だと思います。
更に昔(1985年/昭和60年)の作品、”−誰かSTRANGER−”にも驚きましたが、私はこの方の話の先が読めなくて、意外性があって、常に新鮮な展開に感じられるので、とても面白いです。 少々怖いけど…(-_-;)
人間じゃないものを表現出来るのって凄いことだと思っているのですが…(~_~;)
Posted by ブクログ
やっぱ上手いよなー、と思わずにいられない。主人公はマトモそう(あくまでそう見えるだけで実際はマトモじゃない)なのに回りが尋常じゃないから振り回されちゃうんだよね。
Posted by ブクログ
マンガにはいろいろなパパが出てくるけどこのパパの娘にはなりたくないよね…と姉と話しています。個人的に那須さんのマンガは女の子主人公のほうが好き。
主人公が出した答えは
続きがあるけど、このタイトルでは完結。
パパさんと主人公の両親との関係が、想像よりも残酷なものでした。
初音の怒りと悲しみ、それでも消えないパパさんへの愛情を思うと、、、(涙)
Posted by ブクログ
完結が出ましたね。
一巻からずっと読み続けて、続きが出るのが楽しみだった漫画です。
最近、めっきり漫画を読まなくなったので、楽しいひと時でした。
Posted by ブクログ
ここはグリーンウッドの作者さんと言えばぴんとくる方も多いのではないでしょうか。那州さんのテンポの良さ、そして魅力的なキャラたちに引き込まれて衝動買いしてしまいました。生活感がしみついてしまった女子高生の主人公、その業界では知らぬ者はいない程の腕を持つ父(だけど一般生活能力はゼロ)が織りなすオカルトストーリー。オカルトとジャンル分けしましたが、おどろおどろしている訳でもなく表紙からも分かるようにポップな部分もあるので読みやすいと思います。
Posted by ブクログ
評判の「魔法使いの娘」!!やっと読めた。3巻が一番好き〜パパの不器用さと残酷さがどんどん明らかになっていくのがvV
いろんな術が出てくるけど、その術の細部をどーたら説明するでなく、ストーリーを追うところがこのマンガの良さのひとつである気がする。少年漫画だったら、初音はいやいや言いつつトラブルに巻き込まれるうちに修行積んじゃうね絶対(笑)
Posted by ブクログ
陰陽師の娘の話。
それだけでそそられる設定。
能力はあっても人間的にダメな父にぷりぷり怒りながらも本人は潜在能力があるだなんて、何てありがちなパターン!だけどもそれなりに面白い。
そして管狐が可愛い。
Posted by ブクログ
有名な陰陽師である父を持つ女子高生、鈴の木初音。
ごく普通を求め、跡を継がせようと画策する父親にも抵抗していたが、ある日テストと称して初音の元に二人の「人間」が送り込まれる。一人は鬼、もう一人は弟子。それを見分けなければ殺されるという。それにも負けず、父親を叱り飛ばしつつ毎日を送っていく彼女の普通ではない毎日の話。
独特な絵柄で、独特な表現です。「ここはグリーンウッド」の作者様。私はグリーンウッドが大好きで、それから那州先生の作品はチェックしています。
ギャグコメディチックですが、あちこちにホラー的なものが入ります。なので、笑いながらも時々ぞっとする時があります。
生気の無い目の現し方がすごいなぁと思います。
この漫画は何系といったらいいのか迷う所です。
Posted by ブクログ
何故だか、タイトルに惹かれました。
『魔法使いの娘』と言うことですが、でも実は、『魔法使い』ではなく『陰陽師』の娘です。それも、義理の。
義理の父は、陰陽師として最強であり最凶なのですが、人間として最低レベルの駄目人間。その駄目人間である父を叱咤し、そして時に叱責しながら生きるのが、主人公の役目です。(笑)
勿論、陰陽師として最強、最凶な父親なので、他の妖怪やら同業者やらから憎まれること多々なので、主人公、一般人なのに命狙われること多々。ただ、そんな状況でもグレることなく、父親と生活している主人公こそが最強でしょう。現に、最強な父も主人公にだけは頭が上がらないのですから。(笑)
基本はコメディタッチ。ただ、3巻か4巻辺りでは、かなり切ない物語展開。どうなるか気になります。