那州雪絵のレビュー一覧
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新米陰陽師、始める
「夜の散歩」→心を空虚にしていた女性と、お化けな家と夫婦の話。まだまだ半人前ながら、陰陽師として第一歩を踏み出した初音と兵吾。
「桜守りガール」→地元で有名な祟りがあると噂される桜の木の話。祟りよりも、人のする事の方が悪質だったり。
「箱の中身はなんでしょね?」→この巻で一番やばくて怖い話がこれだと思います。結構怖い目に遭遇する可哀想な中原再登場。悪霊とか物の怪も危険以上に、人の憎悪や執念などの方がよほどホラー。……おまえじゃない。
「山へ行こう」→夏希の母は自ら命を?それとも……真実は闇の中。夏希はこれからどう気持ちに整理をつけるのでしょうか?
「やよい荘の怪」→不倫話が拗れて系多い -
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陰陽師の娘その8
第一部最終巻。どうすれば良いのか分からない初音は、ジュニアの家に避難。しかし、自分の都合が悪くなったからと言っては逃げる無山に会うため、マンションに戻りますが……。
そこで実の両親がどうして亡くなったのかを視た初音は、無山を連れ戻す決断をします。兵吾と本山に行き、無山と対決。兵吾や父の力を借りて、ようやく無山のいる場所へ着いた初音。
溜め込んでいた感情を無山へぶつけ……。全てが終わり、そして初音は新たなスタートを切ることに。最後は怒濤の展開でしたね。いつか無山にも初音や無定たちの思いが伝わる日がくるのでしょうか?そう願いたいです。 -
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陰陽師の娘その7
初音の子供の頃の話、神主として働くジュニアから人?探しの依頼を受ける話を経て、無畏が呪詛返しに苦しむ話の後から、どんどん話が加速してきました。
兵吾の体を操って無畏を助けたのは無定?!体が元通りになって無畏は初音に、とうとう無山が過去に犯した罪を伝えます。
無山の力で監視され、行き先を制限され……。いずれ必ず無山と直面しなければならない……。以前無畏に言われた言葉が現実のものとなった初音はどう言う決断をするのでしょうか。 -
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陰陽師の娘その6
典明こと通称ジュニア登場。神主ながらビジュアルは完全にヤクザですが、超ホーリーパワーの持ち主。どんなものでもいるだけで蹴散らします。紆余曲折あり、小八汰が無山から初音の式神になり、同時に目を覚ました無山。
初音はこれからのことを考えて免許を取りに。その話で中原再登場。パワハラ男は自業自得!朋絵も再登場。異性の視線に鈍感な似た者同士の友達ですね。兵吾の過去もちらっと触れられていました。 -
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陰陽師の娘その5
無山に反対されながらも、無視して初音は初めてアルバイトへ。鉢泥棒の事件は内容より、アルバイト先の母親みたいなタイプいるよなーと思いました。
小八汰の事件からまた話が動き始めました。このマンションに引っ越した理由は、大量の霊たちを鎮める仕事をするため。死霊活発化対策をするべく、動き出す無山。一方、遠ざけられた初音が戻って見たものは……。
呪詛返しに合って意識が戻らない無山。それを知り様々な霊が初音を襲う中、新たな人物が登場。 -
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陰陽師の娘その4
実の両親の墓について、無山から聞き出そうと自分に呪をかける初音。確実に陰陽師へと足を踏み入れつつあるような?しかし日本一の陰陽師の無山を出し抜けず、場所は分からないまま。
その他、マンションの物の怪を一掃したり、子供を狙う"おかあさん"を追い祓ったり、繰名の拉致などなど、閑話休題?の4巻でした。 -
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陰陽師の娘その3
無山に初音の本当の両親のことを聞こうとする度、はぐらかされ、育ての母に聞いてみても完全に忘れている状態。無山を疑い始めた初音。
さらに無畏から実の両親のことを聞き、思い出した初音は号泣。一旦は無山を許して家に戻るものの、家は全焼。今度は刑事に放火犯として疑われてしまい……。
結局無山側の力業でねじ伏せられ一件落着?のちの事件と、一見関係なさそうに見える無山の前歯。話の伏線の張り方が上手い。
初音たちが引っ越したマンション。その向かいの病院を見ている謎の女の子。クズ医者の勘違いで初音が襲われる途中、女の子が這い上がってきて……。とんでもクズ医者の話は因果応報。
のちに何度か登場する中原が -
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陰陽師の娘その2
普通の生活を望む初音と後を継がせたい無山。2巻では無畏が初登場。色々事情を知っていますが、それが明かされるのはまだまだ先。
ヤクザ同士の抗争に巻き込まれて散々な初音。その次は倒れた無山の代わりに依頼人の葬式に行く羽目になり、しかも雪のせいで一泊。
そこで見たのは、この家には人殺しがいると初音に教える謎の幽霊。何だか変わった臭いがする人物。行方不明になった子供。
事件解決後、高校を卒業して"いつの間にか"家事手伝いをしている初音。それに疑問を持つことなく、毎日を過ごしています。そんな中で友達と旅行に行った先で、足首に子供の霊がすがりついている女性に遭遇。
これヤバい奴 -
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陰陽師の娘その1
くだ狐のテンテンがペットながら、まだ普通?の高校一年生・初音。強くてたくましい所や、はっきりきっぱりな初音が好き。生活能力皆無、常識外の力と思考を持つ最強陰陽師・無山を父に持っています。
初音本人は後を継ぐ気は全くないのに、片方は弟子、もう片方は鬼。見分けられなければ命の危険がある理不尽極まりないテストを受けさせられる初音。
後半に行くほど兵吾が頼りになる男になっていきますが、最初はまだ野心家。その後も何だかんだと普通の生活を望む初音ですが、育ての親が無山。霊や物の怪の類いと関わっていくことになります。
作者の中では一番この作品が好きです!しかし台詞の文字が薄くて読み辛いので改善して欲し -
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待ってました!
なすゆきへ様!
大好きです!
グリーンウッドから魔法使いの娘まで、
もうクリーンヒットばかりですよ。
さらに、コレですよ。
また火をつけてくれて……
裏切らないですね!
また今回も全く違うテイストじゃないですか!
そしておもしろい!
続き、楽しみにしてます。
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Posted by ブクログ
うーん、あんま、こういう感想は書いちゃならんっつーか、書きたくないんだが、ちょい、しょっぱい終わり方だなぁ、この完結巻・・・『超嗅覚探偵NEZ』っぽい表現をするなら、鼻の奥を突き刺されるような痛みが、しばらくはジクジクと残ってしまう感じ、だ
一ファンとしちゃ、もうちょい、シリアスっぽさは漂わせつつも、コメディ色の強い幕引きにしてほしかったんだが
ただ、全体的につまらなくしちゃっている訳じゃ無い。那須先生が、こんな風な終わり方を元から予定していたのなら、文句は言えない
人より、ちょっと優れた能力を持ってしまっていると、自分に幸せだけを齎せず、何らかのトラブルに直面せざるを得ないんだろうな。けど、 -
Posted by ブクログ
随分と間が開いたな。ざっくり、3年半ぶりくらい?
正直、どんな内容だったっけかな、と一巻を探し出して読み返さないと思いだせなかったほどだ
しかし、ストーリーの質が落ちているとは感じなかった。むしろ、主役の松下操を取り巻くキャラクターに新しい顔が加わった事で、面白さが上がっているのではないか
タイトルから察せる通り、操の嗅覚は人どころか、警察犬すら凌駕してしまうほど
羨ましい、と思った人はきっと、この話を読んだ後、気持ちが判るだろうな
マスクをして、嗅覚を抑えていないと、あらゆる情報が飛び込んできてしまうのだ。よほど、心が強く無ければ、脳の処理が追い付かず、壊れてしまうだろう。実際、作中で操は自 -
Posted by ブクログ
キリのいいエントリでは、私が主に10代の頃に強い影響を受けた作品を紹介しています。1200エントリ目は、那須雪絵の出世作である「ここはグリーン・ウッド」を取り上げる。略称は「GW」。名門男子校の寮(緑林寮=グリーンウッド)を舞台に、美形の男子高校生たちが非日常的な日常生活を送る様子を淡々と描いた作品であり、「花とゆめ」の黄金期(80年代後半~90年代半ば)を支えたトップスリー作品の一角でもある(残りの2作品は、「ぼく地球」と「動物のお医者さん」)。登場人物のほとんどが男子高校生ということもあり、基本的には明るくて騒がしいドタバタコメディなんだけど、主要キャラクターの4人がそれぞれ複雑なトラウマ
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Posted by ブクログ
ネタバレ『はっはっはじゃねーだろイカレ親父~~っ!!』
『面倒みたのはこのあたし!』
『一歩でも入ったら二人とも殺す!』
『とりあえず話を聞こう…先生はお前の味方だ・・・』
『いくつだあんたらは!!60年代生まれ!?』
『もし私が変だとしたらそれは父の職業のせいではなく、人間性のせいです』
『パパ他に能がないんだよ・・・・・・』
『あたしはあたしの道を行くから!』
『経済観念のない父親ってこーゆー時だけはいい!』
『あの人にとっては人の命なんてたいした重さじゃないからな。切迫感がないんだろうよ』
『俺だって最初は与しやすそうなおっさんだと思ったからね。まさかあんな人使いの荒い勝手で嫌味でサディストで弟