藤田孝典のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
要はある程度稼いで納税し、ある程度蓄財していたとて、いろんな要因で老後資金不足に陥り困窮することは他人ごとではないということを、事実や事例をもとにこんこんと説明されている。非常に丁寧で納得できた。
生活保護レベルでの生活を余儀なくする「下流老人」は増える一方であると筆者は語る。
一番感じたのは、「下流」が「不幸」には紐づいてはいないということ。
医療を受けれない、まともな食事を食べれない、満足した住居に住めない。
そこに文句を言う生き方自体に違和感は感じた。
日本のインフラや社会保障制度自体、他国と比べて水準が高いものであることは間違いない。
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」とはよく言 -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者による下流老人の定義は「生活保護基準相当で暮らす高齢者およびその恐れがある高齢者」のことである。下流老人は①収入が著しく少ない②十分な貯蓄がない③頼れる人間がいない、という3つの特徴がある。
この下流老人は、元々生活力がない人はもちろん、現役時代は大手企業で勤めており、それなりに収入があった人でもなり得るというのが驚き。たしかに章をすすめていくと、離婚や病気・怪我など、予測できない出来事によって誰でも下流老人になってしまうリスクはあると思った。
最近連絡が取れるようになった姉がこれを読んで結婚出産に踏み切ったというので読んでみたけど、『家族や周囲の人との関係を作り助けてもらえた方が良い』