【感想・ネタバレ】貧困世代 社会の監獄に閉じ込められた若者たち のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2016年12月18日

現代の若者がいかに厳しい社会状況に置かれているかについて書かれた本。
近年、若者の貧困が提言されるようになり、興味があったので本書を読んでみたのだが、その実態の深刻さに驚かされた。何より驚いたのは、私自身の状況も、周りの環境によっては貧困に陥る危険性があるということに気づかされたことだ。

私は現在...続きを読む

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Posted by ブクログ 2016年06月17日

「下流老人」で高齢者の貧困と格差の問題をあぶりだした著者が若者の貧困について「貧困世代」という衝撃的なネーミングで暴き出した。若者の貧困は、バブル景気の崩壊以降、人件費を削減するため、若者を犠牲にしながら、企業の成長や経済成長、あるいはシステムの延命や存続を進めるようになった。そのために1990年代...続きを読む

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Posted by ブクログ 2016年05月18日

20160518

下流老人に続き、日本が抱える社会福祉の問題点を具体的に明らかにした一冊。

現代の若者たちが感じる生きづらさ。日本に蔓延る閉塞感の根本が、若者たちが当たり前に生きることすら難しいという状況にあるのだろうと思える。

例えば、日本が進める住宅政策。持ち家が当たり前にあり、誰もが目指...続きを読む

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Posted by ブクログ 2016年05月14日

 『下流老人』の作者が語る若者の貧困。

 雇用、学業、住居。若者の現状が以前とは大きく変わっていることを実例を交えて伝え、精神論の問題でななく社会問題であると説いている。
 最後の章ではどうするべきかが個人、社会共に書かれている。現在の状況は社会政策の失策であることがよく分かる。
 現在の若者を取...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年02月15日

色々と納得させられたり、考えさせられました。

子育てしている中で薄々感じている、周囲の境遇や、
何かふと、レールから外れてしまった後の苦しさや怖さの正体を、
活字として知れた感覚でした。

自分(40代後半)も、比較的貧しい境遇のなか、生き抜いてきた思いがあるし、
親の世代は更に、苦労しながら頑張...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年09月06日

漠然とした「将来の不安」を、具体的に示しています。
やっぱりか。そうなるか。。。何とかしないと、と思える1冊。
一読の価値アリ!!

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Posted by ブクログ 2017年06月03日

重大かつ深刻な問題について新しい労働組合の設立や個別性の対応など社会的な構造の変化の必要性とツイッターでも良いので思い考えを表出する事の重要性を説く。
それにしても労働万能説、家族扶養説、青年健康説、時代比較説、努力至上主義説と大人たちの無知と思いやりの無さは嘆かわしい。
闘技的民主主義と言う言葉を...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年03月09日

下流老人が出版されてから気になっていた著者の若者の貧困に焦点を当てた著書

十数年前に、これからの時代は貧困格差がもっと二極分化する。と講演で聞いた誰かの言葉が
どんどん現実味を帯びて来たと実感してきてる今

貧困家庭の子供の貧困率の高さには驚く
著者のように全ての子供に平等に教育の門戸は開かれるべ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2016年08月29日

読後、日本の若者の未来を思うと暗くなる。ここに書かれているような悲惨な若者が大半ではないはずだ。でも、無視できない人数が苦行のような人生を歩んでいかねばならないのだとしたら、先行するものとして何か力になってあげたいと思う。

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Posted by ブクログ 2016年06月29日

社会福祉は若者を対象にしていない。奨学金を返せない、返すのに年月がかかり結婚、家庭を持てない。賃金が低すぎて実家から出られない、独立できない、イコール家庭を持てない、子供を産めない。親からの負の連鎖…「一億貧困社会」は否めないのか。真剣、政治を変えないと。

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Posted by ブクログ 2016年06月20日

背筋が寒くなるが、確かにうなずける話。労働組合が日本社会に根付いていないのは、体制により「アカ」と結びつけられてきたことと無縁ではあるまい。

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Posted by ブクログ 2016年05月30日

ここに書かれているような現状があることを理解していませんでした。
高額な学費、辞められない学生の状況につけ込むブラックバイト、頼りになるどころか負担にさえなる家族の存在、住む場所さえ借りられない現状。
貧困は思った以上に深刻であり、そしてそれは決して当人だけの問題ではなく、社会全体の問題です。

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Posted by ブクログ 2016年05月01日

<目次>
はじめに
第1章   社会から傷つけられている若者=弱者
第2章   大人が貧困をわからない悲劇
第3章   学べない悲劇~ブラックバイトと奨学金問題
第4章   住めない悲劇~貧困世代の抱える住宅問題
第5章   社会構造を変えなければ、貧困世代は決して救われない
おわりに

<内容>
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Posted by ブクログ 2018年12月11日

●『下流老人』の著者の次作とあって、すぐに読んでみた。

●「貧困世代」問題が、「下流老人」以上の日本の問題であることを理解する。

●後半が少しまどろっこしく、前著『下流老人』の内容ほどインパクトがなかった。

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Posted by ブクログ 2018年10月01日

アルバイト労働も正社員労働も、一昔前と比較すると条件が劣悪になってきていて、働けども働けども昇給はなく、家を持つことはおろか結婚も出産もできない…
悪条件の労働に加えて、奨学金の返済や実家の貧困も重なると、もう目もあてられない状況で豊かな生活を送るビジョンが全く見えない…

今の20~30代は、その...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年05月14日

本書で取り上げられるような若者は、見たことがないという人が多いでしょう。とくに、大人になり社会的なグループで固まるようになるとなおさら。しかし、そうしたイベント、集会などに行けばまさにこの本にある状況にさらされる人々が数多くいることに驚きます。ブラックバイトというのも見てきてるしね。そして、世帯を持...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年07月16日

現代の若者たちは、一過性の困難に直面しているばかりではなく、その後も続く生活の様々な困難さや貧困を抱え続けてしまっている世代である。社会環境や雇用環境が変わらない限り、報われないし容易に社会困窮する。

65歳以上の1/4は下流老人。40〜65歳は下流老人予備軍。15〜40歳3600万人は貧困世代。...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年06月03日

2017.06.04

私も貧困世代ど真ん中です。
読んで暗〜い気持ちになりました。
いわゆる『持たざる人』が立ち直れる、行きていくための術や助けがあまりにも少なすぎます。
仕事、住宅、家族、教育…。何にも頼れない。
八方塞がり。もう日本は終わりですね…。

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Posted by ブクログ 2017年05月14日

まあそうなんだろうな。
問題提起には良い本だろうが、やたら、レッテルを貼ってしまうのがハナにつく。牢獄とか。そっから生まれるイメージは本来の問題を覆い隠してしまう。
下流老人もそうだけど、まあ、カテゴライズすることで問題が明確になることは良いとは思うんだけど、他の部分が見えなくなるような気がするな。...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年04月11日

困窮者の生活支援の最前線で日々社会の不条理と向き合っている実践者ならではの焦りや苛立ちが伺える文章で、一言で言えばアジテーションの書という印象を持った。ただ、いくら労働市場が劣化してきているのが厳然たる事実とはいえ、働くことを拒否して給付を求めるような論調は誤解を招きかねないと些か危惧を覚える。若者...続きを読む

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