藤田孝典のレビュー一覧

  • 貧困世代 社会の監獄に閉じ込められた若者たち

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    現代の若者たちは、一過性の困難に直面しているばかりではなく、その後も続く生活の様々な困難さや貧困を抱え続けてしまっている世代である。社会環境や雇用環境が変わらない限り、報われないし容易に社会困窮する。

    65歳以上の1/4は下流老人。40〜65歳は下流老人予備軍。15〜40歳3600万人は貧困世代。子どもの貧困。大国のはずなのに、誰も安心できないなんて。

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    2017年07月16日
  • 下流老人 一億総老後崩壊の衝撃

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    自分の30年後こんな道を歩んでるのでは、と不安になる。
    じゃあ何をしたら良いのか?
    大きな年金の話とか、生活保護の話とか。そういうものって僕たちで動かせるの?って考えてしまう。

    政府のやり方に頼れないから、
    自分の力を磨き、自分で生きないとって思う。
    でも、そう思えば思うほど、何であいつは頑張ってないのに、生活保護とかもらえるの??って思考になりそう。

    マイルドヤンキーの意味はわかってないけど、大きな変化は望まず、自分の周りが良ければ良いって思う人が増えているなら、大きなことが成し遂げられるのかなー。。

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    2017年06月25日
  • 貧困世代 社会の監獄に閉じ込められた若者たち

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    2017.06.04

    私も貧困世代ど真ん中です。
    読んで暗〜い気持ちになりました。
    いわゆる『持たざる人』が立ち直れる、行きていくための術や助けがあまりにも少なすぎます。
    仕事、住宅、家族、教育…。何にも頼れない。
    八方塞がり。もう日本は終わりですね…。

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    2017年06月03日
  • 貧困世代 社会の監獄に閉じ込められた若者たち

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    まあそうなんだろうな。
    問題提起には良い本だろうが、やたら、レッテルを貼ってしまうのがハナにつく。牢獄とか。そっから生まれるイメージは本来の問題を覆い隠してしまう。
    下流老人もそうだけど、まあ、カテゴライズすることで問題が明確になることは良いとは思うんだけど、他の部分が見えなくなるような気がするな。
    で、やっぱり統計の我田引水感も否めない。検証してるわけではないから何も言えないんだが、一言で言えば、引く。
    お隣の半島なんかは先進国ではないってことだろうな。
    昔との、大学の進学率の検討はどうなんだろう。
    大学に入ってる奴が、本当に高等教育受けて受けてると思ってんじゃないだろうなあ。
    ま、気持ち悪

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    2017年05月14日
  • 貧困世代 社会の監獄に閉じ込められた若者たち

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    困窮者の生活支援の最前線で日々社会の不条理と向き合っている実践者ならではの焦りや苛立ちが伺える文章で、一言で言えばアジテーションの書という印象を持った。ただ、いくら労働市場が劣化してきているのが厳然たる事実とはいえ、働くことを拒否して給付を求めるような論調は誤解を招きかねないと些か危惧を覚える。若者の困窮自体は早急に対処を要する喫緊の課題であることは間違いないとは思うが、著者も認識している通りこれが日本の現在の社会構造的問題の一表層に過ぎない以上、ひとり若者のみを支援せよとばかりの声高な論の運びはかえって反発を招きかねない。こうして書籍として広く社会に問う際は、あくまで社会構造への包括的なアプ

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    2017年04月11日
  • 貧困クライシス 国民総「最底辺」社会

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    オリザとの対談で、経済的理由でYoutubeを見ただけで、芝居を見たことにするという話を知る。ええええ!!!!

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    2020年07月27日
  • 貧困世代 社会の監獄に閉じ込められた若者たち

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    現実に起きている問題として深刻に受け止めた。的を得ない議論で進展していく怖さを感じた。もう少し深く掘り下げて研究を進むていきたい。

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    2016年08月08日
  • 貧困世代 社会の監獄に閉じ込められた若者たち

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    これまで高齢者や子どもの支援ばかりに目を向けられていた社会福祉について(もちろんそれも大切なことですが)、若者の環境についても整えるべく様々な具体的ケースや提言がわかりやすくまとめられていました。
    そういう私も、貧困世代ど真ん中。思い当たる節がありすぎでした。
    福祉といえば高齢者や障がい者のためにあるものという固定観念があったので、海外の事例は目からウロコでした。特に、住宅関係。

    「辞めたいなら辞めればいい」とか、「根性が足りない」とか、「生活保護は甘え」とか、とにかく精神論で語りたがる日本社会ですが、メンタルではカバーしきれないハードモードすぎる現実があるわけで……。まずはその認識の格差か

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    2016年03月28日