菅原道仁のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
特徴的なのが、序文に、「私は流行りの健康法に振り回されることなく、
まずは自分らしい人生の目的を明確にして、自分らしい健康を見つけることが一番だと感じています。」
この文章を見て、今まで読んだお医者さんが書いた「健康本」とは違うなって思いました。
通常でしたら、糖分を減らすようにとか、この食材を多く食べるようにとか、こういう運動をするといいとかを、
専門用語を交えつつ優しくレクチャーする本が殆どです。
しかし、菅原先生は、健康習慣の第一として「ワクワクする人生の目的をもつこと」をあげられています。
私は、何となく腑に落ちました。
おそらく、「健康になること」を目的にしてしまうと、続かないことを、菅原先生は、
患者さんと接していく上で、体験的に把握されたのではないでしょうか?
健康法は、雨後の筍のように、たくさんあります。
それを私達は選択できる。どの健康法も、それなりの効果がある。
しかし続かない。
そして、また新しいモノに手をだす。そういう習性って、少なくない人が持っていると思います。
健康オタクの人って、私個人的には、健康そうには見えないなと感じます。
本当に健康そうにみえる人は、やはり、ワクワクする人生を歩んでいる人だと思います。
そう思うと、今の少なくない日本人は、健康法に踊らされてるだけで、ワクワクする目的がなく、
右往左往しているだけかもしれません。
ワクワクする目的があるからこそ、健康でいたいと思う。そして、自分にあった健康法を選択する。
そう考えると、いろんな選択肢があって、つまり健康法の手段が豊富にある日本って、環境(外的条件)が揃っています。
ただ、これだけ、充実している環境であっても、健康ではない人、つまり人生にワクワクしている人が少ないと感じます。
もちろん私もそうですが、、、、。
ワクワクする人生が先か、健康になるのが先かは正直な所、わかりませんが、
この本を読んで、自分は、なるほどなと思ったので、星5つにしたいと思います。 -
Posted by ブクログ
『あの人を、脳から消す技術』
菅原道仁、サンマーク出版
僕らは生き残るために、危険や嫌な出来事を忘れないように進化してきた。本書では、その仕組みに扁桃体などが関わっているという。
かつては生存確率を上げるために役立った仕組みが、現代では逆に僕らを苦しめる。これはかなり納得できた。
振り返れば、僕が「脳から消したい」と思っている相手は、自分を批判したと感じた相手だった。だから嫌いになった。
結局、それは自分の小さなプライドや保身に関わるものだ。
理屈の上では、そんな相手とでも話し合えば分かり合えるのかもしれない。
でも、そもそも話し合う機会がないから悩んでいるわけで、解決策は相手と話し合うことではない。それに、話し合ったところで相手を変えられるわけでもない。
では、自分を変えるか。
「しょうもないプライドなんて捨ててしまえ」と言うのは簡単だ。
でも、それができないから悩んでいる。
少なくとも今回の自分には、相手や自分と正面から向き合うことが、解決策とは思えない。
ただ、本書に書いてあるような「脳から消すテクニック」についても、それが簡単にできれば苦労はしない、とも思った。
テクニックはいろいろある。
でも要は、その人や出来事が自分の中で占める重要度を少し下げることができればいいのではないか。
そこで、僕が考えた方法は二つある。
一つは、別のことに夢中になること。
暇だから、しょうもないことで悩んでいる面もある気がする。
だったら、そんなことで悩んでいられないくらい、別のことに夢中になればいい。
もっと大きな問題に向き合っていれば、些細なことは相対的に小さくなる。
筋トレでもジョギングでも、子育てでも、試験勉強でも趣味でもいい。
どう考えても、そっちの方が自分の人生にとって重要でしょ。
嫌いな相手のことを考える時間をゼロにすることは難しい。
でも、その人に使っている時間やエネルギーを、自分にとってもっと大事なものへ振り向けることはできる。
夢中になれる何かを探す努力をした方が、よほど健全な気がする。
もう一つは、自分の悩みを少し遠くから眺めるために、歴史や他人の人生を借りることだ。
歴史を見れば、戦国時代には命をかけて生きた人がいる。
幕末には、国のあり方を変えようと命を賭した人たちがいる。
戦争という不条理の中で命を失った人もいる。
戦後には、何もないところから社会を立て直してきた人たちがいる。
もっと身近に考えれば、がんで亡くなった父がいる。
死ぬ間際に、父は何を考えていたのだろうか。
僕の悩み、ショボくない?
もちろん、他人の苦労と比べて自分の悩みを否定したいわけではない。
ただ、「今、自分がこの悩みに与えている重要度は、本当にそんなに高くていいのか」と問い直すことはできる。
相対的にそう思えれば、もう半分は勝ったようなものかもしれない。
嫌な人を脳から消すテクニックにこだわるより、その人が自分の中で占める場所を小さくしていく。
そのために、夢中になれる別の何かを探す。
そして、歴史や人文知を使って、自分の悩みを相対化する。
嫌な人を無理に消そうとするのではなく、自分の人生を大事なもので埋めて、その人が占める割合を小さくしていく。
僕には、その方が向いているのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
感想というよりも自分のための読書メモ。
・1日に必要なエネルギーを脳が20%も使ってる
とてもとてもコスパが悪い。だからすぐ休みたがる。
・プロスペクト理論とは
人が不確実な状況下で「利益を得ること」よりも「損失を避けること」を極端に優先し、必ずしも合理的ではない選択をしてしまうメカニズムを説明する行動経済学の理論。
・付和雷同
自分のしっかりした意見を持たず、他人の意見や行動に安易に同調してしまうこと
・ドパミンサイクル
①自己暗示をかける:「私は毎日あらゆる面でますますよくなってる」
②小さな成功体験を毎日積み重ねる
③ドパミンを分泌させる
・ラベリングをやめる
→「私はこうだから」と自ら可能性を狭めない
・家の中にあるたくさんのものを目にすると、コルチゾールが上昇するし、認知症も早める
やばい、片付けしなくては。。
まずは断捨離から頑張ります。
・怒らないためには
「今日は怒らない」というルールをつくる。
そしてそれができたら褒めてあげる。 -
Posted by ブクログ
やはり出てきたな、扁桃体!人が生存するための危険アラーム装置。必要な脳の機能が、時として自分を苦しめてしまうということ。
気にしないことも忘れることもできないので、消す心がけをするとよい。
テクニックとして7つ紹介
映画化…第三者目線
書き出し…外在化
リフレーミング…別の視点からの見直し
タイムリミット…時間を決めて切り替え
今ここ…マインドフルネス、今に集中
身体化…体の脱緊張→脳の安心感に
言語化…感情の整理
脳は常に動いてしまうので、書き換えが必要。
最終的に目指すのは良好な人間関係、それが幸福感につながる。
自分がこれまで読んできた本に書かれていた内容でした。読みやすさは◎です。 -
Posted by ブクログ
何でも期限ギリギリにやるのが嫌いで、さっさと終わらせることができるのは、その人の性格や能力によるものだと思っていましたが、脳の性質が、そもそも怠惰で誘惑に弱いということで、すぐ取りかかれないというのは、問題というわけではないということが分かりました。
すぐやるための対処法(とにかく着手する、することを小分けにするなど)は、他の本で知って、日々、実践しようと心がけていることだったので、特に目新しい点はありませんでした。
個人的に、「私は毎日あらゆる面でますますよくなっている」というエミール・クーエの名言を思い出させてくれたのは収穫でした。