北川恵海のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
先に読んだ続編。
今回は「夢」がテーマだとか⁈
なるほどなぁ。私的には時間と親子愛が強く残った。親の無償の愛、しかしネグレクトで施設で育つ子供も多くいるが、たとえ実の親子でなくても愛情を惜しみなく与えてくれる人もいる。そして子供は子供なりに親の心情を繊細に読みとっている。
色々な本で描かれるこの様な心理はどれも切なく、しかし温かい。
そして時間!
『お金は大事にするくせに時間は大切にしない。時間は正確なくせに自分の時間は大事にしない。プライベートな時間は人生そのものなのに…』
『わたしたちは時間から逃れられない。常に時間と戦っている。けれど、わたしたち人間はきっと、時間を支配できる。』
st -
Posted by ブクログ
ヒーローズ株式会社最終巻。
続々を読んだ時に感じた修司の変化。
ああ、やはりなー。と思いながらも、残念ではなく、暖かく「いってらっしゃい」と言いたい気分。
千紘の今後も楽しみだなー。。
野宮親子、素敵だな。
今後のヒーローズ株式会社、楽しみですし、もし、実在するならば、自分も依頼をしてみたい(笑)
『「ただ幸せに生きたいって、そう願うことは、立派な夢じゃないんスか?」』(183頁)
『「〜。何もかも満たされた。そう思ったらそこで人間の成長は止まってしまいます。足りないと思うから追い求め、先へ進むのですよ」』 (186頁)
『本物の友人とは。本物の関係とは。本物だけを手にしていたい。そ -
Posted by ブクログ
ヒーローズ株式会社 第3弾。
相変わらず一気読み。
2冊目より3冊目の方が好きかな。
それは、多分、「夢」を自分が今、持っていないからなのかもしれない。
2冊目は、「夢」だったからね。
今回の修司は、最後の方で「立ち止まる」ことをし始めている。
実際に立ち止まったわけではないが、そのままの生活をするのではなく、未来に進むために立ち止まって考え出したなと。
『「人が羨ましく見えるって、結局自分の現状に満足してないってことなのよね。〜」』(240頁)
今の自分も、そんな感じかもな。。
そう、わかってはいるのだけど、一歩踏み出す勇気がないってこと。。
-
Posted by ブクログ
ヒーローズ(株)は続々を飛ばして、いきなり完を読んでしまったようですが、読んでいるうちに登場人物たちの構図を思い出してきました。
ブラック企業から、ヒーローズ(株)に入社した修司。元カリスマ美容師のみやび、紳士として、教養あふれる道野辺さん。
今回は完結と言うことで、修司が本当にやりたいことに向って自分探しの世界に飛び込む。
本当にやりたいことを見つけると言うのは、恵まれた環境にあるからこそ考えられることなのではと思います。確か、前職を逃げるように辞めた修司でしたが、尊敬する信頼できる仲間に出会えたからこそ、思い切った決断ができたのだと思います。
やっと完結、もう完結と思いはありますが、大円団 -
Posted by ブクログ
【ちょっと今から仕事やめてくる】の北川恵海さんの作品
このヒーローズ㈱もシリーズ化してるようで、次の作品も積読してます
北川さんの作品は疲れてる現代人の背中を押してくれる作品が多くて良いですね( ´,_ゝ`)
非常に読みやすい
仕事を辞め コンビニで働く田中修司がバイト仲間に紹介された「ヒーローを作る仕事」
この仕事と出会い 人生が変わる、人生を見つめ治す
ヒーローズ㈱の先輩の道野辺さん、ミヤビ君も自分に十字架を背負って生き、主人公の修司も自分のトラウマを、ヒーローズの仕事をこなしながら乗り越えていく!
自分達が思ってる以上に世の中はヒーローで溢れている!!
コロナ疲れしてる 今にピッ